2009年01月18日
へドン ウッドクラッシック バサー(BASSER)
前回バンプを引っ張り出したので、今回はウッド・クラッシック、80年代再復活モデル第2弾、バサー(8500-BASSER)です。
関連記事リンク:へドン ウッドクラッシック バンプ(VANP)
ぱっと見、大きさといいデザインといい、ラッキー13と殆ど同じ。
関連記事リンク:へドン ウッド ラッキー13(Lucky13)
3/4oz、Three No,1 Trebles、4in。
同梱の説明書だと3/4ozになっているけれど、ラッキー13と同サイズなんで実質5/8oz位のはず。
ミスプリントなのか?
説明に寄れば、こいつも、より古いモデルに忠実に細めのテーパーになっているらしい。
先代のウッドクラッシックシリーズは、そんなに太かったのかね?
まあ、古いタイプは良く知らないので違いは判らないのだが。
パッケージは基本的にバンプと共通で、サイドのスタンプだけ異なる。
No,8500 JRH。
最大の特徴は下顎をガードする金属プレート。
V字にギザギザは大口を開けた歯をイメージしているのであろうか。
一番ダメージを受け易い下顎部分を、金属でガードする事で耐久性を上げようと言うアイディア・・・らしい。
事前に『フイッシング』誌の記事でも取り上げられていた記憶があるのだけど、ボディーが傷だらけの使い込んだBasserの金属プレートがギラリと光る迫力ある写真が載せてありました。
昔のモデルはHeddonだか、Basserだとかの文字が刻印してあったようだが、こいつは単に金属を打ち抜いた物。
まあ、下顎を補強する機能部品と言う位置付けなんだが、実際の購入者(私の事)は下顎の強いルアーが欲しくて買ってる訳じゃあ無いんですよ。
だってウッドプラグなんだから、下顎だけ強化したってボディが壊れちゃうでしょ?
むしろミスキャストで岩にでもプレートを当てたら、ボディーまでダメージが広がっちゃわない???
絶対、装飾部品だよね。
ユーザーは機能部品じゃあ無くて装飾部品を求めているんだから、この仕上げじゃあダメでしょ。
このルアー最大のセールスポイントなのに・・・ちなみに先代のウッドクラッシックも同じような仕上げのようだ。
せめて真鍮を材料に、分厚いクロームメッキ仕上げで、それっぽい刻印がしてあったら随分違った印象になったと思うんだが。
それからバンプでも散々書いたけれど、こいつも塗装が薄い。
横腹から下腹にかけて、木目がくっきり・・・最初はこういう模様なのかと思ったよ。
70年代のへドンは素材はプラスチックだが塗料が垂れるくらい厚塗されていたのと比較すると、どうしても高級感に欠ける。
その代り、多少の傷はあるけれど、購入後25年経っても塗装の割れは全く無し・・・しかし、これって良い事なの?
勿論、大して使わない内からボロボロ塗装が剥げるって言うのはNGだけど、長年使っている内に傷が付いたり凹んだりするのは当たり前だし、経年変化なりの塗装の割れも愛嬌だと思うんだが。
前記した『フイッシング』誌に載ってたBasserはボロボロだったけど、いかにも歴戦の勇者と言う凄味があって、全然チープ感は無かったよ。
こいつには、プラスチック製に無いウッドプラグならではの魅力が、あまり感じられないんだよね。
実際使って見たのだが・・・どうも思ったように動かない。
これは多分私のテクニックが悪いんだろうけれど、ラッキー13の方がよっぽど思ったように動かせるし、釣れる。
下顎の角度はラッキー13の方が立っているのに、同じようにダイブさせようと思うとラッキー13より力が必要なのでロッドチップを余分に動かす事になり、その分移動距離が大きくなってしまう・・・
より困難さに挑むM系釣り師の方々には、逆にそこが堪らない魅力になるのかも知れないけれど、お気楽釣り師の私的にはちょっと使い辛い。
異論もあるとは思うけれど、絶版になったルアーって言うのは、何か理由があると思うんですよね。
例えば価格が高くてコストが合わず、造れなくなってしまった・・・って言うのも中にはあるとは思うけれど、バサーについて言えば、ラッキー13と言う出来の良い兄弟に負けたんじゃあないかと思うんですけれど、どうでしょう?
結果としてこいつもタックルBOXで控え要員。
時々持ち出しても、直ぐにラッキー13と交代するパターンに。
ウッドクラッシックシリーズはこの後、ザラゴッサ(6500-ZARAGOSSA of Florida)が発売されるのですが、どうも私の想像していた製品と違うと言う事や、当時はバイクの改造やツーリング費用に予算が移行していたので以降のシリーズは買いませんでした・・・
まあ、へドンの身売りとかも原因だとは思うけれど、途中でシリーズが打ち切りになったのは、あんまり評判が良く無かったのかなぁ。
その後、90年代に再び発売された、Heddon Centennial Editibn、Wood Zaragossaを購入して、出来の悪さに『やっぱりあの時買わなくて良かった!』と思う訳ですが・・・それは又の機会に。
関連記事リンク:へドン ウッド ザラゴッサ(Zaragossa)
関連記事リンク:へドン ウッドクラッシック バンプ(VANP)
ぱっと見、大きさといいデザインといい、ラッキー13と殆ど同じ。
関連記事リンク:へドン ウッド ラッキー13(Lucky13)
3/4oz、Three No,1 Trebles、4in。
同梱の説明書だと3/4ozになっているけれど、ラッキー13と同サイズなんで実質5/8oz位のはず。
ミスプリントなのか?
説明に寄れば、こいつも、より古いモデルに忠実に細めのテーパーになっているらしい。
先代のウッドクラッシックシリーズは、そんなに太かったのかね?
まあ、古いタイプは良く知らないので違いは判らないのだが。
パッケージは基本的にバンプと共通で、サイドのスタンプだけ異なる。
No,8500 JRH。
最大の特徴は下顎をガードする金属プレート。
V字にギザギザは大口を開けた歯をイメージしているのであろうか。
一番ダメージを受け易い下顎部分を、金属でガードする事で耐久性を上げようと言うアイディア・・・らしい。
事前に『フイッシング』誌の記事でも取り上げられていた記憶があるのだけど、ボディーが傷だらけの使い込んだBasserの金属プレートがギラリと光る迫力ある写真が載せてありました。
昔のモデルはHeddonだか、Basserだとかの文字が刻印してあったようだが、こいつは単に金属を打ち抜いた物。
まあ、下顎を補強する機能部品と言う位置付けなんだが、実際の購入者(私の事)は下顎の強いルアーが欲しくて買ってる訳じゃあ無いんですよ。
だってウッドプラグなんだから、下顎だけ強化したってボディが壊れちゃうでしょ?
むしろミスキャストで岩にでもプレートを当てたら、ボディーまでダメージが広がっちゃわない???
絶対、装飾部品だよね。
ユーザーは機能部品じゃあ無くて装飾部品を求めているんだから、この仕上げじゃあダメでしょ。
このルアー最大のセールスポイントなのに・・・ちなみに先代のウッドクラッシックも同じような仕上げのようだ。
せめて真鍮を材料に、分厚いクロームメッキ仕上げで、それっぽい刻印がしてあったら随分違った印象になったと思うんだが。
それからバンプでも散々書いたけれど、こいつも塗装が薄い。
横腹から下腹にかけて、木目がくっきり・・・最初はこういう模様なのかと思ったよ。
70年代のへドンは素材はプラスチックだが塗料が垂れるくらい厚塗されていたのと比較すると、どうしても高級感に欠ける。
その代り、多少の傷はあるけれど、購入後25年経っても塗装の割れは全く無し・・・しかし、これって良い事なの?
勿論、大して使わない内からボロボロ塗装が剥げるって言うのはNGだけど、長年使っている内に傷が付いたり凹んだりするのは当たり前だし、経年変化なりの塗装の割れも愛嬌だと思うんだが。
前記した『フイッシング』誌に載ってたBasserはボロボロだったけど、いかにも歴戦の勇者と言う凄味があって、全然チープ感は無かったよ。
こいつには、プラスチック製に無いウッドプラグならではの魅力が、あまり感じられないんだよね。
実際使って見たのだが・・・どうも思ったように動かない。
これは多分私のテクニックが悪いんだろうけれど、ラッキー13の方がよっぽど思ったように動かせるし、釣れる。
下顎の角度はラッキー13の方が立っているのに、同じようにダイブさせようと思うとラッキー13より力が必要なのでロッドチップを余分に動かす事になり、その分移動距離が大きくなってしまう・・・
より困難さに挑むM系釣り師の方々には、逆にそこが堪らない魅力になるのかも知れないけれど、お気楽釣り師の私的にはちょっと使い辛い。
異論もあるとは思うけれど、絶版になったルアーって言うのは、何か理由があると思うんですよね。
例えば価格が高くてコストが合わず、造れなくなってしまった・・・って言うのも中にはあるとは思うけれど、バサーについて言えば、ラッキー13と言う出来の良い兄弟に負けたんじゃあないかと思うんですけれど、どうでしょう?
結果としてこいつもタックルBOXで控え要員。
時々持ち出しても、直ぐにラッキー13と交代するパターンに。
ウッドクラッシックシリーズはこの後、ザラゴッサ(6500-ZARAGOSSA of Florida)が発売されるのですが、どうも私の想像していた製品と違うと言う事や、当時はバイクの改造やツーリング費用に予算が移行していたので以降のシリーズは買いませんでした・・・
まあ、へドンの身売りとかも原因だとは思うけれど、途中でシリーズが打ち切りになったのは、あんまり評判が良く無かったのかなぁ。
その後、90年代に再び発売された、Heddon Centennial Editibn、Wood Zaragossaを購入して、出来の悪さに『やっぱりあの時買わなくて良かった!』と思う訳ですが・・・それは又の機会に。
関連記事リンク:へドン ウッド ザラゴッサ(Zaragossa)
Posted by KAZU@ at 09:21│Comments(0)
│釣:ルアー
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