2008年01月27日
上海光華 ハリケーンランプ
今後少しづつ、私の手持ちのキャンプ用ランタンやストーブの類を紹介させて頂こうかと思うのですが、基本的にボロボロの中古品です。
ネットオークションでコレクションの対象として高額で売買されているようなアンティークは持っていませんし、特別な知識もありません。
専門家の方から見たらおかしな記述があるかも知れませんが御容赦下さい。
まずはハリケーンランプ。


上海光華※燈※光華牌245・・・読めないし書けない、PCで検索してもヒットしない謎のランプ・・・

1980年初頭、もしかすると1970年代購入の灯油ランプです。
近所のホームセンターで購入したはず。
エバニューブランドで販売されていたのかな?
上部リングを含まないランプ全高は約20cm。
キャンプではガソリンの加圧式ランタンをメインに使用していますが、最近灯油ランプの静粛性や燃費の良さなどの利点を見直していまして、今後利用率を上げる予定。
今でも同じデザインの製品が販売中。
何でも1800年頃には原型があったらしい・・・
ナイフと灯りは太古から人類の道具の基本ですね。
私の持っているこいつはドイツ辺りの製品の中国デッドコピー品。
結構造りはしっかりしています。
最近出回っている中国製より丁寧に作っている感じがするんですが。
生産は上海?
ランプ上部にMADE IN CHINAの刻印がありますが(熱で青い塗装が剥げています)、当時は中国製のオプティマスのコピーの灯油ランタンなんかもホームセンターで売っていたりしました。

現在はオプティマスじゃ無くてペトロマックスになってるけれど、いずれも昔から中国国内でコピー品を生産していたようです。
多分輸出用と言うよりは、中国国内では実用品だったのでしょう。
久し振りに点灯してみようかと思ったが、燃料が入って無い・・・
このタイプのランプは燃料タンクが密閉式では無く、芯の部分から燃料が気化するのでタンクは直ぐにカラカラ。
マンション暮らしなんで冷暖房は電気・・・昔は実家に石油ストーブがあったんだけれど、今はエアコン。
燃料は少しあれば良いのでガソリンスタンドで購入するのも気が引ける・・・と言う訳で防虫ランプオイルを利用。
私の手持ちの物とラベルが違う・・・ところでどの位保存が効くのだろうか?
長期保管だと変質が心配になるが。
ガソリンだと金属製容器にしか売ってくれないけれど、ペット容器でOKなのね。
まずはタンクのキャップを外します。
キャップは紛失防止の為にチェーン付き。

あまり目一杯入れない方が良さそう・・・
キャップをきちんと締める。
レバーを押し下げ、ホヤを上げます。

ワイヤーの針金を時計回りに回して芯を上げます。

ちなみにこの手のランプの大きさは芯のサイズで呼ぶみたいですね。(4分芯とか7分芯とか)

芯巾は約8mm。
これは2分芯になるのかな?
芯の先は焦げて真っ黒。
燃料が無くなる迄燃焼させると焦げるので燃料を切らさないように使うのがコツみたいです。
ハサミを使って上手くトリミングすると光量がUPするらしいのですが、いじった事無し。
着火。
レバーを上げてホヤを定位置へ。
芯を上げ過ぎるとススが出るばかりか光度も落ちるので、芯を下げて微調整します。
ハリケーンランプと呼ばれるのは室内用ランプと比較して風に強い為らしい。
試しに息を吹きかけた位では消えません。
光量はガソリンランタンとは比較にならないけれど、とにかく静かだ・・・うーむ、和む。
深夜のキャンプサイト、この灯りを眺めながらいつまでも静かに酒を飲んでいたい・・・

ガソリンの加圧式ランタンを長時間光量を絞って使っていると、不完全燃焼してジェネレーターが詰まり易くなる気がするんだが、こいつは構造が簡単なので故障知らず。
蚊取り線香替わりにもなるし、タンクが小さな割に燃費が良いので夏場のテントサイトの常夜灯としては最適。
ホヤがどうしてもススで汚れるのでマメにメンテナンスが必要です。
ランプ上部のリングを上に引っ張るとホヤがフリーになるので、この状態でレバーを下げるとホヤの上開口部が手前に向く。

ホヤの内部のススをティッシュで拭き取ります。
火口周りのメンテナンスをする場合はランプ上部のリングを引っ張った状態でホヤをキャップの反対側に倒します。


このブログを書くのに改めて灯油ランプをネットで色々調べたら、凄くディープな世界なのに驚愕。
コレクションにするような道具はなるべく買わないようにしているのだが、新しいのが欲しくなってしまった・・・1個持っていれば充分なんだが。
関連記事リンク
ネットオークションでコレクションの対象として高額で売買されているようなアンティークは持っていませんし、特別な知識もありません。
専門家の方から見たらおかしな記述があるかも知れませんが御容赦下さい。
まずはハリケーンランプ。
上海光華※燈※光華牌245・・・読めないし書けない、PCで検索してもヒットしない謎のランプ・・・
1980年初頭、もしかすると1970年代購入の灯油ランプです。
近所のホームセンターで購入したはず。
エバニューブランドで販売されていたのかな?
上部リングを含まないランプ全高は約20cm。
キャンプではガソリンの加圧式ランタンをメインに使用していますが、最近灯油ランプの静粛性や燃費の良さなどの利点を見直していまして、今後利用率を上げる予定。
今でも同じデザインの製品が販売中。
何でも1800年頃には原型があったらしい・・・
ナイフと灯りは太古から人類の道具の基本ですね。
私の持っているこいつはドイツ辺りの製品の中国デッドコピー品。
結構造りはしっかりしています。
最近出回っている中国製より丁寧に作っている感じがするんですが。
生産は上海?
ランプ上部にMADE IN CHINAの刻印がありますが(熱で青い塗装が剥げています)、当時は中国製のオプティマスのコピーの灯油ランタンなんかもホームセンターで売っていたりしました。
現在はオプティマスじゃ無くてペトロマックスになってるけれど、いずれも昔から中国国内でコピー品を生産していたようです。
多分輸出用と言うよりは、中国国内では実用品だったのでしょう。
久し振りに点灯してみようかと思ったが、燃料が入って無い・・・
このタイプのランプは燃料タンクが密閉式では無く、芯の部分から燃料が気化するのでタンクは直ぐにカラカラ。
マンション暮らしなんで冷暖房は電気・・・昔は実家に石油ストーブがあったんだけれど、今はエアコン。
燃料は少しあれば良いのでガソリンスタンドで購入するのも気が引ける・・・と言う訳で防虫ランプオイルを利用。
私の手持ちの物とラベルが違う・・・ところでどの位保存が効くのだろうか?
長期保管だと変質が心配になるが。
ガソリンだと金属製容器にしか売ってくれないけれど、ペット容器でOKなのね。
まずはタンクのキャップを外します。
キャップは紛失防止の為にチェーン付き。
あまり目一杯入れない方が良さそう・・・
キャップをきちんと締める。
レバーを押し下げ、ホヤを上げます。
ワイヤーの針金を時計回りに回して芯を上げます。
ちなみにこの手のランプの大きさは芯のサイズで呼ぶみたいですね。(4分芯とか7分芯とか)
芯巾は約8mm。
これは2分芯になるのかな?
芯の先は焦げて真っ黒。
燃料が無くなる迄燃焼させると焦げるので燃料を切らさないように使うのがコツみたいです。
ハサミを使って上手くトリミングすると光量がUPするらしいのですが、いじった事無し。
着火。
レバーを上げてホヤを定位置へ。
芯を上げ過ぎるとススが出るばかりか光度も落ちるので、芯を下げて微調整します。
ハリケーンランプと呼ばれるのは室内用ランプと比較して風に強い為らしい。
試しに息を吹きかけた位では消えません。
光量はガソリンランタンとは比較にならないけれど、とにかく静かだ・・・うーむ、和む。
深夜のキャンプサイト、この灯りを眺めながらいつまでも静かに酒を飲んでいたい・・・
ガソリンの加圧式ランタンを長時間光量を絞って使っていると、不完全燃焼してジェネレーターが詰まり易くなる気がするんだが、こいつは構造が簡単なので故障知らず。
蚊取り線香替わりにもなるし、タンクが小さな割に燃費が良いので夏場のテントサイトの常夜灯としては最適。
ホヤがどうしてもススで汚れるのでマメにメンテナンスが必要です。
ランプ上部のリングを上に引っ張るとホヤがフリーになるので、この状態でレバーを下げるとホヤの上開口部が手前に向く。
ホヤの内部のススをティッシュで拭き取ります。
火口周りのメンテナンスをする場合はランプ上部のリングを引っ張った状態でホヤをキャップの反対側に倒します。
このブログを書くのに改めて灯油ランプをネットで色々調べたら、凄くディープな世界なのに驚愕。
コレクションにするような道具はなるべく買わないようにしているのだが、新しいのが欲しくなってしまった・・・1個持っていれば充分なんだが。
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2018/08/04
Posted by KAZU@ at 17:07│Comments(6)
│キャンプ:住
この記事へのコメント
はじめまして。
私は石油ランタンの情報を検索していて、
こちらにたどり着きました。
私の、持っているランタンが、
KAZUさんのものとまったく同じでビックリ!
私は、オークションで手に入れたのですが。。。。
以前、雷により、夕方から夜に掛けての停電が有りましたが、
小さいなりに明るさもあり、本を読んで過ごせませた。
その後は、ランタンの大きい物が欲しくなり、
大型のランタン(1.5Lのペットボトルよりも背が高いです)を、
2個も落札してしまいました!(爆)
この冬に使用しようかと思っています。
私は石油ランタンの情報を検索していて、
こちらにたどり着きました。
私の、持っているランタンが、
KAZUさんのものとまったく同じでビックリ!
私は、オークションで手に入れたのですが。。。。
以前、雷により、夕方から夜に掛けての停電が有りましたが、
小さいなりに明るさもあり、本を読んで過ごせませた。
その後は、ランタンの大きい物が欲しくなり、
大型のランタン(1.5Lのペットボトルよりも背が高いです)を、
2個も落札してしまいました!(爆)
この冬に使用しようかと思っています。
Posted by tora at 2011年10月22日 14:07
toraさん、こんにちは。
全く同じ物をお持ちとの事ですが、多分30年は前の物です。
昔はホームセンターに行くとこいつと飯盒が並んで売っていた物ですが、最近はキャプテンスタッグ製が幅を効かせていますね。
最近私はLEDランタンの使用率が上がってしまったのと、車の小型化で荷物を減らしている関係で出番が少なくなっていますが、独特の使用感は何とも言えない良さがありますね。
コメント、有難う御座いました。
全く同じ物をお持ちとの事ですが、多分30年は前の物です。
昔はホームセンターに行くとこいつと飯盒が並んで売っていた物ですが、最近はキャプテンスタッグ製が幅を効かせていますね。
最近私はLEDランタンの使用率が上がってしまったのと、車の小型化で荷物を減らしている関係で出番が少なくなっていますが、独特の使用感は何とも言えない良さがありますね。
コメント、有難う御座いました。
Posted by KAZU@
at 2011年10月22日 17:24

KAZU さん
こんにちは。
こちらこそ。3年以上前の書き込みを見まして、
ご返事頂けるとは思っていませんでした!
ありがとうございます。m(__)m
このタイプのランタンが、
30年以上も前の物は!!!!!!!!!!!!
子供の頃は、ランタンなんて印象に全く無かったのですが!(笑)
私のランタンは、銀色ですが、それなりにサビ等はありますが、
とても、心地よく使用しています。
当方は、たまに、夜寝る時に、ナイトライトとして使用しています。
夜が待ちどうしい時もあります。(爆)
今年の冬は、節電で使用の機会が出るかもしれませんね。
でも、ランプの明かりって癒されますよね。
寒くなって来ましたので、お体にはご自愛してくださいね。
tora
こんにちは。
こちらこそ。3年以上前の書き込みを見まして、
ご返事頂けるとは思っていませんでした!
ありがとうございます。m(__)m
このタイプのランタンが、
30年以上も前の物は!!!!!!!!!!!!
子供の頃は、ランタンなんて印象に全く無かったのですが!(笑)
私のランタンは、銀色ですが、それなりにサビ等はありますが、
とても、心地よく使用しています。
当方は、たまに、夜寝る時に、ナイトライトとして使用しています。
夜が待ちどうしい時もあります。(爆)
今年の冬は、節電で使用の機会が出るかもしれませんね。
でも、ランプの明かりって癒されますよね。
寒くなって来ましたので、お体にはご自愛してくださいね。
tora
Posted by tora at 2011年11月10日 13:29
toraさん、こんにちは。
灯油ランタンはガソリンと比較すれば安全ですが、室内での使用は御注意下さいね。
タンクが密閉されていないので、倒すと燃料が漏れますよ。
灯油ランタンはガソリンと比較すれば安全ですが、室内での使用は御注意下さいね。
タンクが密閉されていないので、倒すと燃料が漏れますよ。
Posted by KAZU@
at 2011年11月10日 21:29

こんにちは、またお久しぶりです。
だいぶ前のブログ記事jにコメを入れて申し訳ありません。
ランタンの世界、これも深いですね。!!
実は中国製で中古の「燕牌」を手に入れました。造りについて言えばやや塗装に難があり、「薄いかなあ。」と言う感じです。が、他の面でいうと注油口よ燃焼部の口の部分のパッキン、注油口キャップの鎖等良い面もたくさん有りました。
たぶん「光華牌」似た様な造りだと思います。かつてはホームセンターで購入が可能だったのですね。
そのうち格安の光華牌も手に入れて見たいです。!?
だいぶ前のブログ記事jにコメを入れて申し訳ありません。
ランタンの世界、これも深いですね。!!
実は中国製で中古の「燕牌」を手に入れました。造りについて言えばやや塗装に難があり、「薄いかなあ。」と言う感じです。が、他の面でいうと注油口よ燃焼部の口の部分のパッキン、注油口キャップの鎖等良い面もたくさん有りました。
たぶん「光華牌」似た様な造りだと思います。かつてはホームセンターで購入が可能だったのですね。
そのうち格安の光華牌も手に入れて見たいです。!?
Posted by タロー at 2013年07月06日 13:25
タロー さん、こんにちは。
ハリケーンランプ、買い足しですか。
燕牌と言うのは見た事がありませんが、個体の当たり外れも多いのではないでしょうか。
この時期、防虫オイルを入れて使うのに便利ですね。
ガソリンランタンより暑くなりませんし。
コメント、ありがとうございました。
ハリケーンランプ、買い足しですか。
燕牌と言うのは見た事がありませんが、個体の当たり外れも多いのではないでしょうか。
この時期、防虫オイルを入れて使うのに便利ですね。
ガソリンランタンより暑くなりませんし。
コメント、ありがとうございました。
Posted by KAZU@
at 2013年07月06日 18:47

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