2009年05月09日
ゼブコ スピナーベイト
ゼブコの続きで今回紹介するのはスピナーベイト・・・うーん、名前を覚えていない。
ネットで検索したのだが、手掛かりが全く無し。
・・・って言うか、本当にゼブコだったか自信が無いのだが・・・
プラグと違ってボディーにネームやメーカー名が無いんで、他にも正体不明の謎のスピナーベイトがタックルBOXに幾つか転がっています。
70年代頃からスピナーベイトが日本でも使われ始めたんじゃあ無かったかと記憶しているんだが、最初にスピナーベイトを見た時には正直こいつで魚が釣れるのか?と不信感を抱いたものです。
なにしろ、針金にスカート付きのフックとスピナーのブレイドが別々に付いているんですから。
ミノープラグやスプーンだったら小魚のイメージが容易に掴めるのでバスが喰い付くのは良く判るけれど、これはどう見ても魚の餌には見えないからねぇ。
大体、魚はフックの付いていないスピナー部分に反応しそうじゃあないですか。
せっかくバスが喰い付いても針に掛らないんじゃあないかと思ったりしてね。
まあ、実際使って見て効果に驚いた訳ですけど。
最初に購入したのは記憶があやふやなんだけれど、フレックス(ネット検索してもヒットしない)とか言う名前のスピナーベイト。(注:フレックと判明。御指摘ありがとうございました)
ソラマメを半分潰したようなヘッド(イメージ掴める?)にビニールスカート、ブレードは小型のコロラドタイプだったと思う。
最近はウィローリーフタイプのブレイド付きのスピナーベイトが多いけれど、当時はコロラドタイプが多かった。
例えばへドンでもクライマックスと言う名前(これは覚えている)のスピナーベイトを販売していたけれど、大きめのシングルコロラドブレードだった。
ちなみにフレックス?もクライマックスも幾つか購入したはずなのだがタックルBOXには1個も残っていない。
こいつは何と言っても根掛りし難い。
ジグヘッドのペイントがボロボロになっているので判ると思うけれど、こいつは津久井湖や相模湖のような立木が沢山あるリザーバーで散々使い倒しているにもかかわらずロストしていない。
2本のアームでフックのポイントをガードしているのでスナッグレス性能が高い訳ですよ。
スナッグレス性能とフッキングはバーターなんですが、こいつはアーム自体は短めなんでしっかりフッキングします。
当時、ゼブコでは同じデザインのジグヘッドとスカートで、シングルアームに普通のコロラドシングルタイプやコロラドダブルブレードを装着したタイプを販売していたはずです。
ヘッドとスカート部分は共用で3種類のラインナップだった訳ですな。
このような変則スピナーベイトは当時としては珍しい物でした。
ちなみにゼブコ社ではクラッピー用だと思いますが、小型のワームやフェザーボディの極小スピナーベイト各種も販売しておりました。
カラーバリエーションが豊富なルアーが満載されたカラーカタログをボロボロになるまで読み尽したものです。
タックルBOXに入れる時にはこの様にアームを折り畳んで収納可能。
パッケージにもこの状態で包装されていたと思います。
スカートは他社製も含めて当時はビニールスカートが多かった。
鮮やかなオレンジ色が目を惹きます。
アーボガストのラバースカートと比較すると丈夫で長持ち。
当時の釣り雑誌ではスピナーベイトの使い方として、『バンクバーナードメソッド』と言うのを紹介していました。
タックルはベイトタックル。
まずはスピナーベイトを岸際ギリギリに打ち込む。
ルアーが着水した時にロッドチップは水面ギリギリ迄下げておきます。
着水と同時にサミングしてラインをストップ。
そのままロッドチップを持ち上げて表層を1m程ルアーを動かす。
ここでリールのクラッチを入れ、ロッドを倒しながらラインを送り込んでルアーを沈める。
その後ボトムをトレース。
岸際の障害物からバスを誘き出すって言うんですけどね。
当時はナイロンラインにグラスロッドですからルアーが沈んで行く途中で当たりを取るのが難しかった。
ラインの変化やロッドグリップへの僅かな違和感を一瞬で判断して合わせを入れる訳ですが、大抵は沈木・・・まあ、そんな修羅場を潜り抜けて現在まで生き残っている貴重なルアーです。
魚探で湖底の様子を丸裸にして、最近の高感度カーボンロッド+PEラインを使えば確かにキャッチは増えるんだろうけど、想像力を働かせる余地が少なくなったのは寂しい気もする。
ネットで検索したのだが、手掛かりが全く無し。
・・・って言うか、本当にゼブコだったか自信が無いのだが・・・
プラグと違ってボディーにネームやメーカー名が無いんで、他にも正体不明の謎のスピナーベイトがタックルBOXに幾つか転がっています。
70年代頃からスピナーベイトが日本でも使われ始めたんじゃあ無かったかと記憶しているんだが、最初にスピナーベイトを見た時には正直こいつで魚が釣れるのか?と不信感を抱いたものです。
なにしろ、針金にスカート付きのフックとスピナーのブレイドが別々に付いているんですから。
ミノープラグやスプーンだったら小魚のイメージが容易に掴めるのでバスが喰い付くのは良く判るけれど、これはどう見ても魚の餌には見えないからねぇ。
大体、魚はフックの付いていないスピナー部分に反応しそうじゃあないですか。
せっかくバスが喰い付いても針に掛らないんじゃあないかと思ったりしてね。
まあ、実際使って見て効果に驚いた訳ですけど。
最初に購入したのは記憶があやふやなんだけれど、フレックス(ネット検索してもヒットしない)とか言う名前のスピナーベイト。(注:フレックと判明。御指摘ありがとうございました)
ソラマメを半分潰したようなヘッド(イメージ掴める?)にビニールスカート、ブレードは小型のコロラドタイプだったと思う。
最近はウィローリーフタイプのブレイド付きのスピナーベイトが多いけれど、当時はコロラドタイプが多かった。
例えばへドンでもクライマックスと言う名前(これは覚えている)のスピナーベイトを販売していたけれど、大きめのシングルコロラドブレードだった。
ちなみにフレックス?もクライマックスも幾つか購入したはずなのだがタックルBOXには1個も残っていない。
こいつは何と言っても根掛りし難い。
ジグヘッドのペイントがボロボロになっているので判ると思うけれど、こいつは津久井湖や相模湖のような立木が沢山あるリザーバーで散々使い倒しているにもかかわらずロストしていない。
2本のアームでフックのポイントをガードしているのでスナッグレス性能が高い訳ですよ。
スナッグレス性能とフッキングはバーターなんですが、こいつはアーム自体は短めなんでしっかりフッキングします。
当時、ゼブコでは同じデザインのジグヘッドとスカートで、シングルアームに普通のコロラドシングルタイプやコロラドダブルブレードを装着したタイプを販売していたはずです。
ヘッドとスカート部分は共用で3種類のラインナップだった訳ですな。
このような変則スピナーベイトは当時としては珍しい物でした。
ちなみにゼブコ社ではクラッピー用だと思いますが、小型のワームやフェザーボディの極小スピナーベイト各種も販売しておりました。
カラーバリエーションが豊富なルアーが満載されたカラーカタログをボロボロになるまで読み尽したものです。
タックルBOXに入れる時にはこの様にアームを折り畳んで収納可能。
パッケージにもこの状態で包装されていたと思います。
スカートは他社製も含めて当時はビニールスカートが多かった。
鮮やかなオレンジ色が目を惹きます。
アーボガストのラバースカートと比較すると丈夫で長持ち。
当時の釣り雑誌ではスピナーベイトの使い方として、『バンクバーナードメソッド』と言うのを紹介していました。
タックルはベイトタックル。
まずはスピナーベイトを岸際ギリギリに打ち込む。
ルアーが着水した時にロッドチップは水面ギリギリ迄下げておきます。
着水と同時にサミングしてラインをストップ。
そのままロッドチップを持ち上げて表層を1m程ルアーを動かす。
ここでリールのクラッチを入れ、ロッドを倒しながらラインを送り込んでルアーを沈める。
その後ボトムをトレース。
岸際の障害物からバスを誘き出すって言うんですけどね。
当時はナイロンラインにグラスロッドですからルアーが沈んで行く途中で当たりを取るのが難しかった。
ラインの変化やロッドグリップへの僅かな違和感を一瞬で判断して合わせを入れる訳ですが、大抵は沈木・・・まあ、そんな修羅場を潜り抜けて現在まで生き残っている貴重なルアーです。
魚探で湖底の様子を丸裸にして、最近の高感度カーボンロッド+PEラインを使えば確かにキャッチは増えるんだろうけど、想像力を働かせる余地が少なくなったのは寂しい気もする。