北海道:百人浜オートキャンプ場

KAZU@

2012年04月30日 10:10

百人浜オートキャンプ場

宿泊日:2012年4月29~30日

HP:百人浜オートキャンプ場

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平取を後に、336号線を襟裳に向かう。

途中、温泉に立ち寄る。

新冠温泉 レ・コードの湯



小高い丘の上の温泉。



肌がツルツルになり、かなり温質が良い。

キャンプ場出立が遅かったので、温泉から出ると既に昼過ぎ。

静内のイオンで食材購入。

ここの水産物コーナーは品揃えが豊富。

マスの半身(チャンチャン焼き用)とカジカのブツ切りを購入。

さて、今夜の宿泊地だが、最初に予定していたのはアポイ山麓ファミリーパークキャンプ場

隣接する温泉があり、10数年前に訪れた事のあるキャンプ場だ。

既に5組程キャンパーが居て、良さそうな所は塞がっている。

場内に大量の鹿の糞が落ちているのと、何よりバンガローがサイトを取り囲む様に建っているのが落ち着かない・・・以前来た時にバンガローはあったかなぁ?

キャンプ場の脇を流れる小川はコンクリートの人口河原となっていて、特にロケーションが良い訳でも無い。

天候が安定している様なので、襟裳に直行するか?

夕刻、百人浜オートキャンプ場に到着。

ここに最期に来たのはXL600Rに乗っていた時なのでかれこれ20年以上も昔。

フリーサイトの料金が大人300円と言うのは、当時と変わっていないのではないか?

荷物搬入時は車の進入可。



サイトの地面は芝生と綺麗な緑色の苔。



テントを張るのが勿体無くなるような素晴らしいサイトだ。



ガラガラのフリーサイト、一番海岸側の雑木林寄りにテントを設営。



テントを張っている最中も、周囲を引っ切り無しに小鳥が飛び回っている・・・自然が濃い。



流し場も清潔、生ゴミ用のバケツが常設。



流しの中に三角コーナーが置いてあるのも有りがたい。



トイレは管理棟の中に有り、寒冷期の夜間でも寒く無い。



これで洋式だったら言う事が無いのだが・・・



テントを設営後、近くの入浴施設に向かう。



隣接の高齢者センター、料金は300円。

中に入ると地元の方が数名入浴中。

『地元じゃないよね?何処から来たの?』見ず知らずの私に気楽に話し掛けてくる、実にアットホームな雰囲気。

温泉では無いが、気分の良いお風呂である。

もっとも入り口の休憩所に大きな灰皿が設置してあり、相当ニコチン臭い。

私の地元では公共施設は分煙が当たり前。

この御時世、せっかく体を洗ったのに湯上がりにタバコの煙を浴びるのは嫌と言う人も多いと思うので是非分煙にして頂きたいと思うのだが。

この夜、フリーサイトは他のキャンパーが個別に3人。

いずれも旅慣れた方々らしく、適度に分散して設営、静かな夜を楽しめました。

林の奥から、時折フクロウと思われる鳴き声。

海岸からは小さく波の音が聞こえるが、サイトは風が遮断されている。

明朝4時、賑やかな鳥たちのさえずりで爽やかな目覚め。

姿は見えないがアカゲラと思われるドラミングも聞こえる。

夜中によっぱらいの高笑いで眠りを妨げられると殺意が湧きますが、こんなに清々しい朝は久し振りです。

文句無く、今回No,1キャンプ場。



もっとも、同宿者に恵まれたと言う点も大きいと思いますが。

昨夜残った御飯に、温め直したカジカ汁を掛けたオジヤ風の朝食を取ってから、名残惜しいがテントを撤収。

襟裳岬にゼニガタアザラシを見に行きます。




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