ＲＯＤ＆ＲＵＮ

久し振りにガソリンストーブを購入しました。

オプティマスの123Rスベアです。



あまりにも有名なので細かな説明は省略。

このブログを読んで頂ければ判りますが、ここ数年はコールマンのピーク1とクラッシックストーブを使っていました。

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ピーク1はかれこれ30年位近く使っている所謂2レバー式ですが、赤いクラッシックは1レバー式で火力調整が苦手なタイプ。

この組み合わせで今迄あまり不具合を感じていなかったのですが、最近はロゴスのピラミッドグリルの稼働率が上がって来た事もあり、湯沸かし専門と化したクラッシックはあまり出番が無くなりました。

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それにクラッシックは付属のアルミ角缶に収納しているのですが、結構嵩張るんだよね。

ちょっと装備もコンパクトに纏めたい・・・かねてから欲しかった123Rを買おうか？

それでもまだまだクラッシックが使えるのに、新しいのを買い足すのは気が引けて躊躇していたんですが、同じくオプティマスの箱型ストーブ、88ハイカーが何時の間にかナチュラムのガソリンストーブ一覧から消えて『入荷待ち』になっている・・・

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うーん、個性的なカラーリングが仇となって、人気無かったのかなぁ？
そう言えば何処のショップにも展示して無くて現物を見た事が無い・・・このまま生産中止なのか？

123Rも随分昔からいずれ生産中止になるだろうと散々言われているので、新品で買える内に買って置こうかと言う事で購入。

思い返せば今から30年程前、芦沢一洋氏の『パックパッキング入門』の125ページに載っていたスベア123（当時はRじゃ無く、ワイヤー・プリッカーが付属していました）の写真を何回眺めた事だろう。

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結局当時はピーク1を買って、それは後悔しない買い物ではあったのだけれど、何か忘れ物をしていたような気がしていたのだが、ようやくスッキリした。



ストーブ本体と風防、蓋になるアルミのコッフェル、鎖で繋がれた調整キーがセットになっています。



調整キーの鎖はストーブ本体に取り付けてありますが、風防の着脱に邪魔なので取り外して、普段は五徳からぶら下げておく事にしました。



さっそくキャンプ場へ・・・

クラッシックストーブのアルミ角缶と比較するとこんなに小さい。



まあ、ボルドーバーナーみたいな特殊なタイプを除けば、現行最小ガソリンストーブなんで当然ですが。

勿論ストーブ単体で比較してもコンパクトさが際立ちます。



ピーク1との比較。



さて、点火してみますか。



ちなみに燃料はいつもの通り、赤ガスです。

何か最近は赤ガスの添加物が体に悪いって話も有るので、気にする人は使わない方が良いと思うよ。

私は水銀やダイオキシンが大量に含有されているであろう沿岸で釣った魚を散々食べているし、国道を排気ガスまみれになって20万キロ以上もバイクで走ったりしているので今更気にしていませんが・・・

プレヒートはタンクから赤ガスをスポイトで抜いて使う。



100均スポイトを愛用している方々が多いと思いますが、偶々持っていたアクリル用の接着材『アクリルサンデー』のスポイトが丁度良かった。

金属製の極細ノズルで大量に出し過ぎる事が無いし、ノズルに蓋が出来るのでガソリンを一時的に保管しておく事が出来るので再点火する時に一々タンクのキャップを開け締めする必要が無い。

何度か着火して見たが、タンクの窪みが小さいので窪みにガソリンを溜めただけではプレヒートが足りない事もあるようだ。

ウイックやスチールウールを巻き付けてガソリンの保持力を増やす工夫をされている諸先輩が多いのも頷ける。

私は色々付けると掃除も面倒なので何も付けないつもりでいる。

取り敢えずガソリンをタンクの窪みに直接垂らすのでは無く、バーナーヘッドに掛けてタンクに垂れたのが窪みに溜まってから点火する方式でしばらく使ってみようと思う。

ちなみに『バックパッキング入門』にはプレヒートの方法として『掌でタンクを温める』『スリーピングバッグの中に入れて寝る』『太陽熱で暖められた岩の上に置く』などが紹介されていました。

取り扱い説明書の使い方とは異なるけれど、プレヒート後、点火して炎が安定してから風防兼五徳を取り付けた方が風防が煤で汚れ難いのではないかと思います。

赤ガスを使っている為か、点火直後は火先が赤い。



まあ、これは123Rだけでは無く、ピーク1でも同じだが。

期待通り、火力調整はかなり効く。





これなら飯炊きの主力マシーンとして充分働いてくれるだろう。



炎の偏りがちょっと気になるけれど、調整すれば修正出来るのか？

少々高さが足りないが、EPIのコッフェルに収納しよう。

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燃焼音はMSRと比較すると小さいが、早朝深夜の使用は注意。

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まあ、せっかく購入したのだけど今後どれだけ使えるかなぁ？

耐久性は消耗部品の交換で半永久的に使えるだろうから心配していないけれど、生涯の使用回数って事ね。
キャンプの出動回数が減っているからねぇ。

年内、もう一回位何処かへ出掛けたいと思っていたのだが・・・

まあ、諸事情であまり時間が取れないって言う事もあるんだけど、最近キャンプへ行ってもトラブルばかりで全然楽しく無いんですよ。

悪天候や強風、台風直撃等の自然現象なら仕方が無いし、何年かすれば笑い話になっちゃうんですが、キャンプ場迄やって来て、人間関係で苦労するのはもう勘弁して欲しい。

キャンプ歴は長い方だと思うし、離島を含めて国内は殆どキャンプしながら回ったけれど、今迄キャンプ場で出会う人々はフレンドリーで良い人ばかりだった。
キャンプ場で出会って、長年付き合いが続いている人もいる。

そりゃ中にはちょっと困った人もいたけれど、時代が変わったんですかね？

泥酔状態で深夜のキャンプサイトをポケバイで走り回るハーレーのチームとか、マイクロバスでキャンプ場にやって来て深夜まで宴会しているグループとか・・・

酔っぱらいのゲロを見せられたような気分になる。

普通のファミリーキャンパーが行かない場所や季節のハードなキャンプに連れ回しても一度も根を上げた事が無い家人も、流石に心が折れたのか『キャンプに行くのは嫌だ』と言いだす始末。

まあ、私も又嫌な思いをしなければならないかも？って考えると気が重くなるんですが。

気分を切り替えて、季節外れの海岸にソロキャンでも行くか・・・



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