北海道:達古武オートキャンプ場

KAZU@

2015年10月03日 10:10

達古武オートキャンプ場

住所:〒088-2141 北海道釧路郡釧路町字達古武65−2

電話番号:0154-40-4448

利用日:2015年9月19~21日

参考リンク:達古武オートキャンプ場

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9月18日(金)AM3:00自宅発、AM7:00に新潟のフェリー乗り場着。



定刻にフェリーは出航。

翌20日(土)AM5:30、小樽着。

早朝からオープンしている鱗友朝市へ向かい、海鮮丼でも食べようかと思ったのだが食堂は満席。



朝食を諦め、一気に釧路方面に向かう事にして小樽ICより高速に乗る。

日高の手前辺りから雨が降り出し、白糠ICを下りる頃には土砂降り。

有名な茶路川で雨鱒でも釣ろうかと考えていたのだが、泥濁り・・・海岸に出たら大波。

太平洋沖を台風20号が通過中で大荒れだった。

これでは釣りは無理。

旅行前半は観光に徹する事にして、釧路湿原野生生物保護センターに向かう。

参考リンク:釧路湿原野生生物保護センター



傷ついた野生動物を保護、自然に返す為の施設だが一般の見学も可能。

ケージの中に保護されたオジロワシが数頭見えた。



その後、事前に予約しておいたノロッコ号のチケットを受け取る為にJR釧路駅へ。

首尾良くチケットを入手し、釧路市内の回転すしで昼食。

腹が膨れたところで、釧路市内の大型スーパーで買い出しを済ませ、珍しく事前予約しておいた達古武オートキャンプ場へ向かう。

何しろ今年のシルバーウィークは5連休、観光シーズンに市街地近くのキャンプ場を利用するので予約が必要だろうと思ったのだが、台風の影響で大雨。

結構キャンセルもあったようで比較的空いていた。



雨具を着込んでテント設営。

フリーサイトもあるが、今回はオートサイトを利用。



関連記事リンク
2012/05/12


テント設営後、一番近い温泉という事でシラルトロ湖畔の茅沼温泉へ。

参考リンク:憩の家 かや沼温泉



何度か隣接するシラルトロ湖のキャンプ場を利用した事があるのだが、以前は湖畔まで車やバイクで乗り入れられたが現在は乗り入れできなくなっているようだ。

サイトに戻って旬の鮭のちゃんちゃん焼を食べる。

夜半に雨は上がった。

翌朝、釧路湿原のコッタロ展望台へ。

急な階段をハアハア言いながら登るが、素晴らしい眺望だった。



雨は上がったが釧路川は増水して茶色に濁っている。

濁った流れを何槽もカヌーが下って行く。



一旦釧路市街に出て買い出し、昼近くに塘路駅へ。



ノロッコ1号 塘路発12:16 釧路着13:03に乗車。



連休と言う事でかなり混み合っていたが予約していた席は首尾良く進行方向右側。

ノロッコ号の見所は基本的に釧路発だと進行方向左側、塘路発だと進行方向右側で、座席番号AやBが好ポジションとなる。



期待していた丹頂鶴などの動物は見られなかったが、秋晴れの好天、久々に乗った列車は楽しかった。



釧路駅で折り返し、通常列車で塘路に戻る。

ノロッコ1号の釧路着が13:03、折り返しの普通列車の釧路発は13:28分網走行きになります。



塘路駅まで戻ってから再び車で釧路市街へ行き買い出し、市内の温泉へ。

参考リンク:大喜湯昭和店

夕食は活きタラバと旬の秋刀魚の炭火焼。





ノロッコ号乗車に案外時間が掛かってキャンプサイトではゆっくりできなかったが達古武オートキャンプ場の紹介。

サイトはフリーサイトが湖に面している。



カヌーの設備が充実していて、サイトの一角が発着場。



地面は基本的に芝生だが、今回のサイトはかなり荒れていて土が露出、雨でぬかるんでいた。



水場は三角屋根でお洒落なデザイン、景観にはマッチしている。



しかし屋根の面積は少なく、初日は土砂降りの雨が流しまで吹き込んでいた。



流しの清掃は行き届いている。



トイレのドアは網戸になっていて、虫の進入を防止。



トイレは水洗。



大が和式だけなのは残念。



もっとも隣に誰でも使用できるバリアフリーの多目的トイレが有り、そちらは洋式になっている。



設備やロケーションは中々良いキャンプ場ですが、幾つか問題もあります。

朝は不気味な羽音と皺枯れた鳴き声で目覚める。

近所の林がカラスのねぐらになっているようで、水場の三角屋根やフリーサイトに数十羽が飛来・・・ヒッチコックか!



更に子キツネが出没していて、スクリーンタープの中にまで潜り込んで来るとか・・・初日深夜と二日目の日暮れ直後に姿を見たが、人は勿論、犬にも怯まないので厄介だ。

多分、誰かが与えた餌に味をしめてテントを荒らすようになったのだろうが、冬になってキャンパーが姿を消したら自分で餌を獲れずに死んでしまうだろう・・・

最も、一番厄介な『動物』は人間なんですけどね。

台風にも関わらず数組のキャンパーがいたが、一組のグループだけが他のテントが寝静まっているにも関わらず、何時までもお喋り・・・

翌日の夜は趣味の悪い音楽を何時までも掛けていたが、どれだけ他人が迷惑しているか全く気にも留めていない。

このキャンプ場に限らないけれど、管理人さんが消灯時間になったらサイトを見回って、まだ騒いでいるグループがいたら注意を促すだけでも非常識キャンパーは激減すると思うのだが。

又、数年前からキャンプ場でテントを張らずに車中泊って人が増えましたが、これはサイトを分けて欲しい。

車中泊している人は大抵ワンボックスに乗っている訳ですが、夜中にトイレに行くのかスライドドアを何度もドカンッ!ドカンッ!!と人の枕元でやられては安眠できません。

こっちはファスナーの開閉音にも気を使っているんですがねぇ・・・

キャンプ場の管理人さんは、せめて月に1回でもキャンプサイトで実際にキャンプしてみたらどうかなぁ?

そうすれば色々と問題点が実感として判ると思うのだが。

いくら素晴らしいロケーションや清潔な設備があったとしても、適切に管理されていないキャンプ場では又来てみたいとは思えなくなる訳ですよ。



釧路を離れ、厚岸に向かいます。




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