マクラーレン ガダバウトチェアを作る:SketchUp

KAZU@

2012年03月06日 10:10

関連記事:Google SketchUpを始めてみた(過去記事リンク)

スケッチアップ(以下SU)を使っての3Dモデリング、テントを作っただけだと使い勝手が判り難い。

スクリーンタープ内にテーブルとイスを配置、人も座らせてみたいですな。

スケッチアップのギャラリーにはディレクターズチェアは結構UPされているんですが、キャンプ用で探すとイマイチしっくり来る物が無い。

そんな訳で今回はキャンプ用の椅子を作ってみます。

手持ちのマクラーレンのガタバウトチェアをモデリング。




マクラーレン ガダバウトチェアー




ガタバウトチェアの詳細については当ブログの過去記事を参照願います。

マクラーレンは普通のディレクターチェアよりフレームワークが複雑・・・例によってトライアンドエラーでモデリングを進めます。

まずは微妙にS字に曲がっている前方のパイプから作成開始。

青赤面にパイプの形状を『線』でスケッチ。



『寸法』を入れて『移動』で形状を整えます。

緑赤面にパイプの直径φ19mmの『円』をスケッチして『フォローミー』でパイプにします。



地面に接するゴム足を作ります。
私の所有している旧モデルは丸みを帯びたキャップですが、新型は砂に潜りこみ難い様に平らになっている模様。



円柱にテーパーを付ける時には『選択』で円を選んで右クリック、『エンティティー情報』で数値を変更できます。



テーパーを何段階かに分けるとより写実的になりますが、この辺はアップで見る事はあまり無いので簡略化します。



『ペイント』のマテリアルで着色。



ゴムは黒、パイプ部分はアルミを選択。
ちなみに旧型はパイプはアルミの地色、新型はグレーに着色されています。

パイプ全体を選択して『コンポートネント』にしておきます。



続いて後方の長いパイプを同様に作成して『コンポーネント』を作成、こちらのパイプは左右で上部の形状が違うので上部は切りっ放しにしています。



前後の接続パイプを同様に作成、これは4本同じ物を使用します。

フレームの立体的な配置をスケッチしてゆきます。



取敢えずこんな感じかな?



パイプを配置してゆきます。



『移動』や『回転』を使って微調整・・・結構時間が掛りました。

続いて座面の作成。
緑赤面にシート形状をスケッチし、『プッシュ/プル』で立ち上げます。



『プッシュ/プル』を使い、Rでザグリを入れて『面を交差』。



余分な部分を削除。



ストライプ部分を分割します。



グリーンとホワイトのツートンカラーに着色。



こんな感じかな?



背もたれを作成。



面を交差させて



ストライプを作成。



ポール部分はコンポーネントを分解してペイントしてゆきます。



それらしくグリップを作成。



肘掛のテープを付けて、全体のバランスを再調整して完成。



ギャラリーに登録しました。

参考リンク:MACLAREN GADABOUT CHAIR



赤/白ツートンカラーも作成してみました。



こちらもギャラリーに登録済み。

参考リンク:MACLAREN GADABOUT CHAIR RED

座り心地を確認する為に?スケッチアップのギャラリーからモデルさんを召集。

関連記事:キャンプサイトを設営してみる(過去記事リンク)

キャンプ場にはそぐわないピンクのレオタード(スペーススーツって書いてありましたが)・・・決して私の個人的な趣味では無く、ヒラヒラした服を着ているモデルだとイスの作りが良く判らない為です。



それにしてもこのモデルさんのディティールが凄いねぇ。



恐らくプロの方の作品だと思いますが、細かな造形がヤバい位リアル。

欧米女性としては当然のマナーなんでしょうが、体にぴったりフィットした衣装の下には何も付けていない。

仕事場のPCで開いている所を女性社員に見られたらセクハラで訴えられそうなレベルに仕上がっています。

諸藩の事情でこれより上半身はお見せ出来ません・・・







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