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2009年06月28日

ヒックリージョー

ジャンクフロッグシリーズ最終章?

ヒックリージョーです。



おそらく、初代のハリソン スーパーフロッグの復刻を目指して作られたのではないかと思うのだが、スポンジゴムのボディーに薄いゴムの脚付きのウイードレスフロッグです。

関連記事リンク:ハリソン スーパーフロッグ

ちなみに予備の脚も付属していたのですが、御覧の通り既に脚は無くなっています。



それにしても脚の耐久性の無さはどうにかならないのか?
ハリソンのスーパーフロッグの初代モデルなんかはネット上で見ると結構良好なコンディションの物が残っているのだが、ヒックリージョーは未開封の物でも脚だけボロボロになっていたりする。

勿論アクションは大事なのだが、普通に使える耐久性が確保してあるのが大前提であろう。

・・・まあ、こいつは30年モノなんで仕方が無いとは思うけれど・・・

以前に紹介したアンクルスミスやビッグラッシュ等のバルサ50ニューファミリーのリリースと殆ど同時にリリースされたのではなかったかと記憶しています。

関連記事リンク:バルサ50 アンクルスミス(Uncle Smith)
関連記事リンク:バルサ50 ビッグ ラッシュ(Big Lush)

サイズ的にはハリソンと殆ど同じ。



目の辺りの造形は一連のシリーズと同じデザイン。



当時の国産フロッグルアー、フラッグシップとして気合いの入った造り込み。



特筆すべきは平打ちの太軸フック。



フロッグルアーがバス釣りよりも大型で体重の重いライギョ釣りに利用される事が多い、国内産ならではのこだわり。
当時の輸入フロッグは基本的にバス用で、スナッグプルーフを除くと細軸フックだった。

ライギョ釣りを意識した初めてのルアーだったんじゃないか?

もっともフックのポイントが、ボディーの一番太い所に位置しているのだが、もっと後ろにオフセットした方が掛りが良いのではないかと思うのだが。



ワイヤーガードは細めの物が2本、フックポイントを挟むように付いている。



材質は燐青銅ではなかったか?

ちなみに昔、縁日で良く売っていたカエルのおもちゃってあったじゃあないですか。
ゴムのポンプが付いていて、指でポンプをポコポコ押すと、空気の圧力で袋状の脚が伸びてピョンピョン跳ねる奴。

あれをフロッグルアーに改造した事がありました。

ワームフックにステンレスのワイヤーガードを付けて、カエルの方は手を切断。

ところが水に浮かべてみると沈んでしまう。

発泡ゴムって、案外比重が重いようです。

ボディーを分割して内部に発砲シートを入れて浮かしたのですが、そのままでは脚の動きが悪いので袋状になっている部分を一枚に切断。

簡単に改造できると思ったのに、結構苦労しました。

一応ルアーとして形にはなったのですが、テスト釣行でバラバラに・・・

成型ボディーで一見、バルサ製プラグと比較すると単純な構造に見えるけれど、結構造り込みは大変なんじゃあないかと思う。



旧ザウルスがアレしてしまって販売中止。

復刻されていないようです。

現在は中空フロッグが主流になっているので復活は無いかなぁ?

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Posted by KAZU@ at 10:10Comments(0)釣:ルアー

2009年06月27日

ハリソン スーパーフロッグ

今回もジャンク品ですが・・・

ハリソン(HURRISON)のスーパーフロッグ(SUPER FROG)です。



散々引き合いに出していますが、昭和53年(西暦1978年)7月発行の『ブラックバス釣りの楽しみ方』にニューモデルと紹介されているタイプ。

関連記事リンク:ブラックバス釣りの楽しみ方

いわゆる三代目と呼ばれる奴ですね。

ボディーと一体型の脚。



当時、ハリソンは国内の釣具店に出回るのが遅かったと記憶している。
こいつを購入したのは、確か80年に入ってからではなかったか?

まあ、『ブラックバス釣りの楽しみ方』でも初代、二代目と比較すると酷評されている訳です。

私は初代や二代目は見た事が無いので比較しようが無いんですが、大抵この手の『昔のは良かった』って言う話は眉に唾を付けて聴いて置いた方が良いのですが・・・



フロッグルアーの肝心カナメのウイードレス性能がイマイチ。

ワイヤーガードの先端が二股に分かれてフックポイントをガードしているのですが、ウイードがフックポイントには掛り難いがワイヤーガードに引っ掛かったりします。



又、スイレンの葉の上に載せたりする時に、下向きシングルフックだとボディーが左右にズッコケるので、ルアーが引っくり返り易い。

ABU5000クラスでも楽にキャストできる重量級ボディーは、結果として沈み込み易いので水草に引っ掛かる頻度が高い。

関連記事リンク:ABU アンバサダー5600C

旧タイプと比較すると短くなったと言われる一体型の脚は癖が付き易い。



何より一番問題なのは、見た目。

斜め浮きさせる為には必要なデザインなのかも知れないが、頭でっかちで格好悪い・・・



画像で見る初代、2代目と比較すると全く別のデザインなので、同じルアーって言われても・・・湯けむりスナイパーの踊り子さん(山岸トモヨ)の舞台上、舞台後の変わりっぷり位に納得が行かない。

個人的には下向きシングルフックは上向きダブルのスナッグプルーフに比較するとフッキングが悪いような気がする事もありますが、出番が少ないルアーです。

関連記事リンク:スナッグプルーフ フロッグ



まあ、水面で脚をゆらゆらさせるアクションは、スナッグプルーフやガルシアフロッグには無いアクションだったので、重量級ボディーを活かして遠投出来る事もあり、それなりのファンはいたのではないかと思う。

関連記事リンク:ガルシア フロッグ

ボディー自体は結構ソフトで、魚が咥えた時の違和感も少ないのか?

この後、80年代に入ると足の形状やらワイヤーガードの仕組みやらが変更になり、その後フルモデルチェンジして現行品へ至る。

バスプロショップスを見ると、現在のハリソンフロッグは往年のガルシアフロッグみたいな脚になっている物を販売中のようだ。

これはこれで中々愛嬌があるんだけどね。

もっともボディサイズと比較すると脚が細いので、何だが貧相に見えるのは好みが分かれるかも知れない。

まあ、こいつのボディーや脚が太過ぎるので、余計そう見えるんだろうけれど。




  


Posted by KAZU@ at 10:10Comments(0)釣:ルアー

2009年06月21日

バーク スピニングフロッグ

今回紹介するのもコンディションが悪い・・・

70年代購入、バークのスピニングフロッグです。



サイズは1/4ozの小型軽量フロッグ。

名前の通り、スピニングタックルでないとキャスティングするのは辛いでしょう。

スピニングフロッグと呼ばれるのは他にウェーバーのスピニングフロッグと言うのがあってややこしいのですが、ウェーバーの方は発泡樹脂のボディーにバックテールが付いた、フライ用のポッパーを巨大にしたようなルアーです。

一方バークのはリアルなカエル型ソフトルアー。



このブログで何回か引き合いに出している『ブラックバス釣りの楽しみ方』にも取り上げられていますが、水草に引っ掛かるので手をチョン切るように書かれていたので、それを読んで手を切断する人が沢山いたと思います。

関連記事リンク:ブラックバス釣りの楽しみ方

確かに引っ掛かりはするのですが、柔らかな素材で出来ているので引っ張れば簡単に外れるので私はそのまま使っていました。



フックは細軸。



雷魚は勿論、大型のバスがヒットしても伸びてしまいそうだ。

ワイヤーガードは細くて柔らかい物。



ウイードガードにガン玉を取り付けて、ルアーが引っくり返らないようなチューンナップもポピュラーでした。



しかし、リアルな造形である。



まあ、見た目はリアルなんですが、手足は殆ど動かないので、こいつを水草の上やポケットで引っ張っても、この形状のまま単純に手前に寄って来るだけ。



バスフィッシングの楽しみ、特にトップで釣る面白味と言うのは生き餌とはかけ離れたフォルムのルアーに命を吹き込む事である事を考えると面白味に欠ける・・・

それでも小型のボディーと柔らかなウイードガード、掛りの良い細軸フックの組み合わせが、当時のナイロンラインやライトアクションロッドとの相性が良かった為か?結構ファンもいたように思う。



ヘビーアクションのベイトキャスティングロッドが一般化し、ハリソンやヒックリージョーが一般的になると急速に姿を消してしまった気がする・・・

関連記事リンク:ハリソン スーパーフロッグ
関連記事リンク:ヒックリージョー




  


Posted by KAZU@ at 10:10Comments(0)釣:ルアー

2009年06月20日

ガルシア フロッグ

こいつは紹介しようかするまいか、結構迷ったんですがフロッグルアーを語る上では外せないと思うのでこんな姿をさらす羽目に・・・



70年代購入のガルシアフロッグです。

ちなみに御覧になって判るように改造品。



元々は平泳ぎしているリアルなカエルの脚が付いていたのですが、動きが良いように細く作られているだけあって、耐久性無し・・・

原型の面影も残っていませんが。



魚に喰われたりするのは勿論、普通にキャスティングしているだけでも徐々にクラックが進行して脚が千切れてしまう。
脚が千切れたからって簡単に捨てられる価格じゃあ無いので、こいつのようにツインテールのワームを溶着して使っていた方々が沢山いたと思います。



丁度ツインテールのワーム、ミスターツイスターのダブルテールが出回り始めたのもこの頃だったのではなかったか?

こいつは2種類あるサイズの小さな方。
確かサイズは5/8ozと3/8ozでしたね。

カラーはアンバーと言う奴。

当然、グリーンもありました。

大小、色違いで何個か持っていたのですが、曲がりなりにも現存する最後の1個・・・

その昔、初めて津久井湖でボートを借りてバス釣りした時に、最初にラインに結んだのがガルシアフロッグでした。

当時の津久井湖は湖岸近くの湖面には立ち枯れした木が無数に頭を出していたのですが、当時のキャスティング精度の覚束無い小僧(私の事)が、トリプルフックが何個も付いているプラグを投げたらプラグが幾つ有っても足りない・・・

ガルシアフロッグにはラインアイが2個付いていて、頭の所にラインを結んで引っ張ると、水の抵抗でダイブする訳です。



ロッドチップでチョンチョン煽ると、少し水中に潜りながら平泳ぎ・・・

本物のカエルにしか見えないリアルなアクション!
まあ、津久井湖にはカエルがいないのか?こいつで釣った事は無いですけれど。

ボディー下部には入口が狭くなっている穴が開いている。



ここに鉛玉を挿入してシンキングにも出来るという、当時としては実にシステマチックなハイテクルアーでした。



70年代だと、他に流通していたウイードレスルアーと言えばガルシアフロッグ以外は、以前紹介したスナッグプルーフ、バークのスピニングフロッグ、ウエーバーのスピニングフロッグ位でしたか。

関連記事リンク:スナッグプルーフ フロッグ
関連記事リンク:バーク スピニングフロッグ

ハリソンが流通し始めたのはもう少し後になってからだと思うので、軽量で実戦向きでは無いバークとウエーバーを除くと、大半の釣り師はガルシアかスナッグプルーフを使っていたと思います。

関連記事リンク:ハリソン スーパーフロッグ

当時、釣り雑誌上で雷魚ダービーと言う企画がありました。
エントリーフィーを支払って、専用メジャーを釣り上げた雷魚の隣に並べて写真を取って事務局に送るってシステム。
それまでマイナーな釣りだったフロッグゲームを使っての雷魚釣りが一躍メジャーになるきっかけでだったんじゃあなかったか?

今の雷魚用ルアーと比較すると細軸のフック。



姉妹品にガルシアマウスと言うネズミ型のウイードレスルアーも販売されていました。
フロッグ同様、上向きのシングルフックのソフトボディー、ストレートのしっぽと小さな耳が付いている奴。
色は背中がブルーでしたか?

ガルシアマウスも何処かに残っているハズ・・・と、随分探したのですが出てこない。
10年程前に九州在住の知人の御子息がバス釣りを始めたと聞き及んで、古いプラノのタックルBOXに普段使っていないルアーを詰め合わせにして送った事があるんですが、どうもその時に上げてしまったらしい。

ウエーバーのスピニングフロッグも見当たらないのだが、今頃九州の野池を泳いでいるのか?


  


Posted by KAZU@ at 10:10Comments(4)釣:ルアー

2009年06月14日

スナッグプループ モスマスター トーナメント フロッグ

今回は以前紹介したスナッグプルーフ フロッグの正常進化、モスマスター トーナメントフロッグです。

関連記事リンク:スナッグプルーフ フロッグ



購入は90年代中旬、バスプロショップス。
既に購入後10年以上経過していますが、現在でも古さを感じさせないのは、基礎設計がしっかりしているからであろう。



旧型フロッグと並べてみると一回り大きい。



ボディーも旧型と比較すると肉厚で耐久性に優れる。
単純に肉厚にするとフッキング性能が低下しそうな気がするが、科学研摩フックに交換してある限りバラシも少ない。



おそらくボディー形状やフロッグが押し潰された時の空気の抜け等のバランスが良いのであろう。

ボディー表面にリブが入っているのだが、外見をリアルにするだけでは無く、部分的に押されても広範囲にボディーが潰れる工夫では無いかと思う。



尻に鉛のウエイトが設置されていて、姿勢制御に一役かっている。



まあ、魚にしゃぶられている内に何時の間にか脱落している事もあるのだが。



ボディー内部にはラトルが入っている。

こいつの使い道だが、比較的大型で重量があるので遠投したい時や風のある時に使う事が多い。
又、増水時に霞ガ浦の冠水した岸際の葦の中にブチ込むには最適。

これ位重量がないと折れた葦に引っ掛かって水面迄落ちない事も多い。

目を惹くのはスナッグプルーフポッパーやマウスに付いていたスダレ状の脚の進化系。

関連記事リンク:スナッグプルーフ ポッパー
関連記事リンク:スナッグプルーフ ワイルドマウス



左右で長さが違っているが・・・



旧型スナッグプルーフ フロッグとは比較にならない芸達者である。

リリィーパッドだけでは無く、リザーバーでも使い道が結構あるのでは無いかと思う。


  


Posted by KAZU@ at 10:10Comments(0)釣:ルアー

2009年06月13日

スカムフロッグ ポッパー

中空ソフトルアーの続きと言う事で、今回は比較的最近のお気に入り。

スカムフロッグのポッパーです。



重量はカタログスペックで5/16 oz。

しかし、改めて見直して見ると変なデザインだよなぁ。

スカムフロッグ社と言うのはミシシッピーにあるこの手の中空ソフトルアーの専業メーカーのようだ。

購入は90年代初頭、バスプロショップスで通販購入。

つい最近購入したつもりでいたのだが、もう15年も前の物なのか・・・

特徴的なのはやはりヘッド周りの造形。

以前紹介した旧式スナッグプルーフのポッパーと比較すると、水草に掛り難い斜めカットになっている。

関連記事リンク:スナッグプルーフ ポッパー



カップ自体はスナッグプルーフより深い。



フックにセットされたラバースカートが妖しく魚を誘う。



アーボガストに良く似たスカートですが、アーボガスト純正スカートが劣化すると硬化するのに対して軟化してベタベタ周りにくっつくので要注意!

関連記事リンク:フレッドアーボガスト アーボガスター

こいつもテロンテロンになっています・・・

この辺のスカートの固定方法なんかは、他社の中空フロッグ改造のヒントになるのでは?



まあ、アーボガスト同様交換用スカートの入手が困難なんですけどね。

中空ルアーは表情に乏しい弱点があるのですが、こいつはアイが貼り付けてあるだけなのだが、結構良い表情をしている。



カップの音とラバースカートの多彩な演技、一口サイズの小振りなボディー。

スナッグプルーフとは時代の違いを感じさせる・・・



欠点は軽量で遠投が効かない事か?

こいつは内部にウエイトが全く入っていないんだよなぁ。

まあ、ウエイトを入れても良いと思うけれど、私の場合はフロートチューブで釣る事が多いので飛距離はあんまり気にしないんで、特に改造しないで使っています。

関連記事リンク:STILLWATER SARATOGA

購入当時は毎週霞ヶ浦に通っていて、朝晩は葦周りにへドンを投げ、日中はアサザの上でフロッグを引きずっていました。
90年代に入ると竿がカーボンなのは当然として、何よりスパイダーワイヤー(PEライン)が流通し始めたのがフロッグゲームに革新的な変化を遂げた訳ですよ。

関連記事リンク:バークレー ファイヤーライン

最初にスパイダーワイヤーを知ったのは、バスプロショップスの通販カタログでしたね。
ナイロンラインと比較するととんでもない高価格ラインだった訳ですが、新し物好きの私は使い方も良く判らないのに購入。
同時にABUのボディーがワンピース削り出し、PEライン用にレベルワインド機構がハイピッチで移動するベイトリールも購入。
モデル名が擦れて消えてしまったので覚えていないのだが、SM1500Cだったかなぁ?

関連記事リンク:ABU アンバサダー SM1600C

最初はドラッグが全く効かないんで不良品かと思いました。
目一杯スタードラッグを閉めても、ラインを引っ張るとズルズルと出て来てしまう。

よくよく見たら、ナイロンラインの要領でリールのシャフトに巻き付けたPEラインが滑っていただけだったんですけどね。

早速霞ヶ浦に持ち込んだ訳ですよ。

それまで、ナイロンの8ポンドとか使っていたのに、いきなりスパイダーワイヤーの30ポンドですよ。
40cmクラスだったら楽々ゴボウ抜き・・・のはずが、まさかのラインブレイク連発・・・!

トップガイドの傷が原因と判るまでにPEラインへの信頼感が急降下した訳ですが。

後はフックの進化も大きいですね。

以前はラインにルアーも結ぶ前に、必ずヤスリでポイントを研ぎ上げてから爪に突き立てて確認したものですが、化学研摩のスペシャルフックに変えてからフッキング率が大幅UPしたのは間違いありません。

関連記事リンク:VICTORINOX(ビクトリノックス)ダイヤモンド・ナイフシャープナー



現在はオリジナルより少々大き目のフックに交換してあるので、ポイントがボディー表面から少々離れていると言うのもあるだろうが、殆ど100%近いフッキング率を誇る優れ物である。

スカムフロッグのHPに載っているナイトイメージって言う、グローカラーのラインナップが面白そうなのだが、国内に流通しているのか?

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2009年06月07日

スナッグプルーフ ポッパー

スナッグプルーフ第2弾。

ポッパーです。



足が板状のフロッグを前回紹介しましたが、あまりにもアクションが味気無い。

関連記事リンク:スナッグプルーフ フロッグ



何しろ、水草の上をズルズル引っ張って来るだけですからねぇ。

そこで、こいつの出番です。

フロッグより少々小型で遠投は効かないんですが、一応ポップもしますし、



足代わりのスダレ状のビラビラも有るのでアクションはフロッグと比較すると段違いです。



フロッグと同じフックで一回りボディーが小さいので、フッキング性能もフロッグより秀逸。

もっともカップ状のボディーが水草に引っ掛かり易いので、スナッグプルーフ性能としてはフロッグが優れている。



ウィードレスタイプのルアーはルアーの設計の一番の目的は障害物に引っ掛からない事なので、どうしてもアクションとかは二の次になってしまうのは仕方が無い。
実際、そんなにアクションさせなくても水草の上をズルズル引き擦って来るだけでも魚が喰い付いてきますしね。



それでも、やっぱりルアーにアクションをさせないと、『釣った』と言う実感が乏しくなる訳ですよ。

最近の中空式フロッグルアーを見ると、手足の無いダルマみたいなのが主流のようです。
まあ、機能を追求するとこんなデザインになるんでしょうけれど。

スナッグプルーフのフロッグも健在のようですが、ネットで雷魚釣り師の方々の状況を拝見すると、大抵足をちょん切っちゃってますねぇ。

足なんてただの飾りですよ、古い人間にはそれが判らんのですよっ!

とか言われそうだけれど、やっぱりルアーの表情と言う点では無いよりあった方が絶対に良いよねぇ?



スナッグプルーフと言えば、他には確かマウスって言う奴がありました。
イチジク浣腸みたいな水滴型のボディーにポッパーのようなビラビラのスダレ状の足が付いている奴ですな。

黄色い奴を持っていたのだが、何処に仕舞い込んだのか出てこない・・・

関連記事リンク:スナッグプルーフ ワイルドマウス

スナッグレス性能を突き詰めて行くとあんなデザインになるんだろうね。




  


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2009年06月06日

スナッグプルーフ フロッグ

ウイードレスルアーの続きと言う事でしばらくフロッグ各種を紹介しようと思うのですが、流石に30年モノ・・・コンディションが悪いのは御容赦下さい。

第一回は定番中の定番、スナッグプルーフのフロッグです。







70年代初旬、ブラックバスは神奈川県の極限られた湖にしか生息していない特殊な魚でした。
大多数の地方在住の釣り師には、言わば幻の魚だった訳ですよ。

ルアー釣りの入門書や釣り雑誌に載っている厳つい、まるで鐡(くろがね)のような金属質の魚体を見ながら、どんな魚なのだろう?と想像力も逞しく妄想に耽る人々が沢山いた事と思います。
そんな訳でルアー釣りの対象魚は基本的にマス類が多かった訳ですが、関東地方の有名なマスの生息域である芦ノ湖や中禅寺湖は車を持たない小中学生にとってはアンドロメダ星雲よりも遠く感じられた物です。

近所の池に生息しているライギョがルアー釣りの初めてのターゲットだった人も多かったはず。

スナッグプルーフは当時からライギョ用ルアーとしては定番でした。



独特の中空ボディー。



ダブルフック。



フックのポイントがボディーに密着して抜群のウイードレス性能を発揮。



遠投性能を向上させる為に内部に鉛のウエイトが仕込んであります。



板オモリを巻き寿司状にした物を追加するチューニングは現在でもやっている人がいると思います。



足は板状で全くアクションに貢献しない。



現在販売している物は足も中空になっていて、ちょっとは動くのか?

ボディーのザラツキは歯型の名残・・・



私が最初にこいつで釣ったのは食用ガエルですな。

スイレンの切れ目でチョコチョコ動かしていたらいきなりガバッ!!!っと喰い付いた時には心臓が止まるかと思った物です。
魚にしてはちょっと変だな?と思って近くに寄せたらゲロゲーロ・・・

しかもガッチリとフッキングしてるし・・・フックを外すのに往生しました。

一方で中々ライギョはフッキングしなかった。

当時はバイトがあってから少々送り込んでからフッキングしろって解説している雑誌が多かったと思うんだが、タイミングの取り方が悪いのか合わせが決まらない・・・
最初にライギョがバイトした時は中途半端なビックリ合わせをしてしまい、フッキングしなかったのは合わせが早過ぎたのだと思った。
次のバイトは逸る心を抑えて合わせを遅らせたのだが、フッキングせず・・・
それからはバイトがあってから送り込む時間も色々試したのだが、どうしても水中に引っ張り込む時のライン抵抗でルアー放してしまうようだ。

まあ、当時はヘビータックルが無かったんで、使用ラックルはグラスのライトアクション、6フィートスピニング。
ラインは細いナイロンでビロビロ伸びる。
悪条件が重なったのもあると思うんだが、今思えば一番の原因は合わせが遅かったんじゃあ無いか?



後年リリーパッドのフロッグゲームを散々やった結論は、とにかく早合わせですな。

ロッドは何時でも合わせを入れられるように、なるべく寝かした状態でアクションを付ける。

ラインはなるべく宙に浮かせる。

ルアー周辺の水草の動きに気を配る。

水面が爆発したら魚がルアーを咥えたかどうかを瞬間的に判断し、間髪入れずに大合わせ!!!
リールをゴリ巻きして一気に魚をウイードの上に引きずり出す。

合わせを遅らせるとラインが水草に絡んで、魚はばれるし重たいだけで引かないので全然面白く無い。

まあ、現在これを御覧の方々には早合わせなんて周知の事実かと思いますが、当時の権威ある解説書に『早合わせは,ぜったい厳禁。』って書いてあるのに逆らう訳には行かないじゃあないですか。

関連記事リンク:ブラックバス釣りの楽しみ方

釣り場でバイトがあった時に、即合わせたら素人みたいに見られた訳ですよ。

まあ、フッキング率が向上した一番の原因はタックルの進化だと思うけれど。

カーボンロッド。

PEライン。

関連記事リンク:バークレー ファイヤーライン

科学研摩フック。

いずれも当時は無かった物だ。

もっとも、キャッチの率は現在より少なかったが、ドキドキ感は当時の方が大きかったような気がするのは思い出が美化されているからなのか・・・




  


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