グーグルアースでキャンプ場のシミュレーション2

KAZU@

2017年05月03日 10:10

前回に引き続き、スケッチアップを使ってキャンプ場のシミュレーションをやってみます。



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まず、前回はジオロケーションのエラー対策でスクリプトを書き換えましたが、スケッチアップのヘルプセンターに修正済みのファイルがありました。

参考リンク:SketchUp Help Center(英文)

SketchUp Pro8の手順(画像は日本語変換してあります)に従って作業します。



SketchUp.dat.zipをダウンロード。



解凍するとSketchUp.datがあります。



こいつをコピーしてC:\Program Files (x86)\Google\Google SketchUp 8\SupportのSketchUp.datに上書きします。



ファイルを置き換えるを選択。



続行を選択。



前回の手法より、こっちの方が簡単です。

高度データーが読み込めないのでユーザーアカウントを追加、半角英字で作成します。



スケッチアップを開き、ファイルのジオロケーションから場所を追加。



高低差が判り易いように、昨年訪れた山の中の酢ヶ湯キャンプ場周辺を開いてみます。

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地域を選択で画像を読み込む。



ウインドゥのレイヤを開く。



チェックボックスが表示されます。



真ん中のGoogle Earth Terrainにチェック。



3D地形が表示される。



一番下のGoogle Earth Snapshotのチェックを外す。



2D画像が消えて3D地形だけが表示される。



周囲の地形、高低差の確認が可能になります。



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但し、高低差は大雑把な物なので、例えば人工的な階段状の段差などは再現されません。

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実際の写真。



もっと正確な地形情報を入力するには国土地理院の基盤地図情報からデーターを取り込んで加工する方法もあるみたいですが、キャンプ場の雰囲気を掴むにはこの程度で充分かと。

参考リンク:基盤地図情報サイト

ちなみにこの記事のトップのイラストで使用した場所は何処だか判りますか?



オーストラリアのエアーズロック周辺。



現実には国立公園なのでキャンプ不可ですが、何時か行ってみたい場所の一つです。

ついでに太陽光線のシミュレーション方法を紹介しておきます。

ウィンドウで影を選択。



影の設定が出来ます。



UTCと言うのは世界時間の事で、UTC+09:00と言うのは日本の標準時です。

参考リンク:日本標準時(Wiki)

日付の一番右側、下向き▼を左クリックするとカレンダー表示になります。



日付を変更。



時刻を合わせる。



時刻の上のキューブ状のイラストを左クリックすると影を表示したり隠したりできます。



影無し。

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影有り。



時間を変えると影も移動します。



日の出や日没の確認も可能です。




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