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2010年01月31日

シェイクスピア ラッキードッグ

スイッシャーの続き、今回はシェイクスピアのラッキードッグです。



70年代購入。

ちなみにルアーの前に置いてあるのは当時のピンバッジ。

シェイクスピアのルアーと言えば、他にはスイミングマウスなんかが有名ですな。

当時、フェンウイックやガルシア、ABUのロッドやリールは大変高価で、貧乏人の小倅(私の事)には到底手が出無い高級品だった訳です。
一方国産勢、オリムピックやダイワのルアー、フライ用品と言えば洗練された舶来品と比較するとやぼったく、造りがチープで購買意欲の湧かない物ばかりでした。

そんな時代、シェイクスピア社からは他の輸入釣り具と比較すると安価で、デザインや性能的にも納得行くロッドやリールがリリースされていました。

私もシェイクスピアのグラスのルアーロッドやフライロッド、リールを愛用していましたが、残念ながら現在手元には残っていません。

価格が安かったのはアメリカ以外の各国で生産した物をシェイクスピアブランドで販売していたからのようです。

例えば私が持っていたスピニングリールは日本の大森製作所製でした。

ラッキードッグもボディーの何処にも身元を示す刻印や印刷が無いので、生産国は不明です。



70年代だと殆どのバスプラグが樹脂製になっていたのですが、こいつは木製。

ボディーは扁平で、断面が楕円になっています。



当時は木工用3D旋盤は無かったのではないかと思うので、ボディー成型は手加工で行われていたのでしょうか?

前ペラ。



後ペラ。



ステンレス製のペラは前後で逆回転。

仕上げも丁寧です。

カラーリングはいわゆるレッドヘッドですが、V字に塗り分けられているのが特徴。



サイズが1/2OZ位で少々小さ目なのですが、キャストもし易いしフッキングも良好。

当時のラインナップとしては貴重なプラグでした。

まあ、流石に最近は使っていないねぇ・・・


  


Posted by KAZU@ at 10:10Comments(4)釣:ルアー

2010年01月30日

ギルモア ラージジャンパー

今回取り上げるのはギルモアのラージジャンパーです。



70年代には本物の蛇の皮を張り付けたモデルを販売していたのを覚えている方も多いのではないかと思います。

中でもガラガラ蛇の皮を身に纏い、ボディーの左右にトリプルフックを2個ずつ搭載、テール部分と合わせると合計5個のトリプルフックを装着したド迫力モデルが強烈に記憶に残っています。

迂闊に近付いたら咬み付かれそうな毒々しい雰囲気を備えたルアーは後にも先にもあれだけでしょう。

当時、へドンやアーボガストが1000円少々だった時代に7000円とかした高額ルアーでした。

私は残念ながら毒蛇シリーズは持っていません。

こいつは90年代、海外通販購入のペイント物。

何のヒネリも無い太目の葉巻型ボディー。



細かなキラキラで塗装も厚めになっています。

テールのトリプルフックだけシャンクが長くなっているのはペラとの干渉を避け、回転を良くする為なのでしょうな。



細かなこだわりを感じます。

こちらはフロントのフック。



前ペラ。



後ペラ。



ペラは前後で同じ形状なのですが、ヒネリだけ逆になっています。

何でひっくり返してヒネリも逆にしないのかねぇ?

テールのフックだけシャンクを長くする気遣いが有りながら、ペラは強引に逆ヒネリ・・・何か深い意味があるのだろうか?
組み立て時に間違い易くなるだけだと思うのだが。

こいつは私の手持ちのダブルスイッシャーの中でも最重量級の一つ。

ペラも大型で激しいスプラッシュを起こすので、風があったり波立ったコンディションには持って来い。

ストラクチャーギリギリにブチ込んで・・・ジャバジャバ引っ張るともんどり打ってバスが飛び出します。



イメージ的には重爆撃機ですかねぇ?
個人的にはB29と呼んでいます。

今更ながら、ガラガラ蛇の5フックが欲しいけれど既に絶版のようだ。

ちょっと調べてみたら、最近まで再販されていたみたいだけれど、それでも4000円!

うーん、そんな価格じゃあ買ってもコレクションになっちゃいそうだな・・・

ギルモアも最近は中々入手困難の模様。
無骨な造り、野武士の様な風格で割りとお気に入りなんですが。


  


Posted by KAZU@ at 10:10Comments(2)釣:ルアー

2010年01月24日

コットンコーデル ボウイ ハウディ

スイッシャーの続き、今回のネタはボウイ(ボーイ)ハウディです。



[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

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今はボーイ ハウディと言う呼び名が一般的だと思いますが、昔の雑誌やカタログにはボウイ ハウディと書かれていたと思います。



こいつは90年代の海外通販購入品。

当時は霞ヶ浦に通っていたのですが、前回紹介したデビルズホースとかダイイングフラッターのような細見のダブルスイッシャーで良い思いをしていたので、他にも何か良いのは無いか?って通販カタログを見ていて目に止まったのがこいつ。

関連記事リンク:スミスウィック デビルズホース
関連記事リンク:へドン(HEDDON) ダイイングフラッター

勿論こいつは昔から存在は知っていて、他にコットンコーデルのスイッシャーだとクレイジーシャッドなんかがあったと思うけれど、それまで縁が無くて買った事がありませんでした。

前のペラ



後のペラ



スパイダルコ(ナイフ)のブレードみたいな尖がったデザインになっている。

関連記事リンク:スパイダルコ エンデューラパシフィック 大海人

このような異型デザインペラのダブルスイッシャーだと、前後のヒネリが逆になっている事が多いと思うのだが、こいつは前後同方向。

普通のスイッシャーだとペラの取付はヒートンなのだが、こいつはボディー一体のワイヤーに通してからワイヤー先端をループにしてある。

ヒートン取付だとヒートンのネジ込み具合でペラの回転調整が可能なのだが、こいつは吊るしのまま使うしか無い。

プラドコのホームページでボーイハウディの項目を見てみたら、プロペラの穴が楕円型になっているのはボディーにバイブレーションを与える為、



前後のペラが同一方向なのはボディーが傾く事で弱ったベイトフイッシュを演出・・・って説明されていたけれど、実際の効果は?

普通、スイッシャー類のボディーはボディーの断面が真円、あるいは楕円と言うパターンが多いと思います。
これは昔からあるルアーは、発売当初はボディーの材質が木だった事に関係しているのでしょう。
旋盤を使ってボディーを成型するには、断面が真円で紡錘型のデザインが造り易いからです。

一方、ボウイ ハウディやクレイジーシャッドはボディーデザインが紡錘型では無く、ミノープラグのようなフォルムになっています。

ルアーの歴史に詳しい訳では無いので推測ですが、コーデルは割と最近のメーカーなので、最初から樹脂製ルアーしか造っていないのかな?

樹脂成型前提の背中が盛り上がっているデザインの分、重心が上がってバランスを崩し易くなっているように思えるので、この辺がアクションの時にボディーの傾きに影響しているかも知れません。

ミノーのような平打ち効果は確かに有るのかも知れない。

もっともペラの回転方向が前後同じなのをあえて使っているって言うのは理由を後付けしているとしか思えないけれど。

フックはブロンズのワイドゲイプ・・・って言うか先が微妙に開いているんですが・・・?



マスタッドじゃあ無いよな?
フックとリングのクオリティーは正直イマイチです。

購入後、ちょっと霞で投げては見たのですが、ブルフロッグカラーは失敗だった。



マッディーな水面、朝晩光量の少ない時にプラグが見難い。

この手の細見のプラグは、やはり派手なカラーじゃなければ駄目ですな。

他のプラグと比較して軽量でキャストし難い事や、特に優れた特徴がある訳では無いので、あんまり出番はありません。



手持ちのスリムボディー系ダブルスイッシャーを並べてみると、ボウイハウディーの細さが際立つ。

関連記事リンク:バルサ50 ホッツィー トッツィー(hotsy totsy)



クリアレイクで繊細な釣りには向いているかも?


  


Posted by KAZU@ at 10:10Comments(0)釣:ルアー

2010年01月23日

スミスウィック デビルズホース

スイッシャーの続きで、今回のネタはスミスウィックのデビルズホース(Smithwick Devil's Horse)。



[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

【スミスウィック】 デビルズ ホース / Devil’s Horse
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前にも書いたけれど、アメリカ人は本当に悪魔大好きだよねぇ。

私は良く知らないのですが、こいつも型番でボディー形状違いが色々あるようです。



メーカー自体の歴史はへドンなんかと比較すると浅いようですが、私がバス釣りを始めた頃には既に日本国内でも結構使われていて、度々引き合いに出している『ブラックバス釣りの楽しみ方』にも個別で取り上げられてはいませんが、『スイッシャー・ファミリーのプラグたち』の集合写真で同型のデビルズホースが写っています。

関連記事リンク:ブラックバス釣りの楽しみ方

こいつは90年代にバスプロショップで海外通販した物。

もう一つ持っていたのですが、ラインブレイクでバスに持って行かれてしまったので同じカラーリングの物を購入した2代目になります。

スミスウィックの特徴はやはりこの流し目。



デビルズホースでは水面下のバスを睨みつけるかの様にボディー下部にペイントされています。

ペラは丸型、



前後のヒネリは同方向。



割と回転は軽い方ではないかと思います。

ボディーは比較的軽量なのですが、ペラも小型で空気抵抗が少ないのでキャスティングも容易。

個人的に、スイッシャーは風のある時に使用するパターンが多いのですが、こいつは軽量ボディーで水音も控え目なので無風時でもストラクチャーが分散している浅場で広範囲に探りを入れるパイロットルアーとして多用しています。

ボディーの材質は今でもウッドなのかな?



結構使用頻度が多いのだが、10年以上経過してもペイントの大きな割れや剥離も無い。

フックはイーグルクローの3個付け。



明らかにダイイングフラッターよりはフッキングは上。

関連記事リンク:へドン(HEDDON) ダイイングフラッター

細身のダブルスイッシャー類の中では、個人的にはNo1の評価。

全体的な仕上がりのチープ感や、あくの強いペイントのせいなのか好き嫌いが分かれるプラグとは思いますが、機会があれば一度お試し下さい。


  


Posted by KAZU@ at 10:10Comments(0)釣:ルアー

2010年01月17日

ホッパーストッパー ヘルレイザー

今回のネタは『ブラックバス釣りの楽しみ方』でも紹介されているスイッシャー、ヘルレイザーです。

関連記事リンク:ブラックバス釣りの楽しみ方



前回、ダイイングフラッターの時にも書きましたが、『ブラックバス釣りの楽しみ方』ではハッパーストッパー・ヘルライザーとなっていますがホッパーストッパー・ヘルレイザーと言うのが一般的な呼び方ではないかと思います。

関連記事リンク:へドン(HEDDON) ダイイングフラッター

ちなみにヘルレイザーと言うキーワードで検索するとスプラッター系の映画ばっかりヒットしてルアーの情報はあまり出てこない。

アクション自体はトピードとよく似ている。

関連記事リンク:ヘドン(HEDDON) トピード(TORPEDO)

静止時にはテールを下げているので、ロッドをチョンチョン、時々ジャークと言うお馴染みのパターン。

顎の部分がフラットにカットされていて、『ブラックバス釣りの楽しみ方』でも水面を走るアクションに一役かっているような記述が見られるのだが、正直使って見ても私には良く判らない。



ボディーが扁平で斜めに浮くのでバランスが崩れ易く、アクションさせるとイレギュラーに平打ちするのは利点なのか欠点なのか・・・個人的には釣り師の意思に忠実なトピードが好みである。

フックはイーグルクロー。



サイズは2種類あって、こいつは小さな方、多分3/8OZと言う奴。

ペラは先端が丸いタイプ。



サイズが大きな物(1/2OZ)はペラの先端が鋭角になっていました。

もっとも公称3/8OZのベイビートピードと比較しても少々軽く感じられるのと、ボディーが扁平で空気抵抗を受け易いので5000番クラスのベイトタックルでのキャストは少々苦しい。



シングルスイッシャーだとやはりマグナムトピードの方が使い易いと言う事もあり、殆ど使用した記憶も無し。

比較的シルバーフレークが残っているのはその為です。



ホッパーストッパーブランドはプラドコに吸収されて最近へドンブランドでヘルレイザーが復刻されていたようです。

そんなに人気があったんですかね?

昔はルアーの種類が少なかったので使っている人も多かったと思うのですが、個人的には態々復刻する程の物とも思えないのですが。

例によって、無い物ねだりの過大評価ではないかと思うのですが・・・もし、ヘルレイザー好きの方が御覧になっていたら御免なさい。

もっとも私もこいつで凄く良い思いをしていたら、熱烈復刻歓迎!!!ってな事になっているんでしょうけれど。
実体験に基ずく思い入れって何時までも後を引くからねぇ・・・


  


Posted by KAZU@ at 10:10Comments(2)釣:ルアー

2010年01月16日

へドン(HEDDON) ダイイングフラッター

先日のウーンデッド スプークの続きで、しばらくスイッシャーネタをやりたいと思います。

関連記事リンク:ヘドン(HEDDON) 211 ウーンデッド スプーク

今回はへドンのダイイングフラッター。



度々引き合いに出している『ブラックバス釣りの楽しみ方』では、スイッシャーファミリーとして、以前に紹介済みのフレッドアーボガスト・スパターバグとヘドン・マグナムトピドゥ、後はハッパーストッパー・ヘルライザー、そしてへドン・ダイイングフラッターの4種類が紹介されています。

関連記事リンク:ブラックバス釣りの楽しみ方
関連記事リンク:フレッドアーボガスト スパターバグ
関連記事リンク:ヘドン(HEDDON) トピード(TORPEDO)
関連記事リンク:ホッパーストッパー ヘルレイザー



ちなみにハッパーストッパーと書いたけれどこれは『ブラックバス釣りの楽しみ方』にそう書いてあるので引用しましたが、普通はホッパーストッパーと呼んでいると思います。

以前にも書いたけれど、トピドゥとかジダバグとか、ルアーの名前やメーカー名の呼び方は時代で変わる事もある訳です。

関連記事リンク:ヘドン(HEDDON) トピード(TORPEDO)
関連記事リンク:フレッドアーボガスト ジッターバグ

そう言えばABUのマルチプライヤーリール(死語?)はアンバサダーと言いますが、これは大使と言う意味。

関連記事リンク:ABU アンバサダー5600C

昔聞いた話ですが、都内某所に大使館と言う名前の特殊浴場があったそうな。
当時はトルコ風呂と呼ばれていた奴です。
ところが近くにトルコ共和国の大使館があって、お風呂屋さんだと思って共和国の大使館に予約の電話が引っ切り無しに掛って来て大使館員が激怒!
後の改名の原因になっているとか・・・

え~っと、時代によって名前が変わると言うお話でした。

ちなみに気になって大使館の件をちょっとネット検索してみたら、どうも都市伝説のようです。

今回もルアーの紹介から大幅に話題が外れていますが・・・話をダイイングフラッターに戻します。

葉巻型のスリムなボディーに比較的大き目のペラ。



ヘドンのプラグには表情があって、人格と言うか性格みたいな物を感じられる事があるのですが、こいつを眺めているとムーミンのキャラクター、スニフのイメージがダブります。

とんがった口先やペラの造形が耳を思わせるからでしょうか?

おっちょこちょいのひょうきん者、って感じですかね。

フロントのペラ。



リアのペラ。



こいつもウーンデッド同様にペラのヒネリが前後同じ・・・って言うか前後に同じ物が付いています。



まあ、別に前後で逆回転で無くてもバスが釣れるし、普通に使っている分にはボディーが回転してラインが撚れる事も無いのだが・・・

もしかしたら前後で回転を変える仕様だと、組み立て時に間違い易くて不良品が大量発生するから同じ物を使っているのではないかと思います。

ちなみに他社のアメリカ製ダブルスイッシャーと言えば、スミスウィックのデビルズホースとか、コットンコーデルのボウイ(ボーイ)ハウディ 、ギルモアのジャンパー、サウスベンドのニップアイディディ、シェークスピアのラッキードッグ等があるけれど、スマートなボディーのスミスウイックとコーデルは前後同回転。

関連記事リンク:スミスウィック デビルズホース
関連記事リンク:コットンコーデル ボウイ ハウディ
関連記事リンク:ギルモア ラージジャンパー
関連記事リンク:ルーハージェンセン ニップアイディディ
関連記事リンク:シェイクスピア ラッキードッグ

細いボディーの方が物理的に回転し易いと思うので、前後逆回転にした方が良い気がするのだが。

ボディ後半にフロントフックが寄り気味に付いている。



重心を後ろに振る事で、静止状態でフロントをちょっと斜めに上げる為なのか?

基本的には細見のボディーはフッキングが良いはずだが、フックが小さめなのとボディーが軽量なので激しいアタックだと弾き飛ばされて乗らない事も・・・

クリアボディー内部に筒状に丸めた凹凸付きのホイルを封入。



地味なコーチドッグ柄だが、夕日を浴びてホイルがギラリ!



アクションは、若干ボディーの前を上げて斜めに浮くので、チョンチョン煽ってからのジャークを多用しています。

使用頻度から言えばホッツィーの方が多いんですが、時々無性に使いたくなる、そんなルアーです。

関連記事リンク:バルサ50 ホッツィー トッツィー(hotsy totsy)



それにしても、本場アメリカのバスプロショップスでもダイイングフラッターを取り扱っていないって言うのは寂しいねぇ・・・




  


Posted by KAZU@ at 10:10Comments(2)釣:ルアー

2010年01月10日

ヘドン(HEDDON) 211 ウーンデッド スプーク

ヘドン復刻シリーズ、今回のネタは211 ウーンデッド スプークです。

関連記事リンク:ヘドン(HEDDON) マグナムタイガー
関連記事リンク:ヘドン(HEDDON) 210 サーフェース



210サーフェースと同時購入。

個人的にはウーンデッド スプークって今までに使った事がありませんでした。
私がバス釣りを本格的にやり始めた70年後半にはウーンデッドってあんまり近所で売っていた記憶が無いんですよね。

当時はヘドンのスイッシャーって言ったら、何と言ってもトピードが有名で、へドンのダブルスイッシャーってマイナーな存在だったと思います。

以前紹介した『ブラックバス釣りの楽しみ方』にもウーンデッドの紹介は載っていないので、その当時は国内への供給が少なかったのかも知れません。

関連記事リンク:ブラックバス釣りの楽しみ方

ちなみに『ブラックバス釣りの楽しみ方』には巻末に『ぼくたちの愛用の道具』と言う項があって、著者の好きなプラグが5個列挙されているのだが、山田氏の好きなプラグにウーンデッドが入っている。

則 弘祐氏
・バスオレノ(関連記事リンク:サウスベンド バスオレノ)
・マグナムトピドウ(関連記事リンク:ヘドン(HEDDON) トピード(TORPEDO)
・ザラスプーク(関連記事リンク:へドン(HEDDON)オリジナルザラスプーク
・スパターバグ(関連記事リンク:フレッドアーボガスト スパターバグ
・ザラⅡ

山田 周治氏
・ラッキー13(関連記事リンク:ヘドン(HEDDON) ラッキー13(Lucky13)
・ブラバーマウス
・ウーンデッドスプーク
・ザラⅡ
・バルサ50(オリジナル)(関連記事リンク:バルサ50 オリジナル

普通両者で内容が重複しないようにチョイスする物だと思うけれど、ザラⅡがダブっていて、当時発売されたばかりのザラⅡの人気が伺える内容ですな。

上記のプラグの中では、バスオレノとウーンデッドが入手し難かったような記憶がある。

80年代のウッドクラッシックシリーズ、S.O.S.WOUNDED MINNOWはちょっと興味があったけれど結局購入しなかったので、今回初めてのウーンデッド購入。

ウーンデッドっていうのは弱ったって意味だったかな?
カラーリングが横向きにペイントされているのが特徴。

ホッツィーなんかのペイントはこいつが元ネタだろう。

関連記事リンク:バルサ50 ホッツィー トッツィー(hotsy totsy)

腹側?はのっぺらぼう。



210ボディーの流用と言う事で、S.O.S.は勿論、以前のウーンデッドとは別物と言って良いでしょう。



こいつも近所の河原でナマズのポイント開拓に少々投げて見た位なのであまり使い込んだ訳ではありません。

ダブルのスイッシャーだと、以前に紹介したホッツィートッツィーや、同じへドンのダイイングフラッターのような細見のタイプを愛用しているので、太目のウーンデッドはちょっと新鮮。

関連記事リンク:へドン(HEDDON) ダイイングフラッター

風があってもキャスティングし易いし、ペラの回転音も大きめなので、やはり水面が波立っているような状況で使うのが良いのでしょうな。

眼の近くに謎の凹み。



どうも、210サーフェースの襟巻取付のネジ用下穴のようだ。



211のプリント。



他に、ザラスプークのボディーをダブルスイッシャーにしたウーンデッド ザラスプークと言うルアーがあるが、ペラは同じ物か?

フロント



リア



昔のウーンデッドのペラはもう少し後方へ角度が付いていたような気がするのだが。



ちなみにペラは前後同じ物で、ヒネリも同方向。
これは同じへドンのダイイングフラッターや、他のアメ製ダブルスイッシャーでもヒネリが同方向の物が
結構多い。



ペラの回転が同方向だとボディーが回転してしまいそうだが、こいつはボディーがファットの所為かあまりクルクル回転してライントラブルになる事は少ないようだ。

アクションだけで見れば、改良版とも言えるホッツィーの多彩な動きにとても敵わないと思うのですが、へドン好きには魅かれるデザイン。

クラック柄のカラーリングが良く似合う。


  


Posted by KAZU@ at 10:10Comments(4)釣:ルアー

2010年01月09日

ヘドン(HEDDON) 210 サーフェース

ヘドン復刻シリーズ、今回のネタは210サーフェースです。



正直、以前の様に毎週バス釣りに通っている訳では無いし、今更雑誌の記事に踊らされて流行りの新型ルアーを買うつもりも無いので、バスプラグはこの先購入する事はあるまい・・・と、思っていたのですが、昨年昔のバスプラグを引っ張り出してブログを書いていた時に色々ネットを見ていたら210の復刻版を売っているじゃあないですか。



70年代終盤、新宿の小田急ハルクの中2階(階段の踊り場みたいな売り場)、へドンのプラグが壁一面を埋めていた頃、金属襟巻付きの怪しいプラグが売られていました。



あんまり人気は無かったですね。
青と白のツートンカラーのが何時までも売れ残っていたのを思い出します。

当時は結局購入しなかった訳ですが、個性的な金属襟巻のキラキラに魅せられて購入。



自宅近くの河原に持って行って、ナマズ狙いで少々使ってみたのですが・・・

個人的にはもう少し立った状態で浮いて、ペンシルベイトの様な首振り+スプラッシュと言うイメージだったのですが、私の技量不足もあるのでしょうが中々手強い。

ザラスプークの様に、自由自在に首を振ると言う訳には行きません。

関連記事リンク:へドン(HEDDON)オリジナルザラスプーク

襟巻の水跳ねは大きいが、魚へのアピールと言う点では疑問が残る・・・これならポッパーの方が使い易いのでは?



上向きダブルフックは障害物回避が目的だろうから、ウイードのポケットに投げ込んでピンポイントで動かす事を狙っているのかねぇ?

だったらもう少し小回りの効く性格にした方が良いと思うのだが。



ラインスラッグを多目にするとちょっとはマシかと思うけれど、障害物周りだとライントラブルが多発しないか?

ボディーはザラⅡと同じデザイン。



以前、ウッドクラッシックのバザーを紹介した時に顎の金具のチープさに文句を言ったけれど、こいつの襟巻はお金が掛っている。

関連記事リンク:へドン ウッドクラッシック バサー(BASSER)



襟巻上部は前側へ、株は後側へカーブしていて、更に刻印入り。
金型を新規に制作しているだろうから、原価償却が大変だろうなぁ。

もっとも、70年代末の製品は単なるステンレス板をカットしただけの襟巻だったと思うので、これはゴージャス過ぎるような気もするのだが。

昨年は諸事情で殆ど釣りに行けなかったので、今年は久々にフロートチューブでこいつを使って葦を撃って見たいと思う。

関連記事リンク:STILLWATER SARATOGA


  


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2010年01月01日

ヘドン(HEDDON) マグナムタイガー

謹賀新年

本年もよろしくお願い申し上げます。

さて、2010年寅年と言う事で、今年の一発目のネタはへドンのマグナムタイガーです。

関連記事リンク:ABU アンバサダー 4600C クラッシック
関連記事リンク:へドン(HEDDON) タイガー(TIGER)



昨年暮れに忘年会のついでに都内の釣具店を見に行ったら、待てど暮らせど販売延期が続いていたマグナムタイガーが売っているじゃあないですか!



基本的にコレクションになるような物は買わない事にしているのと、忘年会の二次会でどんな処に連れて行かれるか判らないのである程度現金を持っていないといけないので取り敢えず1個だけ購入。

一色選べと言われたら、やっぱりタイガーはこの色でしょう。



多分、日本全国で昔の少年たち(今はおっさんです)が各色を大人買いしているんじゃあなかろうか?

まず、パッケージで泣いた。

昔のパッケージのレプリカになっている。



ブロンズの細軸ワイドゲイプフック。



変則溶接になっているのは組み立て性を考えているのか?



少々強度に疑問が残るが・・・?

スケールタイプの反射板。



特徴的な出目。



ギザギザのリップ。



紛れも無くこれはへドンのタイガー。



うーん、他色も欲しくなってしまった・・・

パッケージを見ると、



1040-BIG TIGER 1oz
1030-TIGER 1/2oz
1020-TIGER 3/8oz
1010-TIGER CUB 1/4oz

となっている。

昔はマグナムタイガー5/8ozと言う表記が一般的だったと思うのだが。



この勢いで次はヘッドプラグなんかを再販して貰えないかねぇ?

ルアーは消耗品なので供給がストップすると思い切って使えないんだよね。

今時のスレバスは、立木や岩盤に擦り付けるようにルアーを動かさないと見向きもしないからなぁ・・・

残念ながらシーズンオフでしばらく使う予定は無いのだが、今年のシーズン、トップバッター決定。


  


Posted by KAZU@ at 00:00Comments(4)釣:ルアー