ＲＯＤ＆ＲＵＮ

バイク窃盗団は音の出る金ノコなどは使用せず、音のしない油圧カッターを使用して大抵の物は切断してしまうとは良く聞く話。

一説に寄れば通常の油圧カッターは刃先が20ｍｍ以上は開かないらしいのでとにかく太いワイヤーやチェーンが効果的とも。

そんな中で今回紹介するのは細身のワイヤーロック。

レッドバロンの盗難保険に加入すると付いて来るＢ10です。



レッドバロンのＨＰによれば、

高強度ワイヤーロック（盗難防止剤 高圧封入）

特殊中空構造を採用し、切断すると内部に高圧で封入された盗難防止剤が噴出する高強度ワイヤーロック

との事。



さて、ここで非常に気になるのは『盗難防止剤』って何？って事ですよね。

切断するとシアン化合物が周囲に飛び散り、賊が即死！？

まあ、普通に考えて人体に有害な物を使うとは思えないのでカラーインクの類でしょうか。

コンビニに置いてあるカラーボールのようなモノではないかと想像しますが、切断して確かめる訳にも行かないので・・・誰か、切断してみた（又は切断された）人がいたら内部がどうなっているのか教えて下さい。

ネット情報が少ないのは実際の切断例が少ないのか？

もっともカラーインクが周囲に飛び散って綺麗な車体が台無しっていうのも困る訳ですが・・・

盗難保険加入の指定品なので、容易く盗まれてしまう物とは思えないんですがねぇ。

直径は約15ｍｍ。



長さは80ｃｍ少々。



表面の樹脂と内部のワイヤーの間に盗難防止剤が充填されているはずですがそんなに大量に入っている訳では無さそうです。

先日まで乗っていたＫＳＲを購入した時に最初の1年だけ盗難保険に入っていた時の付属品なのですが、実際に切断されるまで効果は不明です。

バイクに傷が付き難いようにワイヤー全体がプラスチックでコーティングされていて、軽量でロックを掛けるのも外すのもやり易いけれど、やっぱりこいつもサブ的にしか使えない・・・

キーは平型。



ちなみにレッドバロンでは多関節式のロックも取り扱っている。

先日紹介したワイズギアの物と比較すると樹脂でコーティングする事で太くして切断され難くすると同時に車体への傷防止も考慮されているようだ。

それにしても盗難防止剤、凄く気になる・・・

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