2009年12月05日
VICTORINOX(ビクトリノックス)スイスライトT
定番グッズシリーズ?
今回取り上げるのはVICTORINOX(ビクトリノックス)のスイスライトです。

これを購入する前は、LEDライトの付いていないクラッシックを使っていました。
クラッシックでは爪楊枝が収納されている部分にLEDが内蔵されている。

スイッチはスイスマーク。

光量はたいした事が無いが、鍵穴を照らすには必要充分。

ボタン型電池を内蔵。

圧入式の蓋。

蓋の反対側に穴が開いていて、ここから電池を押し出す。

防水処理はされていないようなので、水濡れ注意。
小型ながら切れ味鋭いメインブレード。

PEラインもカットできるハサミ。

マイナスドライバーと、爪を砥ぐのに丁度良いヤスリ。

収納式ピンセット。

実用性とデザイン、耐久性も兼ね備えた素晴らしい工業製品である。

これを御覧の方の中には、キーホルダーとして使用している方が沢山いると思います。
私自身、かれこれ20年以上はクラッシックをキーホルダーとして使っていました。
小型のハサミとブレード、ヤスリ・・・服の縫い目のほつれた糸の端を切るとか、爪の手入れ、荷物の開梱、ペーパーナイフ代わり等、大変便利な道具です。
手放せない日用品の一つだったのですが。
このブログを御覧の方の中には、数年前、人気漫画家が車の中に入れていたアーミーナイフが職務質問で発見され、銃刀法違反で逮捕、送検された事件を覚えている方はいますか?
私は最初、このニュースを聞いた時は、アーミーナイフじゃあなくてサバイバルナイフを持っていたので逮捕されたのだと思いました。
そりゃ、車の中にランボーナイフを常備している人がいたら逮捕は当然だと思うじゃあないですか。
ところが、実際押収されたのは刃渡り8.6cm、しかもキャンプの後に車に入れっぱなしだったと言う事が判明・・・サバイバルナイフじゃあ無い。
キャンプ道具を車に積みっ放し・・・そんな人は沢山いますよねぇ?
それでも当時はキャンプ用のアーミーナイフで逮捕って言うのはどう考えても行き過ぎなので、他に薬物疑惑でもあって別件逮捕されたのだと思ったのだが・・・本当にキャンプ用のスイスアーミーナイフで逮捕されただけだった。
銃砲刀剣類所持等取締法:Wikipedia
まあ、折り畳みナイフで刃渡り8㎝以上って事で、逮捕されたようです。
折り畳みナイフで刃渡り8.6㎝と言うと、結構大型の部類。
以前このブログでも取り上げたBUCKのフォールディングハンターがブレードの切っ先から付け根迄9.5cmなので殆ど大きさは変わりません。
まあ、通常のビクトリノックスだと刃渡り6cm位の物が多いので銃刀法の規制外、スイスライトの刃渡りは4cm以下なのでこれなら持ち歩いても大丈夫・・・?
実は銃刀法以外に軽犯罪法と言う法律があります。
軽犯罪法:Wikipedia
ネットで『アーミーナイフ 軽犯罪』で検索すると恐ろしい事に・・・
どう考えても理不尽な取締が行われていて、不快な思いをされた方が沢山いる模様。
ちなみにブレードレスタイプと言うのもあるのだが、ハサミが付いてると因縁付けられる可能性が高いので注意。
施行令第9条:刃体の先端部が著しく鋭く、かつ、刃が鋭利なもの以外のはさみ
ハサミの先端が鋭かったり刃が鋭利なものは駄目って事ですが・・・そもそも、刃が鋭利じゃあ無いハサミにどんな意味があるんだよ?
上記Wikiより一部抜粋
『4条において「適用においては人権侵害とならないよう留意し、別の目的のための手段としてはならない」と規定するが、現実には「現代の治安維持法」として指紋採取・写真撮影・違法逮捕 (同行拒否→逃走・公務執行妨害容疑) に濫用されている』
とあります。
私の個人的な推測ですが、近年指紋のデジタルデーター化が進んでいて、データーベース構築の為に微罪逮捕してなるべく多くの指紋を収集するように警察上層部から指令が出ているんじゃあないの?
後は単純に警官の点数稼ぎと言われても仕方が無いよね。
どう考えても犯罪とは無縁の一般人が取り締まられているのだから。
本来、銃刀法や軽犯罪法は他の凶悪犯罪(殺人、傷害、強盗)を防止する為の手段だと思うのですが、いつの間にか手段が目的とすり替わっている・・・
普通に働いていて納税もしている、前科も無い一般人がアーミーナイフで凶悪事件を引き起こした例が何件あるのか知らないが、私が犯罪に使うとしたら100円ショップで包丁買うけれどね。
このような微罪逮捕の問題は2つ。
一つは一般市民の警察に対する印象悪化で協力が得られなくなる事。
もう一つは無駄な事務作業に警察官が時間を割かなくてはならないので結果として警察業務の効率が落ちる事。
こんな職務質問したところで、治安がかえって悪くなる事はあっても良くなるとは思えないんだが・・・警察に不信感とか嫌悪感を持たせるような職務質問を続けては、誰も協力しなくなるよね?
治安は警察だけで守っている訳では無いと思うのだが。
そもそも、警察官なら誰にでもホイホイ職務質問できる訳では無いんですよ。
職務質問:(Wikipedia)
警察官職務執行法2条1項
①異常な挙動その他周囲の事情から合理的に判断して何らかの犯罪を犯し、若しくは犯そうとしていると疑うに足りる相当な理由のある者
②既に行われた犯罪について、若しくは犯罪が行われようとしていることについて知っていると認められる者
上記2項目に該当する場合は適法な職務質問と言う事なので、逆に言えば2項目に該当してない場合は違法って事です。
以前、西新宿のカメラ屋前で制服警官二人組が職務質問している所を目撃した事がある。
人の良さそうなおっさんのバッグを衆人注目の中で検査していたけれど、客観的に見て犯罪者には見えなかったし、犯罪行為を知っているようにも見えなかった。
警察官だからって法律を守らなくって良いって事は無いでしょう?
まあ、そんな訳でスイスライトの出番は無くなったので、現在キーホルダーには爪切りと小型のLED照明を付けているのだけれど、上記軽犯罪法は非常に大雑把な法律なので幾らでも拡大解釈されそうな不安もある。
関連記事リンク:VICTORINOX(ビクトリノックス) ベルトハンガー
爪切りが凶器と認定されて押収されたら、ブログのネタにはなりそうだが。
関連記事リンク:VICTORINOX(ビクトリノックス) ハントマン
今回取り上げるのはVICTORINOX(ビクトリノックス)のスイスライトです。
これを購入する前は、LEDライトの付いていないクラッシックを使っていました。
クラッシックでは爪楊枝が収納されている部分にLEDが内蔵されている。
スイッチはスイスマーク。
光量はたいした事が無いが、鍵穴を照らすには必要充分。
ボタン型電池を内蔵。
圧入式の蓋。
蓋の反対側に穴が開いていて、ここから電池を押し出す。
防水処理はされていないようなので、水濡れ注意。
小型ながら切れ味鋭いメインブレード。
PEラインもカットできるハサミ。
マイナスドライバーと、爪を砥ぐのに丁度良いヤスリ。
収納式ピンセット。
実用性とデザイン、耐久性も兼ね備えた素晴らしい工業製品である。
これを御覧の方の中には、キーホルダーとして使用している方が沢山いると思います。
私自身、かれこれ20年以上はクラッシックをキーホルダーとして使っていました。
小型のハサミとブレード、ヤスリ・・・服の縫い目のほつれた糸の端を切るとか、爪の手入れ、荷物の開梱、ペーパーナイフ代わり等、大変便利な道具です。
手放せない日用品の一つだったのですが。
このブログを御覧の方の中には、数年前、人気漫画家が車の中に入れていたアーミーナイフが職務質問で発見され、銃刀法違反で逮捕、送検された事件を覚えている方はいますか?
私は最初、このニュースを聞いた時は、アーミーナイフじゃあなくてサバイバルナイフを持っていたので逮捕されたのだと思いました。
そりゃ、車の中にランボーナイフを常備している人がいたら逮捕は当然だと思うじゃあないですか。
ところが、実際押収されたのは刃渡り8.6cm、しかもキャンプの後に車に入れっぱなしだったと言う事が判明・・・サバイバルナイフじゃあ無い。
キャンプ道具を車に積みっ放し・・・そんな人は沢山いますよねぇ?
それでも当時はキャンプ用のアーミーナイフで逮捕って言うのはどう考えても行き過ぎなので、他に薬物疑惑でもあって別件逮捕されたのだと思ったのだが・・・本当にキャンプ用のスイスアーミーナイフで逮捕されただけだった。
銃砲刀剣類所持等取締法:Wikipedia
まあ、折り畳みナイフで刃渡り8㎝以上って事で、逮捕されたようです。
折り畳みナイフで刃渡り8.6㎝と言うと、結構大型の部類。
以前このブログでも取り上げたBUCKのフォールディングハンターがブレードの切っ先から付け根迄9.5cmなので殆ど大きさは変わりません。
まあ、通常のビクトリノックスだと刃渡り6cm位の物が多いので銃刀法の規制外、スイスライトの刃渡りは4cm以下なのでこれなら持ち歩いても大丈夫・・・?
実は銃刀法以外に軽犯罪法と言う法律があります。
軽犯罪法:Wikipedia
ネットで『アーミーナイフ 軽犯罪』で検索すると恐ろしい事に・・・
どう考えても理不尽な取締が行われていて、不快な思いをされた方が沢山いる模様。
ちなみにブレードレスタイプと言うのもあるのだが、ハサミが付いてると因縁付けられる可能性が高いので注意。
施行令第9条:刃体の先端部が著しく鋭く、かつ、刃が鋭利なもの以外のはさみ
ハサミの先端が鋭かったり刃が鋭利なものは駄目って事ですが・・・そもそも、刃が鋭利じゃあ無いハサミにどんな意味があるんだよ?
上記Wikiより一部抜粋
『4条において「適用においては人権侵害とならないよう留意し、別の目的のための手段としてはならない」と規定するが、現実には「現代の治安維持法」として指紋採取・写真撮影・違法逮捕 (同行拒否→逃走・公務執行妨害容疑) に濫用されている』
とあります。
私の個人的な推測ですが、近年指紋のデジタルデーター化が進んでいて、データーベース構築の為に微罪逮捕してなるべく多くの指紋を収集するように警察上層部から指令が出ているんじゃあないの?
後は単純に警官の点数稼ぎと言われても仕方が無いよね。
どう考えても犯罪とは無縁の一般人が取り締まられているのだから。
本来、銃刀法や軽犯罪法は他の凶悪犯罪(殺人、傷害、強盗)を防止する為の手段だと思うのですが、いつの間にか手段が目的とすり替わっている・・・
普通に働いていて納税もしている、前科も無い一般人がアーミーナイフで凶悪事件を引き起こした例が何件あるのか知らないが、私が犯罪に使うとしたら100円ショップで包丁買うけれどね。
このような微罪逮捕の問題は2つ。
一つは一般市民の警察に対する印象悪化で協力が得られなくなる事。
もう一つは無駄な事務作業に警察官が時間を割かなくてはならないので結果として警察業務の効率が落ちる事。
こんな職務質問したところで、治安がかえって悪くなる事はあっても良くなるとは思えないんだが・・・警察に不信感とか嫌悪感を持たせるような職務質問を続けては、誰も協力しなくなるよね?
治安は警察だけで守っている訳では無いと思うのだが。
そもそも、警察官なら誰にでもホイホイ職務質問できる訳では無いんですよ。
職務質問:(Wikipedia)
警察官職務執行法2条1項
①異常な挙動その他周囲の事情から合理的に判断して何らかの犯罪を犯し、若しくは犯そうとしていると疑うに足りる相当な理由のある者
②既に行われた犯罪について、若しくは犯罪が行われようとしていることについて知っていると認められる者
上記2項目に該当する場合は適法な職務質問と言う事なので、逆に言えば2項目に該当してない場合は違法って事です。
以前、西新宿のカメラ屋前で制服警官二人組が職務質問している所を目撃した事がある。
人の良さそうなおっさんのバッグを衆人注目の中で検査していたけれど、客観的に見て犯罪者には見えなかったし、犯罪行為を知っているようにも見えなかった。
警察官だからって法律を守らなくって良いって事は無いでしょう?
まあ、そんな訳でスイスライトの出番は無くなったので、現在キーホルダーには爪切りと小型のLED照明を付けているのだけれど、上記軽犯罪法は非常に大雑把な法律なので幾らでも拡大解釈されそうな不安もある。
関連記事リンク:VICTORINOX(ビクトリノックス) ベルトハンガー
爪切りが凶器と認定されて押収されたら、ブログのネタにはなりそうだが。
関連記事リンク:VICTORINOX(ビクトリノックス) ハントマン
Posted by KAZU@ at 10:10│Comments(0)
│キャンプ:食
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