グーグルアースでキャンプ場のシミュレーション3

KAZU@

2017年05月07日 10:13

先日、グーグルアースの地形データーを読み込んでのキャンプ場のシミュレーションを御紹介しました。

関連記事リンク
2017/04/30

2017/05/03


写実的な表示が出来るのが利点ですが、画素の関係で正確な区分けの判定が出来ないとか、木の陰の部分は表示出来ない等の不具合もあります。

今回はキャンプ場の公式HPで公開されているマップを読み込んでキャンプ場のシミュレーションをやってみます。

YouTube:SketchUP camp site simulation


参考として青森県のモヤヒルズオートキャンプ場でテスト。

関連記事リンク
2016/10/08


先ずは公式HPのマップが掲載されているページをオープン。

参考リンク:モヤヒルズキャンプサイトマップ



マップ画像の上で右クリックし、名前を付けて画像を保存を左クリック。



スケッチアップを開く。



ファイルのインポートを選択。



キャンプ場のマップを選択。



取り込み。



マップに距離のスケールが入っていればマップの画像の縮尺を変えれば現尺になるのですが・・・比較対象としてグーグルアースのデーターを読み込んでみます。



マップの画像を透過させないとマッチングが困難・・・JPGデーターだと加工できないのでPNGデーターでマップを読み取り直します。

キャンプ場の公式HPのマップ画面をスクリーンキャプチャーしてペイントで切り取り、PNGデーターで保存。

画像の加工はフリーソフトのGIMPを使用。



GIMPを開いたらファイルの開く/インポートを選択。



マップのPNGデーターをインポート。



色を透明度にを選択。



白い部分を選択してOK。



透過データーになります。



ファイルの名前を付けてエクスポートを選択。



適当な名前を付けて、PNGデーターでエクスポートします。



スケッチアップにインポート。



移動、回転、尺度変更を使ってグーグルアースの画像とマップのPNGデーターを合わせます。



グーグルアースの画像は衛星写真なので必ずしも地表に対して垂直に撮影されていません。

公式HPの画像も正確な地図では無い可能性もあるので100%合わせるのは無理。

特にモヤヒルズの様に細長い敷地だと誤差が大きい・・・

ちなみにモヤヒルズは背後がスキー場、場内も高低差が大きいので3D表示にするとPNGデーターと乖離してしまいます。



標高差が少なく、敷地が正方形に近いルピックだと比較的整合性が高いかな。



関連記事リンク
2013/05/04


ルピックのように場内に植栽が多く、上空からだと木の陰に隠れてしまうようなキャンプ場ではPNGデーターの方が正確度が高くなると思われます。



グーグルアースの画像を非表示にすると区画がはっきりします。



テントや車を配置後、イメージを確認。



もう少しグーグルアースの解像度が上がらないかなぁ?

取り敢えずスケッチアップのギャラリーに登録。

参考リンク:3D Warehouse ギャラリー

ギャラリー上ではファイルやソフトのダウンロード無しで3Dビューワーでデーターを見れます。

Downloadの左下の山のイラストを左クリック。



3D Modelの表示を左クリック。


マウスで拡大、縮小、回転ができるようになります。






あなたにおススメの記事
関連記事