ＲＯＤ＆ＲＵＮ

個人的にはアーボガストの中では一番のお気に入り。

スパターバグです。



こいつは70年代購入。



サイズは5/8oz。

当時はこれより小さなサイズも売っていた。

先端をスパッ！と斜めに切り落とした独特のデザイン。

何と言っても目を惹くのはフロントのプロペラ。



肉厚のアルミ製。

わざと左右の寸法を変えて、不規則な回転を起こすようになっている。



実に独創的なこだわりの逸品。

スパターバグ初登場が何時かは知らないのだが、ここ30年位の間にも何度かマイナーチェンジしているようだ。



写真左から右へ行く程古い物。

70年代以降はボディーサイズが微妙に違うが、これは兄弟モデルのスパターバズと同じボディになっている為だろう。

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新型はボディーが若干長く、スリムになっている。



昔のボディーは斜めの部分が蓋になっていて、ボディーは1ピース。



新しい物は、ボディーの真ん中辺りで継いである。



ボディー前半は、旧タイプの方が若干太い。



ペラを取り付けているワイヤー形状は、一時ストレートになったのだが、その後以前と同じタイプに戻っている。



ペラ形状は基本的に変わらないが、旧型の方が若干肉厚。



アクションは新旧同じ。

アーボガストにはスパターファスって言うストレートタイプのバズベイトがあったと思うんだが、ブレイド形状が同じ。

メタルボディーのバズだと沈んでしまうので、フローティングプラグの前に付けてしまえと言う事なのでしょうな。

とにかく、風のある時はこいつが強い。

不規則な回転を起こすアンバランスなペラが強烈なスプラッシュでバスを誘う。

ストップさせると、例のラバースカートがヒラヒラ、オイデオイデと手招き。



フラポッパーと異なり、ボディー直付けじゃあなく、専用金具でヒートン付け。

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静止状態では下に垂れて、アクションさせると後ろになびく。

こいつで釣れない訳が無い・・・と、根拠の無い自信を持って釣りに集中できる訳ですよ。

まあ、あまりにも有名なジッターバグの影に隠れたマイナールアーですが、チャンスがあったら一度使って見て下さい。

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運が良ければ、未だデッドストックが見つかるかも？