2020年04月04日
ヴィジョン トム ブラウン・ジュニア著
今後数年間に渡り日本経済に重大な影響を与え兼ねない、新型コロナウイルスが爆発的感染に落ちいるかどうかと言う瀬戸際で政府がようやく具体的な対策を発表。
各家庭に布製マスクを二枚郵送します!
もう散々批判されているけれど、「ダメだ、こりゃ」としか言いようが無い。
200億円掛かるらしい(その後の発表で466億円!と判明)が、半分は梱包と送料に浪費されるだけ。
自分の払った税金が無駄に使われる事に腹が立つ。
志村けん師匠の馬鹿殿様は人を笑顔にしたが、国家存亡の危機に人々から嘲笑されるようなリアル馬鹿殿はいらない。
一方で結核の予防接種をしていると感染しても重篤化しないのではないかと言う明るいニュースもあります。
乳幼児と高齢者以外の日本人は殆んどBCG接種を受けているはず。
欧米と比較すると死亡率は低くなる可能性が有りそうです。
もっとも明るいニュースに油断すると事態が長引くので、個人で出来る唯一確実で効果的な感染予防対策として外出自粛を継続中。
普段出来ない事をするチャンスだと、前向きに考えないといけませんね。
書庫を整理していると昔購入した文庫本が出てきた。
ヴィジョン―次元のベールを超えて見た地球の未来 (5次元文庫)
トラッカーナイフの生みの親、トム ブラウン・ジュニアの著書です。
関連記事リンク
YouTube:トラッカーナイフの使い方
久しぶりに読み返す。
もっとも文庫本の活字は老眼のオッサンが読むには小さいので、以前に自炊したPDFをタブレットで拡大。
トム ブラウン・ジュニアの著書と聞けば、有名なトラッカースクールで教えているアメリカ原住民のサバイバルテクニックの教書だと思う方もいるでしょうが、野生動物の追跡方法、デブリハットの作り方、火起こし、水や食料の獲得方法等は一切書かれていない。
実際のテクニックについては、別書「トラッカー」に書かれているらしいが、既に絶版で中古本が法外な価格で販売されています。
流石に1万円越えでは買う気にならない。
amazon
トラッカー―インディアンの聖なるサバイバル術
本著も絶版で、現在では以前に私が購入した時の数倍の価格で販売されています。
amazon
ヴィジョン―次元のベールを超えて見た地球の未来 (5次元文庫)
この様な書籍こそ、電子化して安価で販売してくれたら良いと思うのですが。
著書の副題に「次元のベールを超えて見た地球の未来」と記載されていますが、これはかなり難解なある種の哲学書、予言書です。
前記「トラッカー」で記載されなかったメンタルな部分が、主にトムブラウンの指導者だったアメリカ先住民の古老、グランドファーザーとの関わりについて書かれています。
例えば意識のタイムトラベルや肉体と精神の融合や分離など、人によってはカルト教団の教書の様な内容にも取れます。
何しろ、発行元が5次元文庫ですからねぇ。
精神鍛錬の一貫として数日間の断食を伴う儀式を繰り返す事で超常的な体験をするのですが、その昔オウム真理教事件の時にも信者を同様な極限状態に追い込んで神秘体験をさせる事で教義を信じさせたようです。
極限状態で人間の脳が潜在意識を視覚化するんですかねぇ?
トムブラウンが荒野の洞窟で観る、核戦争や環境汚染で人類が滅亡するビジョンは、この書籍が発行された1988年以前の冷戦や高度成長期に人類の大多数が感じていた漠然とした不安を反映したものでしょう。
もっとも荒唐無稽なトンデモ本と言うだけでは無く、色々と現代社会に付いて考えさせられる一冊です。
元々、トムブラウンのサバイバルは、例えばベアグリルスのサバイバルとはサバイバルの定義が事なっていて、自然と闘って生き延びるのでは無く、自然と調和し、自然の恵みを受けて生きる事。
サバイバルナイフやファイアースティック等の道具を使って数日間生き延びるのでは無く、現代人を寄せつけないような荒野に何も持たずに踏み込んで、そのまま何日でも生活出来るようなスキル、肉体、精神を鍛える事です。
特に共感出来るのは、物の考え方と人への伝え方ですかね。
例えば、弓を作るのに林の中から一本木を伐採する時、貴方だったらどんな木を選びますか?
ここではあえて答えを書きません。
現代では、兎に角早く簡単に答えが欲しくて自分で考える事をしないでいきなり検索したり、もっと横着者は検索すらしないでヤフー質問箱に教えて下さいと書き込みます。
当ブログでは管理人の独断と偏見に基づいて道具について思う処を書かせて頂いています。
特に初心者の方々に言いたいのは、こんなブログを参考にして同じような道具を買ったら駄目だよ。
趣味の道具は使う人の価値観で評価が全く異なります。
例えば、『コスパ最高※※※お勧めベスト10!!!』、みたいな記事を参考に物を買うのは人生の無駄。
コスパやスペックなんかはどうでも良いから、他人の意見は無視しても兎に角自分が気に入った物を買うのがよろしい。
この御時世なので使い捨てにならず、長く使えるものなら尚よろしい。
現在、自宅から一歩外に出る事が如何に感染リスクが高く家族を危険に晒す行為か充分に理解して、医療従事者の方々にこれ以上負担を掛けないように、外出自粛を続けましょう。
各家庭に布製マスクを二枚郵送します!
もう散々批判されているけれど、「ダメだ、こりゃ」としか言いようが無い。
200億円掛かるらしい(その後の発表で466億円!と判明)が、半分は梱包と送料に浪費されるだけ。
自分の払った税金が無駄に使われる事に腹が立つ。
志村けん師匠の馬鹿殿様は人を笑顔にしたが、国家存亡の危機に人々から嘲笑されるようなリアル馬鹿殿はいらない。
一方で結核の予防接種をしていると感染しても重篤化しないのではないかと言う明るいニュースもあります。
乳幼児と高齢者以外の日本人は殆んどBCG接種を受けているはず。
欧米と比較すると死亡率は低くなる可能性が有りそうです。
もっとも明るいニュースに油断すると事態が長引くので、個人で出来る唯一確実で効果的な感染予防対策として外出自粛を継続中。
普段出来ない事をするチャンスだと、前向きに考えないといけませんね。
書庫を整理していると昔購入した文庫本が出てきた。
ヴィジョン―次元のベールを超えて見た地球の未来 (5次元文庫)
トラッカーナイフの生みの親、トム ブラウン・ジュニアの著書です。
関連記事リンク
2012/11/10
YouTube:トラッカーナイフの使い方
久しぶりに読み返す。
もっとも文庫本の活字は老眼のオッサンが読むには小さいので、以前に自炊したPDFをタブレットで拡大。
トム ブラウン・ジュニアの著書と聞けば、有名なトラッカースクールで教えているアメリカ原住民のサバイバルテクニックの教書だと思う方もいるでしょうが、野生動物の追跡方法、デブリハットの作り方、火起こし、水や食料の獲得方法等は一切書かれていない。
実際のテクニックについては、別書「トラッカー」に書かれているらしいが、既に絶版で中古本が法外な価格で販売されています。
流石に1万円越えでは買う気にならない。
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トラッカー―インディアンの聖なるサバイバル術
本著も絶版で、現在では以前に私が購入した時の数倍の価格で販売されています。
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ヴィジョン―次元のベールを超えて見た地球の未来 (5次元文庫)
この様な書籍こそ、電子化して安価で販売してくれたら良いと思うのですが。
著書の副題に「次元のベールを超えて見た地球の未来」と記載されていますが、これはかなり難解なある種の哲学書、予言書です。
前記「トラッカー」で記載されなかったメンタルな部分が、主にトムブラウンの指導者だったアメリカ先住民の古老、グランドファーザーとの関わりについて書かれています。
例えば意識のタイムトラベルや肉体と精神の融合や分離など、人によってはカルト教団の教書の様な内容にも取れます。
何しろ、発行元が5次元文庫ですからねぇ。
精神鍛錬の一貫として数日間の断食を伴う儀式を繰り返す事で超常的な体験をするのですが、その昔オウム真理教事件の時にも信者を同様な極限状態に追い込んで神秘体験をさせる事で教義を信じさせたようです。
極限状態で人間の脳が潜在意識を視覚化するんですかねぇ?
トムブラウンが荒野の洞窟で観る、核戦争や環境汚染で人類が滅亡するビジョンは、この書籍が発行された1988年以前の冷戦や高度成長期に人類の大多数が感じていた漠然とした不安を反映したものでしょう。
もっとも荒唐無稽なトンデモ本と言うだけでは無く、色々と現代社会に付いて考えさせられる一冊です。
元々、トムブラウンのサバイバルは、例えばベアグリルスのサバイバルとはサバイバルの定義が事なっていて、自然と闘って生き延びるのでは無く、自然と調和し、自然の恵みを受けて生きる事。
サバイバルナイフやファイアースティック等の道具を使って数日間生き延びるのでは無く、現代人を寄せつけないような荒野に何も持たずに踏み込んで、そのまま何日でも生活出来るようなスキル、肉体、精神を鍛える事です。
特に共感出来るのは、物の考え方と人への伝え方ですかね。
例えば、弓を作るのに林の中から一本木を伐採する時、貴方だったらどんな木を選びますか?
ここではあえて答えを書きません。
現代では、兎に角早く簡単に答えが欲しくて自分で考える事をしないでいきなり検索したり、もっと横着者は検索すらしないでヤフー質問箱に教えて下さいと書き込みます。
当ブログでは管理人の独断と偏見に基づいて道具について思う処を書かせて頂いています。
特に初心者の方々に言いたいのは、こんなブログを参考にして同じような道具を買ったら駄目だよ。
趣味の道具は使う人の価値観で評価が全く異なります。
例えば、『コスパ最高※※※お勧めベスト10!!!』、みたいな記事を参考に物を買うのは人生の無駄。
コスパやスペックなんかはどうでも良いから、他人の意見は無視しても兎に角自分が気に入った物を買うのがよろしい。
この御時世なので使い捨てにならず、長く使えるものなら尚よろしい。
現在、自宅から一歩外に出る事が如何に感染リスクが高く家族を危険に晒す行為か充分に理解して、医療従事者の方々にこれ以上負担を掛けないように、外出自粛を続けましょう。
Posted by KAZU@ at 12:58│Comments(0)
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