日本の川を旅する カヌー単独行 野田 知佑 著:断捨離

KAZU@

2018年04月26日 19:01

今回御紹介する昔の書籍。

日本の川を旅する カヌー単独行 野田 知佑 著。



参考リンク:野田知佑 - Wikipedia

野田氏はカヌーを旅の道具とした先駆者。

今でもカヌーイストと言う言葉が一番馴染む人だと思います。

ユーコン川など海外の大河をソロツーリングした野田氏には、日本国内の河川はこんな風に見えるのか・・・

先日書店でビーパルを見たら、未だに「のんびり行こうぜ」の連載が続いていましたが、1938年生まれと言う事は今年で80歳!

未だに現役カヌーイストと言うのは素晴らしい。

個人的には若い内にやっておけば良かったと心残りな事が2つあって、ひとつは銃砲免許を取得しての狩猟、もう一つはカヌーでのロングツーリングでした。

広大なアラスカの大地を数か月掛けてカヌーで旅をする為には食料は自給自足が原則。

釣は勿論、銃の取り扱いや獲物の解体が出来なければ命に係わる。

天候を読んだり、何かアクシデントが起きた時の判断など、高度なサバイバルスキルが必要です。

昔購入したシーカヤックの入門書。



ジョン・ダウド著 シーカヤッキング 海へ出掛ける為のマニュアル。



当時、2000円もした本格的なカヌーでの海を渡ってロングツーリングする為の手引書。



訳 堀田 貴之、ローリー・イネステイラー。



ローリー・イネステイラー氏は野田氏と共に椎名氏率いる「いやはや隊」のメンバーでした。

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2018/04/22


父親が有名な探検家、トレードマークのアイパッチはバイク事故での後遺症でしたか。

今では考えられないが、「椎名誠と怪しい探検隊(1988年 - 1989年、日本テレビ)」と言うTV番組が放送されていました。

内容は、例えば無人島にカヌーを持ち込んでキャンプしたり、川を堰き止めて魚を捕るカイボリなど、いい年をしたオッサンたちが童心に帰って自然の中で遊ぶという緩い番組で、個人的には放映を楽しみにしていました。

某動画サイトで久々に見直したが、今見ても充分に面白い。

ところが、ある時事件が・・・

番組収録中にカヌーで海に出た隊員数名が「行方不明」に。

この一件が元でTV番組は打ち切りになり、野田氏とローリー氏が不仲になったように記憶しています。

ローリー氏は2008年に亡くなられたようです。

当時のカヌーの入門書も残っていた。



昭和63年(1988年)8月発刊のカヌーハンドブック。



基本的なカヌーの操縦方法や当時購入可能だった船体や道具のカタログなど。

野田氏の愛艇だったフェザークラフトも載っていますが、流石に30年前の書籍なので参考にはなりません・・・

結局私は以前御紹介したアリーを購入したのですが、カヌーツーリングは一度も行きませんでした。

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2008/10/04


他の野田氏の書籍。

魚眼漫遊大雑記1985年



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魚眼漫遊大雑記 (新潮文庫)

北極海へ KAYAK SOLO TO THE ARCTIC あめんぼ号マッケンジーを下る1987年(写真は1995年、文春文庫)



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北極海へ (文春文庫)

ゆらゆらとユーコン1989年



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ゆらゆらとユーコン (新潮文庫)

小ブネ漕ぎしこの川1992年



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小ブネ漕ぎしこの川―こぎおろしエッセイ (ビーパル・ブックス)

キャンプサイトでゆっくり読み返すには良い本ですが、まとめて処分するか。

参考リンク:野田知佑 「日本の川を旅する カヌー単独行」+「魚眼漫遊大雑記」+「北極海へ」+「ゆらゆらとユーコン」+「小ブネ漕ぎしこの川」

     シーカヤッキング  ジョンダウド 堀田貴之 ローリーイネステイラー訳+カヌーHANDBOOK 素晴らしきカヌーイングの世界 石井 弘

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日本の川を旅する (mont‐bell BOOKS)




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