2009年06月20日
ガルシア フロッグ
こいつは紹介しようかするまいか、結構迷ったんですがフロッグルアーを語る上では外せないと思うのでこんな姿をさらす羽目に・・・

70年代購入のガルシアフロッグです。
ちなみに御覧になって判るように改造品。

元々は平泳ぎしているリアルなカエルの脚が付いていたのですが、動きが良いように細く作られているだけあって、耐久性無し・・・
原型の面影も残っていませんが。

魚に喰われたりするのは勿論、普通にキャスティングしているだけでも徐々にクラックが進行して脚が千切れてしまう。
脚が千切れたからって簡単に捨てられる価格じゃあ無いので、こいつのようにツインテールのワームを溶着して使っていた方々が沢山いたと思います。

丁度ツインテールのワーム、ミスターツイスターのダブルテールが出回り始めたのもこの頃だったのではなかったか?
こいつは2種類あるサイズの小さな方。
確かサイズは5/8ozと3/8ozでしたね。
カラーはアンバーと言う奴。
当然、グリーンもありました。
大小、色違いで何個か持っていたのですが、曲がりなりにも現存する最後の1個・・・
その昔、初めて津久井湖でボートを借りてバス釣りした時に、最初にラインに結んだのがガルシアフロッグでした。
当時の津久井湖は湖岸近くの湖面には立ち枯れした木が無数に頭を出していたのですが、当時のキャスティング精度の覚束無い小僧(私の事)が、トリプルフックが何個も付いているプラグを投げたらプラグが幾つ有っても足りない・・・
ガルシアフロッグにはラインアイが2個付いていて、頭の所にラインを結んで引っ張ると、水の抵抗でダイブする訳です。

ロッドチップでチョンチョン煽ると、少し水中に潜りながら平泳ぎ・・・
本物のカエルにしか見えないリアルなアクション!
まあ、津久井湖にはカエルがいないのか?こいつで釣った事は無いですけれど。
ボディー下部には入口が狭くなっている穴が開いている。

ここに鉛玉を挿入してシンキングにも出来るという、当時としては実にシステマチックなハイテクルアーでした。

70年代だと、他に流通していたウイードレスルアーと言えばガルシアフロッグ以外は、以前紹介したスナッグプルーフ、バークのスピニングフロッグ、ウエーバーのスピニングフロッグ位でしたか。
関連記事リンク:スナッグプルーフ フロッグ
関連記事リンク:バーク スピニングフロッグ
ハリソンが流通し始めたのはもう少し後になってからだと思うので、軽量で実戦向きでは無いバークとウエーバーを除くと、大半の釣り師はガルシアかスナッグプルーフを使っていたと思います。
関連記事リンク:ハリソン スーパーフロッグ
当時、釣り雑誌上で雷魚ダービーと言う企画がありました。
エントリーフィーを支払って、専用メジャーを釣り上げた雷魚の隣に並べて写真を取って事務局に送るってシステム。
それまでマイナーな釣りだったフロッグゲームを使っての雷魚釣りが一躍メジャーになるきっかけでだったんじゃあなかったか?
今の雷魚用ルアーと比較すると細軸のフック。

姉妹品にガルシアマウスと言うネズミ型のウイードレスルアーも販売されていました。
フロッグ同様、上向きのシングルフックのソフトボディー、ストレートのしっぽと小さな耳が付いている奴。
色は背中がブルーでしたか?
ガルシアマウスも何処かに残っているハズ・・・と、随分探したのですが出てこない。
10年程前に九州在住の知人の御子息がバス釣りを始めたと聞き及んで、古いプラノのタックルBOXに普段使っていないルアーを詰め合わせにして送った事があるんですが、どうもその時に上げてしまったらしい。
ウエーバーのスピニングフロッグも見当たらないのだが、今頃九州の野池を泳いでいるのか?
70年代購入のガルシアフロッグです。
ちなみに御覧になって判るように改造品。
元々は平泳ぎしているリアルなカエルの脚が付いていたのですが、動きが良いように細く作られているだけあって、耐久性無し・・・
原型の面影も残っていませんが。
魚に喰われたりするのは勿論、普通にキャスティングしているだけでも徐々にクラックが進行して脚が千切れてしまう。
脚が千切れたからって簡単に捨てられる価格じゃあ無いので、こいつのようにツインテールのワームを溶着して使っていた方々が沢山いたと思います。
丁度ツインテールのワーム、ミスターツイスターのダブルテールが出回り始めたのもこの頃だったのではなかったか?
こいつは2種類あるサイズの小さな方。
確かサイズは5/8ozと3/8ozでしたね。
カラーはアンバーと言う奴。
当然、グリーンもありました。
大小、色違いで何個か持っていたのですが、曲がりなりにも現存する最後の1個・・・
その昔、初めて津久井湖でボートを借りてバス釣りした時に、最初にラインに結んだのがガルシアフロッグでした。
当時の津久井湖は湖岸近くの湖面には立ち枯れした木が無数に頭を出していたのですが、当時のキャスティング精度の覚束無い小僧(私の事)が、トリプルフックが何個も付いているプラグを投げたらプラグが幾つ有っても足りない・・・
ガルシアフロッグにはラインアイが2個付いていて、頭の所にラインを結んで引っ張ると、水の抵抗でダイブする訳です。
ロッドチップでチョンチョン煽ると、少し水中に潜りながら平泳ぎ・・・
本物のカエルにしか見えないリアルなアクション!
まあ、津久井湖にはカエルがいないのか?こいつで釣った事は無いですけれど。
ボディー下部には入口が狭くなっている穴が開いている。
ここに鉛玉を挿入してシンキングにも出来るという、当時としては実にシステマチックなハイテクルアーでした。
70年代だと、他に流通していたウイードレスルアーと言えばガルシアフロッグ以外は、以前紹介したスナッグプルーフ、バークのスピニングフロッグ、ウエーバーのスピニングフロッグ位でしたか。
関連記事リンク:スナッグプルーフ フロッグ
関連記事リンク:バーク スピニングフロッグ
ハリソンが流通し始めたのはもう少し後になってからだと思うので、軽量で実戦向きでは無いバークとウエーバーを除くと、大半の釣り師はガルシアかスナッグプルーフを使っていたと思います。
関連記事リンク:ハリソン スーパーフロッグ
当時、釣り雑誌上で雷魚ダービーと言う企画がありました。
エントリーフィーを支払って、専用メジャーを釣り上げた雷魚の隣に並べて写真を取って事務局に送るってシステム。
それまでマイナーな釣りだったフロッグゲームを使っての雷魚釣りが一躍メジャーになるきっかけでだったんじゃあなかったか?
今の雷魚用ルアーと比較すると細軸のフック。
姉妹品にガルシアマウスと言うネズミ型のウイードレスルアーも販売されていました。
フロッグ同様、上向きのシングルフックのソフトボディー、ストレートのしっぽと小さな耳が付いている奴。
色は背中がブルーでしたか?
ガルシアマウスも何処かに残っているハズ・・・と、随分探したのですが出てこない。
10年程前に九州在住の知人の御子息がバス釣りを始めたと聞き及んで、古いプラノのタックルBOXに普段使っていないルアーを詰め合わせにして送った事があるんですが、どうもその時に上げてしまったらしい。
ウエーバーのスピニングフロッグも見当たらないのだが、今頃九州の野池を泳いでいるのか?
Posted by KAZU@ at 10:10│Comments(4)
│釣:ルアー
この記事へのコメント
はじめまして。
思わずやったっていう感じですね!
雷魚に使ったのは、自殺行為でした(苦笑)
私も、ミスターツイスターのを・・・うけ狙いで、ダブルテールじゃなくって、スピナベのスカート代わりにも使われていた、複数テールのタコっぽいのを付けた覚えが(笑)
思わずやったっていう感じですね!
雷魚に使ったのは、自殺行為でした(苦笑)
私も、ミスターツイスターのを・・・うけ狙いで、ダブルテールじゃなくって、スピナベのスカート代わりにも使われていた、複数テールのタコっぽいのを付けた覚えが(笑)
Posted by twmaster at 2009年06月22日 12:23
twmasterさん、こんにちは。
コメントを頂き、ありがとうございます。
ツインテール以外だとグラブのテールを付けてオタマジャクシ化するパターンが多かったですかね?
ネットでちょっと検索したら、日本記録の雷魚はガルシアフロッグで釣れているとの事。
良いルアーなんですが、復刻は難しいですかね?
コメントを頂き、ありがとうございます。
ツインテール以外だとグラブのテールを付けてオタマジャクシ化するパターンが多かったですかね?
ネットでちょっと検索したら、日本記録の雷魚はガルシアフロッグで釣れているとの事。
良いルアーなんですが、復刻は難しいですかね?
Posted by KAZU@
at 2009年06月22日 21:36

日本メーカーが、正規の版権を買って、エストラマー素材で、リニューアルしたらいいんだけどなぁ。
Posted by twmaster at 2009年06月22日 21:59
確かに足が千切れる欠点さえ無ければ、現在でも通用する銘品と思うのですが。
ついでにフックを太軸にして雷魚対策すれば完璧かも?
ついでにフックを太軸にして雷魚対策すれば完璧かも?
Posted by KAZU@
at 2009年06月22日 23:04

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