1990年アメリカ映画、ダイ・ハード2の一コマ。
参考リンク:
Wikipediaダイ・ハード2
ワシントン・ダレス空港でテロリストと派手に撃ち合ったマクレーン警部補(ブルース・ウィリス)が空港関係者に喰ってかかるシーンで、『グロック拳銃は空港のX線検査に映らない』といった台詞が出て来ます。
映画ではドイツ製と言っていたと思いますが、これはマクレーンの勘違いでグロック社はオーストリアのメーカー。
特殊樹脂製のフレームやマガジンを使用していたので、当時は銃器大国アメリカでもそんな風説が流れていたらしい。
バレルやスライドは金属製なので、当然X線で見える訳ですが・・・
今回御紹介するのはグロック社製拳銃の中でも更にユニークなGLOCK(グロック)26です。
参考リンク:
グロック社HP
参考リンク:
グロック17 Wikipedea
やはり最大の特徴はフレームやマガジンが特殊樹脂製である事。
又、トリガー(引き金)先端にセフティー(安全装置)を組み込むなど、従来の自動拳銃の概念からかけ離れた独創的な設計がされています。
モデル26は、通称ベイビーグロックと呼ばれる一連のシリーズの一つ。
基本モデルのグロック17を小型化したグロック19を更にコンパクトにしたタイプです。
手の平に収まる小型サイズながら、軍用拳銃としては世界的なスタンダードである9mmパラベラム弾を弾倉に10発、チャンバーに+1発装弾可能。
おもちゃの様な外観に似合わず、戦闘能力の高い武器です。
警官のバックアップ用火器として使われる例が多いようですな。
このように、銃身と握りの部分を切り詰めてコンパクト化したハンドガンは昔からありました。
有名な処ではデトニクス・コンバットマスターとかがありましたな。
参照リンク:
M1911 Wikipedia
ちなみにグロック社にもデトニクス同様、45口径(45ACP)のモデル30がありますが装弾数が9+1発で、フルサイズの1911(7+1発)より装弾数が多い・・・グロック、恐るべし。
さて、それでは実際に撃ってみますか。
まずはマガジンを抜いた状態でスライドを引いて、薬室を空にします。
マガジンを装てん。
スライド・リリース・レバーを親指で押し下げて、弾丸を薬室に送ります。(トリガーに指が掛らないように注意)
ショートグリップですが、マガジンにワルサーPPKのようなフィンガーチャンネルが付いているので握り易い。
サイトはシンプルで狙いの付け易い物。
トリガー(引き金)は引くのでは無く、絞るように・・・
ファイヤー!
樹脂製フレームな上にショートバレルで軽量、更に軍用のフルロードのフルメタルジャケット弾を連射しても、驚く程反動が少ない。
連射!
日中だとマズルフラッシュが良く見えませんねぇ・・・
まあ、ライターなんですけどね。
拳銃型ライターだと、以前にコルト25オートマチックピストルを御紹介しましたが、25オートは銃口からでは無く、エジェクトポートから火が上に出ます。
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コルト25オートマチックピストル
オイルライターでも同じですが、炎が上に上がるライターだとコールマンのストーブ等に点火する場合は大丈夫なのですが、最近主力で使っているオプティマスのハイカー88やMSRなどのストーブの下部にプレヒート用ウイックが付いているストーブの点火には不向き。
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オプティマス NO.88ハイカー プラス
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MSR XGK Ⅱストーブ
チャッカマンを使うのがベストですが・・・何だか面白くありませんな。
偶々ネットで発見!ターボライターで銃口から発火、しかもリアルなグロック26を衝動買いしてしまいました。
タバコを吸わないのに、ライターばっかり幾つ買うんだって話もありますが・・・
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コルト25オートはトリガーを引くとスライドが後退してから火が出ますが、グロックはスライドは手で引く事は出来ますがトリガーとは連動しません。
その代わり、スライドが前進していても後退していても着火可能です。
ターボライターなので銃口から5cm程、勢い良く火柱が噴き出します。
バレルが金属製なので熱にも強い・・・コルト25オートの方は殆どプラスチックで出来ているので、着火口周辺が少々焦げています。
マガジンは内部が空洞で灰皿として使えます。
取敢えずガソリンストーブのスペアパーツでも入れておくか。
専用スタンドが付いているのでPCの横に置いて、暇があるとカチャカチャ弄っています・・・
私が購入したのはガンブルー。
実物はテカリが強く、少々安っぽい・・・ブラックかカーキの方が良かったかも知れないが、こんな物を現物確認出来るショップは無いんで仕方が無い。
取敢えずビアンキのヒップホルスターが欲しい。
YouTube:
小型オートマチック拳銃の傑作グロック26を10年使ったレビュー&使い方