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2011年05月21日

フジHD-Mタフガイデート

以前釣り用カメラをUPした時にちょっと話に出した富士の防水カメラが実家の物置から出て来ました。

フジHD-Mタフガイデート

富士のHD-M、通称タフガイデート。

フジHD-Mタフガイデート

デートって言うのは写真に撮影の年月日が写るって事です。

この機能がカメラに盛り込まれたのは何時位だったっけな?

ちなみに念の為に申し述べておきますが、デジカメじゃあないからね。

デジカメだったらプロパティで撮影日時が直ぐに判るけれど、昔はネガを入れる袋に日付けを書いておくか、アルバム(紙の)に写真を貼って注記を書いていた訳ですよ。

驚いたのは10年使っていなかったカメラのデート機能の電池が生きていていて、しかも日付が調整していないのに現在の日付けに合致している事。

フジHD-Mタフガイデート

ちなみにMODEボタンを押すと時間表示になるのですが、こちらは約50分遅れていました・・・

調べてみたら1985年から1988年迄販売されていたようなので、20年以上前のカメラです。

当時の定価は5万円近くしたんじゃなかったかな?

こいつの前は巻き上げが手動でフラッシュが付いていない初代のHD-1を使っていました。

当時は防水カメラと言えばニコノスしかありませんでした。
ダイビングをやる知人がオレンジ色のニコノスを持っていましたが、当時は15万円位したんじゃなかったかな?

ニコノスは物凄く格好良くて、欲しくて欲しくて堪りませんでしたが当時の私には手が出ず。

HDシリーズはフライフィッシングの大家、浜野安宏氏が釣り用カメラとしての企画を富士フィルムに持ち込んで作成されたようです。

HD-1の発売当時、月刊フィッシング誌上で浜野安宏氏が使用レポートをやっていたのが思い出されます。

HD-1は釣りは勿論、スキーやバイクツーリングに大活躍していたのですが、パッキンが劣化して内部に水分が進入、フィルムが固着して巻き上げが出来なくなって廃棄・・・まあ、ボディーを覆っているラバーも劣化してベトベトになっちゃったと言うのもあったので修理は諦めました。

HD-1を気に入っていたので、後継機のHD-Mを購入。

HD-1のラバーが購入後直ぐに劣化したのに比較して、こいつのボディーは20年以上経過していても全く問題無し。

フジHD-Mタフガイデート

REWと言う小さな丸いツマミは撮影途中でフィルムを巻き上げる為の物。

シャッターと巻き上げは電動で、単三乾電池2本で駆動。

本体底部に円形の蓋があり、コインで回して電池を交換する。

フジHD-Mタフガイデート

流石に10年前の電池は液漏れしていたが、カメラ側にダメージは無く、電池交換で普通に作動した。

フジHD-Mタフガイデート

巾14㎝、高さ8㎝。

フジHD-Mタフガイデート

厚みは7cm。

フジHD-Mタフガイデート

多分、現行の一眼デジカメのボディーより大きいだろう。

重量は約500g。
これは現在は勿論、購入当時でもコンパクトカメラとしては相当重い。

もっともシャッターも重目なので、自重が有る事で手振れ防止の効果が有るかも知れない。

フジHD-Mタフガイデート

赤いシャッターの隣のスイッチはシャッターロック。
バッグに入れておいても不用意にシャッターが切れなくなっています。

FUJINON LENS 1:2.8 f=38mm。

フジHD-Mタフガイデート

ちなみにピントはリングで距離を合わせる特殊な物。

フジHD-Mタフガイデート

メートルとフィート表示になっています。

こんなのでちゃんとピントが合うのか?って思う人もいるだろうが、多少のズレではピンボケしないし、私の様な強度の近視にはファインダーで合わせると逆にピンボケになる事もあるので問題無し。

今のデジカメはそもそもピント合わせが自動なのでピンボケって言葉はもう直ぐ死語になってしまうだろうねぇ・・・

浜野氏は釣り用として開発されたようだが、実はマクロ撮影が出来ないので釣り用としては案外使い難いんだよね。
最短撮影距離が表示上では1m、実際にピントが合う最短距離は0.8m位なので、かなりの大型魚じゃあないとカッコ良い写真にならない訳です。

フジHD-Mタフガイデート

まあ、浜野氏の様に巨大なトラウトやサーモン釣りをする人には問題無いのかも知れませんが。

3m迄の水中撮影が可能だったと思いますが、浸水が怖くて水中写真は撮った事はありません。

手袋をしていてもピント合わせやシャッターが押せるので、ツーリングの途中やスキーの最中でも気楽に撮影可能。

HD-1と違ってフラッシュ一体なので使い易い。

フジHD-Mタフガイデート

ボディー上面のFLASHレバーをONに回してしばらく待つ。

フジHD-Mタフガイデート

READYのインジゲーターランプが点灯すればフラッシュ撮影が可能。

フジHD-Mタフガイデート

レンズキャップは細いプラスチックで本体にぶら下がっていたのですが、劣化して切れてしまったので古いフライラインで繋いであります。

フジHD-Mタフガイデート

ボディーの右サイドのツマミを回すとリアカバーが開きます。

フジHD-Mタフガイデート

ISOの調整ツマミ。

フジHD-Mタフガイデート

釣りやキャンプでは薄暗い場所での撮影が多いので、通常はISO400のフィルムを入れていました。

リアカバー側。

フジHD-Mタフガイデート

フィルムが入っているのが見える。

私が最初にキャノンの小型デジカメを購入したのが90年代の終わり頃で、それ以降は出番が無くなり使っていなかったのだが・・・10枚程撮影した状態のフィルムが入っている。

10年前のフィルムでまともに撮れるのか?って不安もありますが、36枚撮りで20枚以上残っているので全部撮影してから現像に出すか・・・それにしても、10年前に何を写したんだろう?

現像はコンビニで頼めるのかなぁ・・・最近はフィルム現像、同時プリントなんてする客は皆無だろうから、幾ら取られるか少々不安である。

取り敢えず、こいつを持って何処かに出掛けるとするか。

フジHD-Mタフガイデート







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この記事へのコメント
ニコノスは舶来品ではないですよ。Nikonが製造していました。
ニコノスIIIまではフランスの設計ですが(カリプソというカメラ)それ以降は純国産です。
Posted by Konica Hexar at 2013年06月28日 02:39
Konica Hexarさん、こんにちは。

念の為調べてみましたが、初代HD-1の発売が1979年、ニコノスIVの発売が1980年という資料がありました。

文中で知人が使っていたのはニコノスⅢでしたが、ニコンで作成していたとは知りませんでした。

コメント、ありがとうございました。
Posted by KAZU@KAZU@ at 2013年06月28日 22:30
昔のカメラで検索していて立ち止まりました。HD-1、アウトドア派で流行りましたね。私は低山歩きと渓流釣り、冬はクロカン等をやっていたので雑誌Outdoorの紹介記事に惹かれて買いました。ところが最初の夏にプラスチック部が溶けてしまい使わなくなったのを思い出しました。その後にRollei35を手に入れてスナップ撮影はもっぱらこれを使いました。今はシンガポールに住んでおり、先日小さなショッピングプラザの中古カメラ屋でRollei35Sに出逢い、またまたこいつを使って南国の景色を撮影しています。
Posted by grappelli at 2017年11月24日 07:42
grappelli さん、こんにちは。

不勉強でRollei35というのは知りませんでしたが、ネット検索してみました。
これは中々そそられますね。

個人的にはカメラや時計は趣味性を求めるとキリが無いので実用品だけ使うと割り切って来たのですが、将来余裕が出来たら完全メカ式のフィルム式カメラで写真撮影を楽しめれば良いかなと思い始めています。

コメントを頂き、有難う御座いました。
Posted by KAZU@KAZU@ at 2017年11月24日 20:47
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