2010年02月14日
サウスベンド バスオレノ
今回のネタはバスオレノ。

数あるバスプラグの中でも最古参の一つ。
ヘッド部分をU字型に削っただけの余計なギミックは何も無いシンプルな造り。

散々引き合いに出している『ブラックバス釣りの楽しみ方』でも絶賛されていたルアーですが、本が発行された70年代後半には日本国内には殆ど流通していなかったと思います。
関連記事リンク:ブラックバス釣りの楽しみ方
当時は現在とは比較にならない程バス釣り関係の情報は少なかったので、バス釣りのバイブルと言える本に書いてある内容は絶対的な物でした。
品薄で実物が手に入らない事もあって、妄想が頭の中が膨れ上がっていたのは私だけではありますまい。
今回、このブログを書くに当たってネット情報で確認したところによると、丁度70年代後半にサウスベンド社からエバンス社に販売元が変更されたらしいので、『ブラックバス釣りの楽しみ方』が発刊された時は過渡期で流通量が極端に少なくなっていたものと思われます。
釣具店でこいつを見つけた時には思わず飛び付いてしまいました。
タイトルはサウスベンドとさせて頂きましたが、こいつは80年代初期頃に購入したのでエバンス製だと思います。
御存知の方も多いと思いますが、現在はルーハージェンセンブランドになっています。
ちなみにエバンスのルアーと言ったら何と言ってもレインボーシールを張り付けたハスルアーを思い出しますが、ハスルアーも現在はルーハーブランドになっている模様・・・凄いなルーハージェンセン。
関連記事リンク:エバンス ハスルアー
何だかメジャーリーグのオールスターチームみたいなラインナップになっていないか?
チームプラドコを相手にワールドシリーズができそうだが。
こいつを購入する前に写真で見ていたバスオレノはウッド製でお尻がむっちりしてヘッド部分が少々スリムになっているタイプでしたが、こいつは御覧の通りずん胴。

多感な青年(当時)としては、出る所が出ていて引っこんでいる所が引っこんでいる、グラマラスなナイスボディを期待していただけにちょっとガッカリ。
実はこいつを購入する前に、知人より小型のウッドタイプを頂いて使っていました。

アイの部分に突起がある、通称タックアイと言うモデルのようです。

1935~1950年頃に生産された物のようですな。
丁度、第二次世界大戦前後の頃・・・日本人が竹槍でB29を撃墜しようとしていた頃、アメリカ人はバス釣り用のルアーを普通に作っていたんですよ。
日本が勝てる訳がありません。
アイの部分が出っ張っている訳ですが、その上にペイントしてあるので当然の様に塗料が剥がれています。

昔のルアーは塗装が良いって言われる事が多いけれど、確かに物によっては塗りが丁重な物はありますが、60年前の塗料と現在の塗料ではどう考えても現在の塗料の方が優秀でしょう。

こいつは戦時中に作られた為に塗料が悪いのか、私の使用方法、保管状態が悪いせいもあると思いますが残念な状態に・・・
前記バイブル本にはこいつはポッパーファミリーの一員として紹介されていた訳ですが、ラッキー13と比較すると上顎が無いので派手なポップ音は出ません。
関連記事リンク:ヘドン(HEDDON) ラッキー13(Lucky13)
こいつの最大の持ち味はウネウネと身悶えしながら沈む動きにある訳で、ポッパーと言うよりはライブラリーに近いプラグです。
ちなみに当時はダーターと言うカテゴリーはありませんでした。
カラーはポピュラーなレッドヘッド。

色合いがちょっと変わっていて、鮮やかな赤では無く、若干黒味掛った赤色で塗られています。
ORIGINAL BASS ORENOの印字。

ヘドンとは雰囲気の異なる金具でフックが取付られています。

購入当時のホームは相模湖や津久井湖だったのですが、以前にもブログに書いたように手漕ぎのボートで釣りをしていました。
風に流され易い手漕ぎボートでは、ラッキー13やバスオレノのように比較的スローテンポで動かすのが持ち味のルアーは使い難い。
リーリングしてクランクベイトやミノーの様に使うのも有りだとは思いますが、それなら他に使いたいルアーが沢山あるし・・・
この手のダーターでは個人的にラッキー13が好きな事もありますが、どうしてもバスオレノの出番は少なくなってしまいます。
アクションの優劣はともかく、表情豊かなラッキー13と比較すると無愛想なのも出番が少ない原因かなぁ?

数あるバスプラグの中でも最古参の一つ。
ヘッド部分をU字型に削っただけの余計なギミックは何も無いシンプルな造り。
散々引き合いに出している『ブラックバス釣りの楽しみ方』でも絶賛されていたルアーですが、本が発行された70年代後半には日本国内には殆ど流通していなかったと思います。
関連記事リンク:ブラックバス釣りの楽しみ方
当時は現在とは比較にならない程バス釣り関係の情報は少なかったので、バス釣りのバイブルと言える本に書いてある内容は絶対的な物でした。
品薄で実物が手に入らない事もあって、妄想が頭の中が膨れ上がっていたのは私だけではありますまい。
今回、このブログを書くに当たってネット情報で確認したところによると、丁度70年代後半にサウスベンド社からエバンス社に販売元が変更されたらしいので、『ブラックバス釣りの楽しみ方』が発刊された時は過渡期で流通量が極端に少なくなっていたものと思われます。
釣具店でこいつを見つけた時には思わず飛び付いてしまいました。
タイトルはサウスベンドとさせて頂きましたが、こいつは80年代初期頃に購入したのでエバンス製だと思います。
御存知の方も多いと思いますが、現在はルーハージェンセンブランドになっています。
ちなみにエバンスのルアーと言ったら何と言ってもレインボーシールを張り付けたハスルアーを思い出しますが、ハスルアーも現在はルーハーブランドになっている模様・・・凄いなルーハージェンセン。
関連記事リンク:エバンス ハスルアー
何だかメジャーリーグのオールスターチームみたいなラインナップになっていないか?
チームプラドコを相手にワールドシリーズができそうだが。
こいつを購入する前に写真で見ていたバスオレノはウッド製でお尻がむっちりしてヘッド部分が少々スリムになっているタイプでしたが、こいつは御覧の通りずん胴。
多感な青年(当時)としては、出る所が出ていて引っこんでいる所が引っこんでいる、グラマラスなナイスボディを期待していただけにちょっとガッカリ。
実はこいつを購入する前に、知人より小型のウッドタイプを頂いて使っていました。
アイの部分に突起がある、通称タックアイと言うモデルのようです。
1935~1950年頃に生産された物のようですな。
丁度、第二次世界大戦前後の頃・・・日本人が竹槍でB29を撃墜しようとしていた頃、アメリカ人はバス釣り用のルアーを普通に作っていたんですよ。
日本が勝てる訳がありません。
アイの部分が出っ張っている訳ですが、その上にペイントしてあるので当然の様に塗料が剥がれています。
昔のルアーは塗装が良いって言われる事が多いけれど、確かに物によっては塗りが丁重な物はありますが、60年前の塗料と現在の塗料ではどう考えても現在の塗料の方が優秀でしょう。
こいつは戦時中に作られた為に塗料が悪いのか、私の使用方法、保管状態が悪いせいもあると思いますが残念な状態に・・・
前記バイブル本にはこいつはポッパーファミリーの一員として紹介されていた訳ですが、ラッキー13と比較すると上顎が無いので派手なポップ音は出ません。
関連記事リンク:ヘドン(HEDDON) ラッキー13(Lucky13)
こいつの最大の持ち味はウネウネと身悶えしながら沈む動きにある訳で、ポッパーと言うよりはライブラリーに近いプラグです。
ちなみに当時はダーターと言うカテゴリーはありませんでした。
カラーはポピュラーなレッドヘッド。
色合いがちょっと変わっていて、鮮やかな赤では無く、若干黒味掛った赤色で塗られています。
ORIGINAL BASS ORENOの印字。
ヘドンとは雰囲気の異なる金具でフックが取付られています。
購入当時のホームは相模湖や津久井湖だったのですが、以前にもブログに書いたように手漕ぎのボートで釣りをしていました。
風に流され易い手漕ぎボートでは、ラッキー13やバスオレノのように比較的スローテンポで動かすのが持ち味のルアーは使い難い。
リーリングしてクランクベイトやミノーの様に使うのも有りだとは思いますが、それなら他に使いたいルアーが沢山あるし・・・
この手のダーターでは個人的にラッキー13が好きな事もありますが、どうしてもバスオレノの出番は少なくなってしまいます。
アクションの優劣はともかく、表情豊かなラッキー13と比較すると無愛想なのも出番が少ない原因かなぁ?
Posted by KAZU@ at 10:10│Comments(0)
│釣:ルアー
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