2008年02月17日
バーブァー ショルダーバッグ
今回は仕事の打ち合わせや出張時に使っているバッグを紹介。

以前は出張に行く時は弟が購入したGREGORY(グレゴリー)の ミッションパックを借りていました。
確かに使い勝手は良いのだけど面白味が・・・
そこで以前から興味のあったBarbour(バーブァー)のショルダーバッグを購入する事に。

10数年前に海外通販で入手。
コットンの生地にソーンプルーフワックス(油脂)を浸み込ませて防水性と防風性を上げたバッグで、いわゆるオイルドコットンのバッグである。
バッグ全体にこれが塗ってある。
ちょっと前までナチュラムでもオイルドコットン仕様のワックスレザータラスを取り扱っていたみたいだが、取扱終了。
まあ、正直売れていないのだろう。
ゴアテックス等の機能素材が無かった100年前ならともかく、現在オイルドコットン地のウエアーやバッグに防水性能を求めるユーザーはいない。
新規のユーザーはオイルドコットンの機能では無くバーブァーのデザインや雰囲気を購入するのだ。
私もこのバッグを買う前は結構悩んだ。
オイルがベタベタ服に付くのではないか?
オイルの匂いが気になるのではないか?
オイルのベタベタと匂いで、満員電車に乗ったら周囲から白い目で見られるのでは?
実際に手に取って見ると心配するほどの事は無いのだが・・・やはり一般ユーザーには敬遠されるのか。
売れ筋がファッショナブルなタイプになるのは時代の流れだろう。
このデザインとサイズだとタラスと呼ぶらしい。
A4サイズの資料がジャストフィット。
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本体はオイルドコットンの特徴であるグリーン。
そんなにキツイものでは無いが、独特のオイルの匂いもする。
内部には防水性を高めるインナーケースが入っている。

インナーケースはブラスのホック止め。

フロント側にスナップ止めのポケットが2つ。

バッグの横に付いているリングはランディングネットをぶら下げる為の物らしい。

新品と比較すると適度にオイルが飛んで落ち着いた雰囲気になっている。

基本的にこいつはメンテナンスを重ねる事で、初めて自分の道具になるのだ。
生地はオイルでコーティングされているが、新品は皮や縫い目はオイルが付いていない。
自分でオイルを丹念に縫い目に塗り込む事で、初めて完全な防水バッグとして機能する・・・
バッグを買ったら付属品としてメンテナンスマニュアルとソーンプルーフドレッシングが付いてきたが、私は今迄オイルを塗り直した事は1度も無い。

タウンユースだとそこまでの防水性能は不要だし、何よりオイルメンテナンスは相当手間が掛るので手を着け難いのだ。
(1)冷たい水を含ませたタオルなどで、汚れを拭いて、風通しの良い場所で乾燥させる。
(2)鍋にお湯を入れて、ソーンプルーフドレッシングを缶ごと入れて柔らかくします。
(3)スポンジかタオルを使いゆっくり生地に染み込ませ縫い目や、乾いた部分を重点的に染み込ませる。(注:拭く様な動作で塗るのではない。)
(4)十分に全体に染み込んだら、ヘアードライヤー等で暖めて更に染み込ませる。
(5)暖かい場所で一晩吊るしておいて下さい。
相当熟練しないとオイルを塗り過ぎたり少な過ぎたりするのでは無いか?
私は小さなバッグでも面倒でやりたく無いのだが、オイルドジャケットのオーナーはこのような儀式を何度も重ねる事でジャケットに愛着が湧くのであろう。
メーカーに送ってメンテナンスを頼むオーナーもいるらしいが、やはり自分の手を汚してメンテナンスを繰り返す事で、本当に自分の物になるのだ。
自分だけの1着・・・今オイルドジャケットを買えば仕事をリタイヤする歳には体に馴染むだろうか?
もっとも基本的にクリーニングが出来ない、異臭を放つジャケットをクローゼットにぶら下げておいたら、家人に文句を言われそうだが・・・
昔のポケットカタログを見ると、ヘビーなオイルドジャケットがずらりと並んでいる。

最近、オイルドジャケットのラインナップが減っているのはちょっと寂しい気がする。
最近は仕事の打ち合わせは3D CADが必要なので、液晶が大きいノートPCを持って行くのだが、こいつには入らないので出番がめっきりと減っている。
本来の用途であるフィールドへ持ち出すか・・・ソーンプルーフドレッシングの缶を開けて匂いを嗅いでみる。

一度メンテナンスに挑戦してみるか?
メンテをするなら温かい時期が良いようだ。
もう直ぐ春がやってくる・・・
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以前は出張に行く時は弟が購入したGREGORY(グレゴリー)の ミッションパックを借りていました。
確かに使い勝手は良いのだけど面白味が・・・
そこで以前から興味のあったBarbour(バーブァー)のショルダーバッグを購入する事に。
10数年前に海外通販で入手。
コットンの生地にソーンプルーフワックス(油脂)を浸み込ませて防水性と防風性を上げたバッグで、いわゆるオイルドコットンのバッグである。
バッグ全体にこれが塗ってある。
ちょっと前までナチュラムでもオイルドコットン仕様のワックスレザータラスを取り扱っていたみたいだが、取扱終了。
まあ、正直売れていないのだろう。
ゴアテックス等の機能素材が無かった100年前ならともかく、現在オイルドコットン地のウエアーやバッグに防水性能を求めるユーザーはいない。
新規のユーザーはオイルドコットンの機能では無くバーブァーのデザインや雰囲気を購入するのだ。
私もこのバッグを買う前は結構悩んだ。
オイルがベタベタ服に付くのではないか?
オイルの匂いが気になるのではないか?
オイルのベタベタと匂いで、満員電車に乗ったら周囲から白い目で見られるのでは?
実際に手に取って見ると心配するほどの事は無いのだが・・・やはり一般ユーザーには敬遠されるのか。
売れ筋がファッショナブルなタイプになるのは時代の流れだろう。
このデザインとサイズだとタラスと呼ぶらしい。
A4サイズの資料がジャストフィット。
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2011/03/06
本体はオイルドコットンの特徴であるグリーン。
そんなにキツイものでは無いが、独特のオイルの匂いもする。
内部には防水性を高めるインナーケースが入っている。
インナーケースはブラスのホック止め。
フロント側にスナップ止めのポケットが2つ。
バッグの横に付いているリングはランディングネットをぶら下げる為の物らしい。
新品と比較すると適度にオイルが飛んで落ち着いた雰囲気になっている。
基本的にこいつはメンテナンスを重ねる事で、初めて自分の道具になるのだ。
生地はオイルでコーティングされているが、新品は皮や縫い目はオイルが付いていない。
自分でオイルを丹念に縫い目に塗り込む事で、初めて完全な防水バッグとして機能する・・・
バッグを買ったら付属品としてメンテナンスマニュアルとソーンプルーフドレッシングが付いてきたが、私は今迄オイルを塗り直した事は1度も無い。
タウンユースだとそこまでの防水性能は不要だし、何よりオイルメンテナンスは相当手間が掛るので手を着け難いのだ。
(1)冷たい水を含ませたタオルなどで、汚れを拭いて、風通しの良い場所で乾燥させる。
(2)鍋にお湯を入れて、ソーンプルーフドレッシングを缶ごと入れて柔らかくします。
(3)スポンジかタオルを使いゆっくり生地に染み込ませ縫い目や、乾いた部分を重点的に染み込ませる。(注:拭く様な動作で塗るのではない。)
(4)十分に全体に染み込んだら、ヘアードライヤー等で暖めて更に染み込ませる。
(5)暖かい場所で一晩吊るしておいて下さい。
相当熟練しないとオイルを塗り過ぎたり少な過ぎたりするのでは無いか?
私は小さなバッグでも面倒でやりたく無いのだが、オイルドジャケットのオーナーはこのような儀式を何度も重ねる事でジャケットに愛着が湧くのであろう。
メーカーに送ってメンテナンスを頼むオーナーもいるらしいが、やはり自分の手を汚してメンテナンスを繰り返す事で、本当に自分の物になるのだ。
自分だけの1着・・・今オイルドジャケットを買えば仕事をリタイヤする歳には体に馴染むだろうか?
もっとも基本的にクリーニングが出来ない、異臭を放つジャケットをクローゼットにぶら下げておいたら、家人に文句を言われそうだが・・・
昔のポケットカタログを見ると、ヘビーなオイルドジャケットがずらりと並んでいる。
最近、オイルドジャケットのラインナップが減っているのはちょっと寂しい気がする。
最近は仕事の打ち合わせは3D CADが必要なので、液晶が大きいノートPCを持って行くのだが、こいつには入らないので出番がめっきりと減っている。
本来の用途であるフィールドへ持ち出すか・・・ソーンプルーフドレッシングの缶を開けて匂いを嗅いでみる。
一度メンテナンスに挑戦してみるか?
メンテをするなら温かい時期が良いようだ。
もう直ぐ春がやってくる・・・
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2010/02/21
2010/02/20
Posted by KAZU@ at 09:33│Comments(0)
│キャンプ:衣
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