2021年11月22日
ABU アンバサダー5600 D5 FW
弟から使っていないリールを2台貰った。
ABUのアンバサダー4500Cと5600 D5 FW。
数年前に某釣具店の閉店セールでワゴンに積まれていたのを、安かったので使い道を考えずに適当に購入したらしい。
2台共未使用品。
4500CはフットNoが12から始まっているので2012年製造。
5600は14から始まっているので2014年製造か。
私の手持ちの一番新しいアンバサダーは1998年製造と思われる4600Cなので、15年程生産に開きが有るが4500Cの方は中身はウルトラキャストで4600Cと殆ど一緒だった。
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最初に購入したロイヤルエクスプレスが1992年製造なので、20年間以上同型モデルを生産し続けていた訳だ。
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ロイヤルエクスプレスがパーミングカップなのに4600Cでは波型サイドプレートと成り、4500Cではクラッチ操作がプッシュボタンになっている。
年々先祖帰りしてどうする?
一方5600は大幅に変わっていた。
私が最初に購入したアンバサダーは1977年製造の5600C。
この5600Cは私が購入した当時は最新式リールだった。
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深紅だったサムバーが白く変色していますが、今まで1度も故障した事は無い。
しかし、今回の新型?5600は未使用新品だと言うのにハンドルがスムーズに回らない。
ハンドル1回転で均等に3箇所引っ掛かりが有ります。
原因究明の為に分解しようとして、先ず感じるのはメンテナンス性の悪さ。
工具が無いとスプールも外せないリールなんてフィールドで使い物に成るか?
ギアユニットの固定ネジがローレットでは無く、マイナスになっている。
新型マグネットシステムが、絶対にバックラッシュしないと言う自信の現れなのか?
分解してみるとレベルワインドの駆動ギアが割れている。
ネットで検索してみると同様の不具合情報が複数見つかりました。
ヤフオクにはジャンク扱いでレベルワインド不動品が多数出品されている。
メインギアの回転を受ける樹脂性のヘリカルギアをレベルワインドを駆動する真鍮製の平歯車に圧入してあるけど、此は駄目でしょ。
多分ヘリカルギアの材質はナイロンだと思うのだが、ナイロンは吸水性が有って空気中の水分でも多少膨らむ事が有る。
又、嵌合もきつすぎる様で真鍮の軸に対して樹脂の穴径がかなり小さく出来ている。
これじゃあ割れるのは当然です。
真鍮と樹脂の歯車が空回りしない様に嵌合をキツくしたのだろうが、真鍮の軸にDカットして樹脂に回り止めするべきだったと思う。
うーん、部品注文するか?
でも、同じ部品が届いたら再び壊れるのは時間の問題だよな。
YouTube:ABUアンバサダー5600初代&D5FW比較、レベルワインド駆動ギア割れ修理
割れたギアの周囲をテープでキツく巻いて穴を紙ヤスリで慎重に大きくする。
真鍮のギアの軸部分にスコスコ入る位に穴を大きくして接着剤で固定。
未だ多少違和感は感じるが、とりあえず使えそうだ。
ちなみに駄目元で釣具店経由でパーツを発注してみたが、既に欠品で在庫無しとの解答でした。
多分、不具合続出して予備にパーツを複数買いしたユーザーも多かったので短期間で枯渇したのだろう。
長年ABUリールのファンでしたが、何だか信頼を裏切られた様な気がして非常に残念です。
他社製のリールと比較すると多少高価だが堅牢な造りで長期間使え、使い続ける事で愛着が湧き、所有する事に誇りが持てる・・・
ABUのリールって、そう言う物だと思っていましたが、時代の流れですかねぇ?
まあ、私の様に同じリールを何十年も使い続けるユーザーばかりだったら釣具メーカーは商売にならないだろうが。
私は古い物の方が良かった、と言うつもりは有りません。
例えば初代の5600Cですが、私の所有している物は問題無く使えていますがサムバーが割れる不具合が結構あったと聞いています。
しかし、不具合を不具合として放置せず維持改良を進めたからこそ現在ベイトキャスティングリールの多くにサムバーが装着されているのです。
5600D5FWは設計が新しいだけあって、リールフットはスプール側にオフセットしていて、大径スプールだがストレートハンドルに付けても収まりが良い。
クラッチを切るとレベルワインドとスプールの同調が無くなってスプールの回転がスムーズ。
マグネットも調整幅が広くてギアさえまともなら結構優秀なリールなのかも知れないのだが。
せめて割れたのが平歯車の方なら仕事で付き合いの有る金属加工業者さんにお願いしてワンオフでギアを作成する手も有るが、特殊な歯数のヘリカルギアを特注したら幾ら掛かるか判らない。
手持ちの他のアンバサダーと部品の互換性が有れば部品取りになるけど、スプール幅やフレーム構造が微妙に違っている。
レベルワインドギアは両端ベアリング支持なので2500Cとか4600Cに使えれば良いのだが、全く寸法が合わない。
唯一使えるのは安っぽい赤いハンドル位か?
ABUのアンバサダー4500Cと5600 D5 FW。
数年前に某釣具店の閉店セールでワゴンに積まれていたのを、安かったので使い道を考えずに適当に購入したらしい。
2台共未使用品。
4500CはフットNoが12から始まっているので2012年製造。
5600は14から始まっているので2014年製造か。
私の手持ちの一番新しいアンバサダーは1998年製造と思われる4600Cなので、15年程生産に開きが有るが4500Cの方は中身はウルトラキャストで4600Cと殆ど一緒だった。
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最初に購入したロイヤルエクスプレスが1992年製造なので、20年間以上同型モデルを生産し続けていた訳だ。
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2010/03/27
ロイヤルエクスプレスがパーミングカップなのに4600Cでは波型サイドプレートと成り、4500Cではクラッチ操作がプッシュボタンになっている。
年々先祖帰りしてどうする?
一方5600は大幅に変わっていた。
私が最初に購入したアンバサダーは1977年製造の5600C。
この5600Cは私が購入した当時は最新式リールだった。
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2010/03/20
深紅だったサムバーが白く変色していますが、今まで1度も故障した事は無い。
しかし、今回の新型?5600は未使用新品だと言うのにハンドルがスムーズに回らない。
ハンドル1回転で均等に3箇所引っ掛かりが有ります。
原因究明の為に分解しようとして、先ず感じるのはメンテナンス性の悪さ。
工具が無いとスプールも外せないリールなんてフィールドで使い物に成るか?
ギアユニットの固定ネジがローレットでは無く、マイナスになっている。
新型マグネットシステムが、絶対にバックラッシュしないと言う自信の現れなのか?
分解してみるとレベルワインドの駆動ギアが割れている。
ネットで検索してみると同様の不具合情報が複数見つかりました。
ヤフオクにはジャンク扱いでレベルワインド不動品が多数出品されている。
メインギアの回転を受ける樹脂性のヘリカルギアをレベルワインドを駆動する真鍮製の平歯車に圧入してあるけど、此は駄目でしょ。
多分ヘリカルギアの材質はナイロンだと思うのだが、ナイロンは吸水性が有って空気中の水分でも多少膨らむ事が有る。
又、嵌合もきつすぎる様で真鍮の軸に対して樹脂の穴径がかなり小さく出来ている。
これじゃあ割れるのは当然です。
真鍮と樹脂の歯車が空回りしない様に嵌合をキツくしたのだろうが、真鍮の軸にDカットして樹脂に回り止めするべきだったと思う。
うーん、部品注文するか?
でも、同じ部品が届いたら再び壊れるのは時間の問題だよな。
YouTube:ABUアンバサダー5600初代&D5FW比較、レベルワインド駆動ギア割れ修理
割れたギアの周囲をテープでキツく巻いて穴を紙ヤスリで慎重に大きくする。
真鍮のギアの軸部分にスコスコ入る位に穴を大きくして接着剤で固定。
未だ多少違和感は感じるが、とりあえず使えそうだ。
ちなみに駄目元で釣具店経由でパーツを発注してみたが、既に欠品で在庫無しとの解答でした。
多分、不具合続出して予備にパーツを複数買いしたユーザーも多かったので短期間で枯渇したのだろう。
長年ABUリールのファンでしたが、何だか信頼を裏切られた様な気がして非常に残念です。
他社製のリールと比較すると多少高価だが堅牢な造りで長期間使え、使い続ける事で愛着が湧き、所有する事に誇りが持てる・・・
ABUのリールって、そう言う物だと思っていましたが、時代の流れですかねぇ?
まあ、私の様に同じリールを何十年も使い続けるユーザーばかりだったら釣具メーカーは商売にならないだろうが。
私は古い物の方が良かった、と言うつもりは有りません。
例えば初代の5600Cですが、私の所有している物は問題無く使えていますがサムバーが割れる不具合が結構あったと聞いています。
しかし、不具合を不具合として放置せず維持改良を進めたからこそ現在ベイトキャスティングリールの多くにサムバーが装着されているのです。
5600D5FWは設計が新しいだけあって、リールフットはスプール側にオフセットしていて、大径スプールだがストレートハンドルに付けても収まりが良い。
クラッチを切るとレベルワインドとスプールの同調が無くなってスプールの回転がスムーズ。
マグネットも調整幅が広くてギアさえまともなら結構優秀なリールなのかも知れないのだが。
せめて割れたのが平歯車の方なら仕事で付き合いの有る金属加工業者さんにお願いしてワンオフでギアを作成する手も有るが、特殊な歯数のヘリカルギアを特注したら幾ら掛かるか判らない。
手持ちの他のアンバサダーと部品の互換性が有れば部品取りになるけど、スプール幅やフレーム構造が微妙に違っている。
レベルワインドギアは両端ベアリング支持なので2500Cとか4600Cに使えれば良いのだが、全く寸法が合わない。
唯一使えるのは安っぽい赤いハンドル位か?
Posted by KAZU@ at 17:00│Comments(0)
│釣:リール
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