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2011年10月30日

山梨県:西湖自由キャンプ場

宿泊日:2011年10月29~30日

住所:山梨県南都留郡富士河口湖町西湖1003-2

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昨年末位から久々に、オッサン数人で集まってキャンプでも・・・と、言っていた訳ですが、年末年始は悪天候が続いて延期。

二月の連休は降雪・・・そして3月の震災。

震災以降しばらくはキャンプどころでは無くなり、夏になると省エネ変則勤務で休みが合わず、気が付くと10月も終わり・・・

企画から1年余り。

ようやく実現。

昨年末には大洗近くのキャンプ場でアンコウ鍋でも・・・と考えていたのですが、交通アクセスが良く泥酔状態でも歩いて行ける温泉が隣接しているキャンプ場と言う事で西湖に決定。

先日の台風で大増水していてキャンプサイトの敷地が減少しているとの事前情報で、現着はAM10:00。

しかしこの時点で既に8割方サイトは埋まっていて、ロケーションの良い湖岸縁にはテントが張れない・・・



台風で3m位増水していて、メインのサイトは水の中・・・



湖面に向かって右手奥は未だスペースがあるのだが、隣のキャンプ場です。



湖岸からは離れているが、落ち着けそうな一段高い所が開いていたのでヘキサタープと小型テントを設営。



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直ぐ近くに管理棟。



管理棟の裏手、新しいトイレ。



個室は洋式。



流しも新しく、広々としていて清潔。



ゴミは持ち帰りなのが残念・・・まあ、料金が格安なんで仕方が無い部分があると思いますが、殆どのキャンパーは帰りの高速のSAやコンビニで捨てて行くと思うので、有料でも良いから処分して貰いたい。

サイト内にも流しがあるが、これは年季が入っている。



公式HPも無いので、事前にキャンプ場のレイアウトが良く判らなかったのだが、略図が有ったので載せておきます・・・もっとも増水中なので大分感じが違うけど。



11月末から3月迄は閉鎖されるようだ。



久し振りに単独キャンプ、場所が湖畔と言う事で普通なら釣り竿持参な訳ですが、先月の北海道では移動の連続でノンビリ出来なかったので今回は何もしないのが目的。

チェアに寝そべりながらビールを飲み、昔購入した文庫本の活字を追う。



時折湖畔に目を向けて、釣り人を眺めたり・・・一説に寄れば一番暇な人は釣りをしている人を眺めている人だとか。

ゆっくりと昼食の焼きそばを食べる。

午後になって、水戸在住のC氏が到着。

最近18年落ち、走行22万キロ超えのランクル70バンを積載していたキャンプ道具や釣り具と一緒に盗難された為に買い替えたプロシードマービーで登場。

ついで千葉からビッグホーンでK氏が到着。

他のメンツは所用で参加出来なかったが、やれる時にやっておかないと次は何時会えるか判らない・・・



ちなみに両氏はテントを張らずに車中泊でした。

ビールで軽く咽を湿らせてから、近くの温泉へ。

広めの露天風呂は3人の貸切だった。

夕食は各自持ち寄った焼き物少々と鳥鍋。

近況報告や昔話・・・オッサン同士の話は尽きないがPM9:00過ぎには就寝。

思った程冷え込まず、最低気温は8度位か?

翌朝、昨夜の鍋の残りにウドンを入れて完食。

自由解散となりました。

久々のおっさんキャンプは面白かった。

では、又近い内に?お会いしましょう。


  


Posted by KAZU@ at 10:10Comments(0)キャンプ場

2011年10月29日

プラノ(PLANO)♯4588-00 ロッドケース:実用編

先日のTHULE(スーリー)RANGER90に引き続き、今回はプラノ(PLANO)♯4588-00 ロッドケースの実際の使い勝手のレポートです。

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●サイズ(約):127mm径x1.2m-2.23m
●カラー:ブラック
●3段伸縮テレスコピック
●長さ調整:16段階(7.5cmごと)
●最長2.2m、最短1.2m
●ロッドの出し入れは、一段目を引き抜いて行います。キャップ式にはなっておりません。ご注意ください。

本来は空港での手荷物としてのロッドの保護や郵送に使用する目的の道具だと思いますが、今回は車のルーフに取付。



スーリーのルーフバーにスーリーのベルトを使って固定しました。



こいつは20年以上以前に購入したベルトの青い旧型、最近のベルトは黒になっていますが色違いなだけで同じ物。



耐久性は勿論、緩まず締め易いバックルの構造、そして強度。

今迄カヌーやゴムボート等、空気抵抗が大きく重量の有る荷物の固定に愛用しているので、この手の荷物固定用ベルトとしては絶対的な信頼を持っています。

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但し、バイクのキャリアや車のルーフラックへ荷物を積載する時の鉄則として、万が一のベルト切断や緩み対策に、2重の固定方法にしておく事が必要です。

今回は盗難防止目的でクリプトナイトのバイク用スチールワイヤーでロックしていますので、万一スーリーが切れてもロッドケースがいきなり落下する危険は少ないはず。



積載はロッドケースの底部を進行方向前部に向ける。



降雨時の浸水や、虫がケース内部に入り難い様にした訳ですが、今回は台風の直撃を受けたりした為に内部にも水が入りました。

ケースの底部と上部に厚めのスポンジがクッションとして入っているので、雨中走行後は分解して良く乾燥させる必要があります。

釣りをする時にロッドの出し入れがし難いのでは無いかと思ったのですが、ロッドを袋に入れて置けばガイドが引っ掛かる事も無く、スムーズに出し入れ出来ました。



肝心の釣果はイマイチでしたが・・・

まあ、ロッドを10本も持って行ったのに実釣が1週間で1時間少々だった訳ですが、ストレスが溜まるのでいっその事釣り具は持って行かない方が良かったかも知れない。



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Posted by KAZU@ at 10:10Comments(0)釣:その他

2011年10月22日

THULE(スーリー)RANGER(レンジャー)90:実用編

今年春先に購入したTHULE(スーリー)RANGER90ですが、先日の北海道旅行でようやく実働。

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実際の使い勝手についてのレポートです。



●サイズ:110X80X40(cm)
●内径:105X75(cm)
●重量:7(kg)
●容量:340リットル
●積載重量:50(kg)
●装着方式:イージースナップ
●開口:サイド/リア
●セントラルロック スナップロック
●注意:完全防水ではありません。

まずは今回のキャンプ旅行に持って行った道具と積載方法。

車はアルテッツァ。



6気筒2000ccの中型セダン、トランク容量は約400Lです。



まずはトランクの中に木製テーブルセットとコールマンのドームテント、スクリーンタープ、コールマンのノーススターランタン、バーベキューコンロと炭6kg、プラスチックコンテナー(大)を積載。

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プラスチックコンテナーにはジェントスのLEDランタン2個、オプティマス123Rと88ハイカー、スノーピークの地+555、イワタニのガスヒーター、コッフェル、スパイダルコの大海人、バッグのシースナイフ、ステンレス皿、その他調理グッズ一式を収納。

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隙間に釣り用のチェストハイウェイダーを2組押し込みます。

トランク内は以上でほぼ一杯になります。

次にリアシートに釣り具を収納した小型コンテナを積載。
コンテナ内にはオクマのスピニングリール2台、ABUの4600Cと1600C、カーディナル2台、ディプロマットとスペアスプール、更には各種ルアー。

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釣り具用コンテナーの上に35LのクーラーBOX。

着替えや衣類はバッグに入れて、やはりリアシートに積んでおきます。

その他の積み切れない道具を屋根の上のRANGER90に収納。



コールマンのチェア2脚、コールマンの封筒型シェラフ2個、モンベルのマミー型シェラフ2個、サーマレストのマット2個、コールマンのエアクッション1個。

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軽量で嵩張る物を入れて見ました。

これで大体一杯になります。

高速道路走行時は念の為、スーリーのベルトで固定しましたが無用の心配だったようです。



今回は約1週間、全走行距離は約2300kmで、そのうち半分以上は雨。

各地に甚大な被害をもたらした台風15号の直撃を道東で受けました。

流石にキャンプは無理だったのでビジネスホテルに避難したのですが、暴風雨の中、一晩中駐車場に停車した車に付けっ放しにも関わらず、翌朝目立った浸水はありませんでした。

RANGER90は完全防水では有りませんが、豪雨の中の長時間高速走行でも内部浸水は殆ど無し。

厳密に言えば開閉用ジッパーの部分から浸水しているのだとは思いますが、あまり気になりませんでした。

フロント部分のベルクロがもっと幅広いと防水効果が高まる様な気はします。



もっとも荷物の出し入れ時に雨が降っていると荷物やRANGER90の内部が濡れてしまうので、濡れては困る物は防水対策が必要です。

シェラフやマット類は大型のビニール袋に個別に入れて防水しました。

キャンプサイトで荷物を出してしまうとジッパーを締めても上部が凹になり、雨が降っている時には水が溜まってしまいます。

空荷で走行しない様に注意書きも有りますので、キャンプサイトでは外して置くのがベターですが・・・濡れ物なのでテントに入れる訳にも行かない。

今回はスクリーンタープ内に入れていました。

後は今回の様に荷物を限界近く迄入れてしまうとジッパーを閉めるのが一苦労。

寝袋はコンプレッションバッグに入れて圧縮するとコンパクトにはなりますが、RANGER90に収納する場合は圧縮するより自由に形状が変形する方が収まりが良さそうです。

今回は行きは常磐、帰りは関越自動車道を使ったのですが、高速走行でも気になる風切り音が殆ど感じられない。



台風接近中の暴風雨の中を走行しましたが、横風に煽られる事もありませんでした。

燃費の悪化を懸念していたのですが、通常通勤でリッター7km近辺なのに、信号の少ない北海道では荷物満載でコンスタントに12km前後を記録。

見た目と違って空気抵抗が少ないのでは無いかと思います。



取敢えずこれだけ収納出来れば一週間と言わず、何週間でもキャンプに出掛けて各地を回れるのですが・・・次にロングバケーションに出掛けられるのは何時の日か?

後は装備の更なるコンパクト化ですかね・・・

今回は秋の北海道。

山間部では積雪の可能性も有り、念の為にスノーチェーンも持参しました。

一番嵩張るのが寝袋4つで、これは封筒型にマミー型を入れて2重で使うからなのですが、化学繊維じゃ無くてダウンの冬用を一人一個使いにすれば相当コンパクトになるはず。

もっとも冬用を1個使うよりも3シーズン用を2個組み合わせて使う方が幅広いコンディションや季節に合わせて使えるんで便利なんですよね。

冬用ダウンシェラフは目の玉が飛び出る位に高価だし。

後は椅子と机はコンパクトな物に買い替えの余地がありますが、これも壊れて使い物にならなくなる迄は買い替えないだろうなぁ。

近々買い替えるとすればテントですな。

10年選手、強風や雨の中などでの酷使が祟ってフライシートがえらい事になっています。

裏面のシールテープは殆ど剥離して、一部は切断。



こんな状態でも表面からシーム材でコーティングしてあるので、今回も雨のキャンプが多かったにも関わらず、水漏れは皆無。

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もっとも裏面のコーティングが全面的にボロボロになっている・・・来シーズンはNEWテントデビュー?






  


Posted by KAZU@ at 10:10Comments(0)車:具

2011年10月15日

エバニュー チロルクッカー40DX

ここ数年、キャンプ用のコッフェル類は以前に御紹介したキャプテンスタッグのステンレス製を使用していました。

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ステンレス製のコッフェルは何と言っても頑丈で、焚き火の直火で使ってもビクともしない耐久性が魅力です。

真黒焦げになっても、スチールウールでガシガシ擦れるし。

ところで今回のキャンプからオプティマスのハイカー88を使用し始めた訳ですが、大きな鍋が使えないらしい。

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日本語説明書を見ると、直径17cm以上の鍋を使うと反射熱で給油口のキャップのゴムパッキンが溶けるとか書いてあります。

コンロが燃焼中にガソリンが噴き出したらえらい事になりますな。

タンクの内圧が上がると安全弁が開くはずですが、ゴムパッキンが先に溶ける場合もあるのか?

ネットで検索してみると、結構炎上する例があるようです。

そこで今回は以前使用していた、アルミ製のコッフェルを持って行きました。

エバニューのチロルクッカー40DXです。



多分購入したのは20年以上前。

サイズ自体はキャプテンスタッグの大小コッフェルとほぼ同じ大きさ。



つまり大きい方のコッフェルの直径は20cmなんですが・・・まあ、反射熱と言う点ではピカピカのステンレスより表面の光沢が少ないアルミの方がマシなのではないかと思う訳ですよ。

このコッフェル、表面が特殊加工されていて通常のアルミの様な光沢が無く、艶消しの様な灰色になっています。

ステンレスよりアルミの方が熱伝導が良いので、表面温度も低いのではないかと推察されます。

キャプテンスタッグの最小コッフェルと折り畳み式お玉が収納できます。



各鍋の底にはキッチンペーパーを一枚引いて、水分の除去とコッフェルが擦れる音を防止。

キャンプテンスタッグ付属の樹脂製皿も誂えた様に4枚ぴったり収納。



握りは樹脂でコーティングされています。



コールマンだと炎がコッフェル側面に広がって、樹脂でコーティングしてあっても熱くなるのですが、今回は123Rと88ハイカーの2台のオプティマスを使用。

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オプティマスだと炎がコッフェルの中心に集まるので、素手で握っても全く問題無し。

蓋のつまみも樹脂製。



蓋の縁の部分、ステンレスだと折り返して端面で手が切れないようなヘミング加工になっていて、汚れが溜まり易いのですがこいつは折り返しが無いので掃除が楽。



リベットも相当ゴッツイ物で頑丈な造り・・・手荒く扱っても壊れそうな所がありません。



当然ながら、お米もふっくら炊けました。

最近のコッフェルはチタン製が多いんですが、昔流行ったアルミの鍋を使うとアルツハイマーになるとか言うデマの為ですかねぇ?

まあ、ネズミ講まがい商法でのセールストークに乗せられてアルミ鍋が少なくなったとも思えないんですが、現在のエバニューのラインナップを見てもチタン製が主流ですな。

軽量な点は兎も角、米をふっくら炊くのはチタンよりアルミに軍配が上がるのではないかと思うのですが。


  


Posted by KAZU@ at 10:10Comments(0)キャンプ:食

2011年10月08日

イワタニカセットガスジュニアヒーターCB-JRH-2

今回から投入のニューアイテムその2。

イワタニカセットガスジュニアヒーターCB-JRH-2です。



取扱説明書には『一般家庭用』って書いてありますが、こいつを置いてある一般家庭はあまり無いと思う。

●サイズ:幅185×奥行176×高さ241(mm)
●収納サイズ:幅176×奥行176×高さ160(mm)
●重量:834g、ガス消費量:97g/h
●連続燃焼時間:イワタニカセットガスJr.使用時=約1時間20分、イワタニカセットガス使用時=約3時間
●暖房出力:1200Kcal
●カセットガスジュニア一本つき
●※仕様として、発熱部メッシュに二箇所穴が開いております。予めご了承下さい。

カセットガスを燃料にしたヒーターですな。



今年の春先に購入したのですが、原発事故の影響などでキャンプどころでは無くなってしまったので、ようやく出番が来ました。

9月の北海道は朝晩かなり冷え込みます。

夜間は食事にも使用するので大抵炭を起こすのですが、朝から炭起こしをするとバーベキューコンロの冷却や撤収に時間が掛ります。

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短時間だけ暖を取りたい様な時に便利です。

今回は9/17~9/24まで、道東方面を中心に回って来た訳ですが、思った程気温が下がりませんでした。

網走の山間のキャンプ場、AM4:00で約10℃。

以前のゴールデンウィーク、宗谷岬近くでテント内部のペットボトルが凍った事を考えると随分暖かい。

主にスクリーンタープ内で足元を温めるのに使用しましたが、この程度の最低気温ではガス燃焼器具の弱点である火力低下は全く感じられませんでした。

タンク下部に設置されているパワーブースターの効果もあると思われます。



昔のバイクのヘッドランプのようなリフレクターで、ヒーター前方を効果的に加温。



スクリーンタープ全体を温める程の熱量は有りませんが、足元に置いておくとかなりの暖かさ。



ガス消費量はカタログ値で97g/hなので、一般的なカセットコンロ用ガス缶(250g)なら連続2.5時間使用可能。

グリーンのナイロン製収納袋が付属。



こんな感じで折り畳んで収納されている。



折り畳み出来るものの、案外収納サイズが大きいのと収納形状の収まりが悪いので、プラコンへ入れると結構嵩張るのが弱点ですかねぇ?


  


Posted by KAZU@ at 10:10Comments(0)キャンプ:住

2011年10月02日

オプティマス 88ハイカープラス

今回の北海道キャンプ旅行から、ニューアイテムを投入しました。



OPTIMUS(オプティマス) NO.88 HIKER+(ハイカー プラス)です。



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OPTIMUS オプティマス No.88 ハイカープラス 【送料無料】 【正規品】
価格:35618円(税込、送料無料) (2018/11/2時点)



●使用燃料:ホワイトガソリン、灯油、ディーゼル油、ジェット燃料他
●本体重量:1590g
●収納サイズ:180×180×110mm
●出力:2850W
●燃焼時間:0.35Lの燃料で最高2時間
●付属品:取扱説明書

ここ半年程、ナチュラムを含む国内通販各社で欠品していたのですが、何時の間にかオプティマス日本代理店のスター商事のHPからも消えてしまっている・・・とうとう販売中止なのか?

人気無かったので仕方が無いでしょうねぇ。



国内価格だと3万円を超える定価で、普通にコールマンのツーバーナーが2台買えるような価格だったし、なにより個性的なブラック/グリーンのツートンカラーは旧ユーザーには否定され、新ユーザーにも受け入れられず・・・ノバだとグリーンのタンクは好評なのにね。

一方でマグネットを使用したノズルクリーニングシステムや、ガソリン以外に灯油や軽油がノズル交換無しに使える等、レトロな外観に似合わない最新構造のストーブだったのですが。

オークションを見ると旧111系は結構な人気ですが、個人的には生産中止だからとか、希少価値だからと言う理由だけで、法外な値段が付いた中古品を笑顔で買える程心が豊かでは無い・・・買うなら現行品最新型!

まあ、型遅れも二束三文なら買いますけど。

以前から興味があったのですが、買うなら最期のチャンスか。

人気が無くて廃番になっちゃうのに、生産中止になると価格が上がったりするのも馬鹿馬鹿しい。

記録的な円高が続いていた事もあって、海外通販で購入しました。

個人的には国内価格と国外価格であまりにも価格差が有り過ぎるような商品は基本的に海外通販で調達しています。

例えば今回の88ハイカープラスは米国価格で150ドル程度。(アメリカでもオプティマスは輸入品です)
コールマンのツーバーナーが130ドル位なので(コールマンがアメリカ製と言うのを差し引いても)日本国内で価格が2倍も違うと言うのは納得が行かない。

今回購入したのは初見のMoon Trail。

オーダー後、一週間程で自宅着。

ちなみに送料込で203.35ドル、換算レート80.65円で16400円となりました・・・やっぱり送料が高いねぇ。

さっそく開梱してみると、燃料タンクを固定する金具がカバーから外れている・・・



スポット溶接が取れてしまっています。

梱包自体はエアキャップ入りの段ボールでしっかりされていたのですが、サイズが投げ易い大きさ?だったので荷扱いが原因でしょう。

旧111系だとバーナー部分が底の部分に引っ掛かる構造になっているみたいですが88ハイカープラスはクリーニング用のマグネットの上に乗っかっているだけなので、逆さにして投げられたらタンクやバーナー部分の自重が全てステーに掛ってしまう。
箱の外側を幾らエアキャップで包んでも、壊れる事はありそうです。

もっともカバーの板厚に対して、固定金具の板厚が厚過ぎると言う構造上の問題も。

スポット溶接は部品同士の材質や厚みが異なると難しいんですよね。

剥がれた部品を見ても、ナゲット(溶接痕)が殆ど部材に溶け込んでいないので自重の有る燃料タンクを支えるには強度不足です。

蓋のヒンジ側の様にリベット止めにすれば良いのに。

購入元にクレームを入れて返品交換すれば良いのだけれど、手続きが面倒なのと時間も掛るので直して使う事にしました。

自宅にスポット溶接が出来る設備が無いので取敢えず部品に穴を開ける。



ネジとナットで固定。



綺麗に仕上げたいならロウ付けと言う手もありますが、部品が錆びてきたら再塗装を兼ねて作業すれば良いだろう。

どうせ使い始めれば直ぐに塗装は傷だらけ、煤まみれになるのでこのまま使い続けると思うが。

サイズ的にはホエーブス725より少々大きく、バイクで持ち運ぶには不適。

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購入前にネット情報を検索したのですがスベア123Rやノバの情報は沢山あるのですが、88ハイカーユーザーは極端に少ないようでイマイチ構造や使い勝手が良く判らなかったのですが、実物を見ると色々気になる事が・・・

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一際目立つ燃料タンク。

緑色に塗られているのはコストダウンでタンクが鉄になったから・・・だと思っていたのだが、磁石がくっつかないので鉄では無い。

旧111系とタンク形状は変わっていないので、真鍮に態々塗装をしているのか?

その内塗装が剥がれて下地が出てくるのだろうが、鉄じゃ無ければ錆には強いのか。

鉄タンクのGIストーブが錆で逝ってしまったので、燃料を入れっぱなしで次回迄ノーメンテと言う事が多い私的には有りがたい。

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他には蓋の開き角度がイマイチ。

8Rは過去に何度か現物を見た事がある。
もっと蓋が広く開いた気がするのだが・・・88ハイカープラスの蓋は90度位しか開かない。

蓋は風防兼用と考えれば90度で止まるのが風避け効果は高いのだろうが、大き目の鍋を使う時に邪魔になる。

着脱式の方が使い勝手が良い気がする。

もっとも日本語の取扱説明書を見ると直径17cm以上の鍋は使うなと書いてある・・・通常使用しているキャンプ用コッフェルは直径20cm強。

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もっと大きな鍋も使いたいと思っていたのだが、リリーフバルブが炎上する事に?

着火方法はポンプ+プレヒート式。

バーナー底部には燃料を沁み込ませる為のウイックが付属。



その昔、九州方面をツーリングしていた時の事、えびの高原温泉で隣にテントを張っていた大学生が8Rを使っていたのですが、泥酔状態でプレヒート用の生ガスを出し過ぎて着火。
危なくテントが炎上しそうになるのを見た事があるのですが、構造上大量のガソリンが底蓋に溜まる可能性が有るので注意が必要ですな。

少々苦言を述べさせて頂きますが、時折ネット上でガソリンストーブを室内で使用しているのが散見されます。

可燃物の有る室内でガソリン燃焼機器を使うのは大変危険です。

自分が火傷する位ならともかく、家族を巻き込み、近隣住民の皆様の命や財産を危険に晒し、人生を棒に振る可能性がある事を考えたら室内でプレヒートなんて考えられないんですが・・・自分は大丈夫って思っていると、大抵事故る物です。

燃料は例によって赤ガスを使用。

自動車用ガソリンは添加剤が人体に有害なので使わない様に注意書きが有りますが、最近は年間出撃回数が数える程なので態々ホワイトガスを買ったりしない・・・まあ、毎週キャンプに行く人は灯油を使って下さい。

バーナー底部はこんな仕上げ・・・



MANUFACTURED IN SWEDENって書いてあるけれど、スウェーデン製と言う事では無いのかな?



さて、実際の使い勝手だが、中々具合が良い。

ガソリンをタンクに入れたらポンピングを20回ほどして、バルブをオープン。

バーナープレートの円周部分がガソリンで湿ったところで一旦バルブを閉めて点火。



この状態で更にポンピングを追加すると炎の安定が速くなるようだ。

一気にバルブを大きく開けずに、炎の様子を見ながら開閉を調整する。



炎が安定する迄の時間も短く、プレヒート式ながらピーク1より立ち上がり時間は短いかも知れない。

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火力調整も広範囲に効く。



特筆すべきは赤ガスを使用しても赤火が殆ど出ない事。
プレヒートや消火時も煤が少ない。



123Rやコールマンは赤ガス使用だとどうしても赤火が残り、コッフェルの底に煤が付き易いのだが88ハイカープラスは最新モデルだけあって、バーナー部分の設計が秀逸で燃焼効果が高いのではないかと思われる。



家庭用カセットコンロの様な腰の低さから来る安定感も大きな利点。



小さなコッフェルをピーク1で使用するとコッフェル側面に炎が広がって不経済だし、コッフェルの取っ手が素手で触れない位に熱くなるのだが、88ハイカープラスではコッフェルの側面への回り込みが少ないので火傷の危険も少ない。

調整ノブも熱くならず、微調整し易い。

燃料タンクも大型で、調理途中でガス欠に気を使う必要も無い。

メンテナンスも結構簡単、タンクとバーナー部分がネジ2本で取り外し可能。



底蓋にノズルクリーニング用のマグネット取付金具が残るのがちょっと残念。



最大の問題は燃料音。

うーん、MSRとどちらが煩いかなぁ?

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早朝、深夜の使用は近隣キャンパーの方々に気を使わなければいけませんな。

少々火力が落ちても良いので静音用のアダプターとか販売されませんかね?

後は底カバーが結構加熱されるので、テントの中とか芝生の上では使えないので要注意。

木製の折り畳み椅子の上で使っていたら座面が焦げてしまった・・・

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ホエーブスと良く似た火力調整ノブが外れ易いのも気になる。

接続部分がゆるゆるで、ポンピングすると外れてしまうんだよね。

細かな不都合は使い方でカバーするとして、今後暫くはメインストーブとして使ってみたいと思います。



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Posted by KAZU@ at 10:10Comments(2)キャンプ:食