昨年秋の北海道キャンプで、コールマンのラウンドスクリーンのポールに亀裂が発生、処分しました。
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さて、次のテントはどうしようか?
ラウンドスクリーンは居住性が良かったが、設営撤収には時間が掛かり重量があって嵩張るのが弱点だった。
個人的にキャンプは旅の手段で、予約をしないで何時でも何処でも泊まれるというのが最大の魅力。
居住性を多少落としても設営撤収が短時間で出来る事、軽量コンパクトな事を考えてテントを物色。
ちなみにラウンドスクリーンはメーカー推奨定員4~5人用。
2名で使用する事を考慮して、サイズ的には定員3~4人用から選定。
最初に気になったのはモンベルのアストロドーム。
amazon
mont-bell(モンベル) アストロドーム S/IV 1122516
長年愛用しているモンベルのムーンライト5と組み合わせられる自立式タープ。
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モンベルのテントは設営撤収時間が短く、張綱が少ないが風にも強い。
但し、レビューによればテントとドーム部の接続がイマイチのようで、雨漏りする事があるようだ。
個人的には雨のキャンプが多いので、テントの形式としては就寝部+リビング的前室があるツールームテントが良いだろう。
ところがツールームで3~4名用というのは案外種類が少ない。
ハイランダーのエアートンネル MIINY(ミーニィ)
テントファクトリーのAIR CABIN 4(エアキャビン)
等、最近流行りのエア注入型テントは設営撤収は楽なイメージはあるが、耐久性には疑問が残る。
修復不能なエア漏れが多発して直ぐに使えなくならないだろうか?
オーソドックスなツールームで定員3~4人用というと、選択肢は殆ど無い。
唯一ジャストサイズと考えられる、Ogawa(小川キャンパル)のポルヴェーラ34を検討。
一番良いのは現物を展示してあるショップに行く事だが、マイナーなテントなのでネット検索しても近所に展示してあるショップは無い。
ラウンドスクリーン購入の時に検討したように、3Dモデルを作成して検証するか。
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昔と違ってフリーの3Dソフトは沢山あって、例えば最近バージョンUPしたBlenderの2.8等は使えきれない位の高性能ですが、相応のグラフィックボードを搭載したPCで無ければ動きません。
一方、スケッチアップ8は自宅で使用している汎用PCでも問題なく軽く動く。
昔のソフトなのに64ビットのWindows10で普通に使えるのは結構凄い事だと思います。
ネットから3面図を拝借。
「ファイル」「インポート」。
三面図を正面、側面、平面に分割して取り込み。
スケッチアップの面に貼り付けます。
三面に張り付けるとこんな感じ。
画像データーを実寸法に修正します。
底面を実寸法で「長方形」で作成。
画像データーを「尺度」で変更。
三面図の側面と平面の寸法に矛盾がありますが、細かな所は気にせず作業を進めます。
下絵の完成。
下絵をベースに立体形状を作成、ブラグインが無いので三角面張りで作って行きます。
外形はこんな物かな?
出入口を「プッシュ/プル」で押し出し。
「面を交差」で平面を分割して、不要部分は削除。
写真を参考に各部を着色。
こんな色かな。
インナー部分は資料が少ないので推測でモデリングしています。
出入口はメッシュにします。
オプションの専用ルーフフライもモデリング、ミラーコピーで反対側と合体させて完成、ギャラリーに登録。
https://3dwarehouse.sketchup.com/model/100f02f8-7f9e-4810-b8c8-ccd54920bc42/Ogawa-Polvera34-Dome-Tent
今まで使っていたラウンドスクリーンと並べてみます。
三面図ベースでモデリングしていますが、前後長は実寸より長くなっているかも知れません。
ラウンドスクリーンとの大きさの違いはイメージできるかな?
椅子とテーブルを配置。(断面図)
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モデルさんも配置。
一番気になるリビング部分、多少手狭にはなりますが、大人2名使用なら必要充分だろう。
購入。
最近は耐寒キャンプに行く事は無いので、とりあえず近所の河原で試し張りしてみます。
と、言う訳で次回に続きます。