2015年11月15日
ABU アンバサダー SM1600C:オーバーホール編
渓流用ベイトロッドを購入したので適合するリールも欲しい。
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仕事柄幾つか特許を持っているのだが、久し振りに大した額では無いがパテント使用料が入金されて懐は温かい。
久々にハイエンドの高級機を買うか!
・・・うーん、欲しいのが無い・・・
個人的にはロープロフィールのベイトキャスティングリールって、おもちゃみたいで好きになれない訳ですよ。
ベイトフェネス用として市販されている最新機種だと、ダイワT3 AIR 8.6R-TWって奴ですか。
何だかプラモデルみたいだなって思ったら、フレームが本当に樹脂だった。
まあ軽くて錆にも強いんだろうけれど、ちょっと5万円するリールに見えないのが残念。
個人的に、今まで一度もシマノのリールを買った事が無いのでデザイン的に気に入ったカルカッタ コンクエストを買おうかとも思ったが、モデルチェンジの過渡期なのか小型の50系ハイギアモデルが無い。
50系だとDC(デジタルコントロール)モデルはあるのだが、何だか気に入らない。
普通に遠心ブレーキだけじゃあ駄目なのかねぇ?
個人的にはベイトリールはバックラッシュする事があるのは当たり前・・・って認識ですが、何だかバックラッシュするリールは不良品みたいな認識のユーザーが増えたのかなぁ。
それじゃあって事で昔馴染みのABUの最新丸形リールを買おうかと思ったら、モラムZX1600/3600シリーズはちょっと前に生産中止。
人気無かったのかねぇ?
消去法で残るはRevo LTX位か。
上位機種のLTZ AE74-Racingだと、スペアスプールが付いているのは良いんだけれど変な黄色のラインが入っていて何だか安っぽい。
ダイワの赤いリールもそうなんだけど、いい歳をしたオッサンが流行り物に手を出すだけでも見っともないのに派手なカラーは勘弁してほしい・・・(個人的感想なのでオーナーの方は気を悪くしないで下さい)
LTXはマグネシウムフレームというのは魅力的だが、良く調べてみるとメインギアがアルミ・・・
まあ、昔の2500Cもレベルワインドギアがアルミだったりするのだけど、モジュールの小さなハイギアでアルミだと耐久性とかどうなんでしょう?
まあ、私のように何十年も同じリールを使い続けるユーザーは少数派だとは思いますが。
ギアが真鍮、スタンダードグレードのLTの方が長く付き合えるか・・・フレームの材質はジュラルミンだから海でも使えるし。
他に上位機種との違いはギア比が7.1:1(74cm)と少々低目。
LTZが8.0:1(86cm)、LTXが7.9:1(82cm)とグレードダウンするに従ってギア比も少なくなるけれど、そもそもそんなにハイギアにする必要があるのか?
現在使用している渓流用リールのギア比はカーディナル33が5.1:1、ABU506は3.92:1(らしい)。
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カーディナルのスプール径は44mmなのでラインを42mmまで巻いたとすれば42×3.14×5.1=67.3cm。
ABU506はRECOMMENDED LINE LEVELが47mmなので47×3.14×3.92=57.9cm。
個人的にはハンドル1回転で55cm以上の巻き取りだったらOKかな?
特に欲しいリールも無いから、取り敢えず手持ちのリールを使ってみるか。
手持ちで渓流用に使える小型ベイトリールと言えば、アンバサダー2500CとSM1600Cの2つ。
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両方とも完全にノーマルだが、2500Cでも5g程度のルアーは使えます。
もっとも現在渓流で使っているルアーは3g以下の物もあるのでSM1600Cの方が良さそうだ。
細いストレートグリップとの組み合わせだと2500Cはちょっとバランスが悪いしねぇ。
暫く使っていなかったのでオーバーホール開始。
ウルトラキャストのシャフトレススプール、レベルワインドはハンドル側で駆動しているのでスプールにレベルワインド用や4000/5000番系のようなクリッカー用ギアが無くシンプルでコンパクト。
遠心ブレーキ用ユニットを取り外す。
ベアリングを取り出す。
遠心ブレーキと反対側のベアリングは、遠心ブレーキ側のベアリングを外してから割り箸などでじんわりと押すと黒い樹脂パーツが外れます。
ベアリングは内径φ3、外径φ10、幅4、形式はDDR-1030 。
パーツクリーナーで洗浄。
金属部品は良いが、古い樹脂パーツにケミカルを使うのは抵抗があるなぁ・・・超音波洗浄機を買うか?
久し振りにドラグも脱脂。
ハンドルナットから注油し過ぎると摩擦材に回る事があるので注意。
ウルトラキャスト以前のアンバサダーと比較すると摩擦材の面積が大きくなっていて微調整も効くが、ドラグが滑った時に音がしないのでちょっと物足りない事がある。
クリーニングが終わったら組立、オイルは純正です。
歴代アンバサダーでも最小?最軽量???のスプール、重量は9g。
最近はサードパーティーから軽量スプールが販売されている機種もありますが、古い上に不人気なのでそんな物は無い・・・下巻+PEライン、ベアリングや遠心ブレーキを含めて19g。
スプール径は32mmなので、30mmまで巻くと巻き上げ寸法は30×3.14×6.3=59.3cm。
ウルトラキャスト用遠心ブレーキ各種。
軽い順番に、青、白、黒。
白と黒は一見同じ大きさですが、内部を貫通している穴径が微妙に異なる。
ハンドルは余っているのを使うか・・・ウッドノブのマグサーボ用がマッチしそうだ。
取り付けようとしたら、微妙にサイスが合わない・・・2500Cに付いていたショートのダブルハンドルに交換。
サイズの割には少々重いが、最近は精々2~3時間しか釣らないので問題無し。
実釣。
一番軽量な青い遠心ブロックを1個使用していたのだが3gクラスのプラグをキャストするには少々ブレーキが効き過ぎる。
先端部を薄くカットして重量調整。
ベアリングはシールドを外してみた。
これで軽量ルアーもすっ飛んで行くようになったが、スプール径が小さい事もあって一瞬でも気を抜くとバックラッシュしてしまう。
今時のマグネットチェーンを実施。
これで充分実用になったが・・・来春、モラムの新型って出ないのかねぇ?
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2015/11/14
仕事柄幾つか特許を持っているのだが、久し振りに大した額では無いがパテント使用料が入金されて懐は温かい。
久々にハイエンドの高級機を買うか!
・・・うーん、欲しいのが無い・・・
個人的にはロープロフィールのベイトキャスティングリールって、おもちゃみたいで好きになれない訳ですよ。
ベイトフェネス用として市販されている最新機種だと、ダイワT3 AIR 8.6R-TWって奴ですか。
何だかプラモデルみたいだなって思ったら、フレームが本当に樹脂だった。
まあ軽くて錆にも強いんだろうけれど、ちょっと5万円するリールに見えないのが残念。
個人的に、今まで一度もシマノのリールを買った事が無いのでデザイン的に気に入ったカルカッタ コンクエストを買おうかとも思ったが、モデルチェンジの過渡期なのか小型の50系ハイギアモデルが無い。
50系だとDC(デジタルコントロール)モデルはあるのだが、何だか気に入らない。
普通に遠心ブレーキだけじゃあ駄目なのかねぇ?
個人的にはベイトリールはバックラッシュする事があるのは当たり前・・・って認識ですが、何だかバックラッシュするリールは不良品みたいな認識のユーザーが増えたのかなぁ。
それじゃあって事で昔馴染みのABUの最新丸形リールを買おうかと思ったら、モラムZX1600/3600シリーズはちょっと前に生産中止。
人気無かったのかねぇ?
消去法で残るはRevo LTX位か。
上位機種のLTZ AE74-Racingだと、スペアスプールが付いているのは良いんだけれど変な黄色のラインが入っていて何だか安っぽい。
ダイワの赤いリールもそうなんだけど、いい歳をしたオッサンが流行り物に手を出すだけでも見っともないのに派手なカラーは勘弁してほしい・・・(個人的感想なのでオーナーの方は気を悪くしないで下さい)
LTXはマグネシウムフレームというのは魅力的だが、良く調べてみるとメインギアがアルミ・・・
まあ、昔の2500Cもレベルワインドギアがアルミだったりするのだけど、モジュールの小さなハイギアでアルミだと耐久性とかどうなんでしょう?
まあ、私のように何十年も同じリールを使い続けるユーザーは少数派だとは思いますが。
ギアが真鍮、スタンダードグレードのLTの方が長く付き合えるか・・・フレームの材質はジュラルミンだから海でも使えるし。
他に上位機種との違いはギア比が7.1:1(74cm)と少々低目。
LTZが8.0:1(86cm)、LTXが7.9:1(82cm)とグレードダウンするに従ってギア比も少なくなるけれど、そもそもそんなにハイギアにする必要があるのか?
現在使用している渓流用リールのギア比はカーディナル33が5.1:1、ABU506は3.92:1(らしい)。
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2010/04/17
2010/04/10
カーディナルのスプール径は44mmなのでラインを42mmまで巻いたとすれば42×3.14×5.1=67.3cm。
ABU506はRECOMMENDED LINE LEVELが47mmなので47×3.14×3.92=57.9cm。
個人的にはハンドル1回転で55cm以上の巻き取りだったらOKかな?
特に欲しいリールも無いから、取り敢えず手持ちのリールを使ってみるか。
手持ちで渓流用に使える小型ベイトリールと言えば、アンバサダー2500CとSM1600Cの2つ。
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2010/03/07
2010/03/14
両方とも完全にノーマルだが、2500Cでも5g程度のルアーは使えます。
もっとも現在渓流で使っているルアーは3g以下の物もあるのでSM1600Cの方が良さそうだ。
細いストレートグリップとの組み合わせだと2500Cはちょっとバランスが悪いしねぇ。
暫く使っていなかったのでオーバーホール開始。
ウルトラキャストのシャフトレススプール、レベルワインドはハンドル側で駆動しているのでスプールにレベルワインド用や4000/5000番系のようなクリッカー用ギアが無くシンプルでコンパクト。
遠心ブレーキ用ユニットを取り外す。
ベアリングを取り出す。
遠心ブレーキと反対側のベアリングは、遠心ブレーキ側のベアリングを外してから割り箸などでじんわりと押すと黒い樹脂パーツが外れます。
ベアリングは内径φ3、外径φ10、幅4、形式はDDR-1030 。
パーツクリーナーで洗浄。
金属部品は良いが、古い樹脂パーツにケミカルを使うのは抵抗があるなぁ・・・超音波洗浄機を買うか?
久し振りにドラグも脱脂。
ハンドルナットから注油し過ぎると摩擦材に回る事があるので注意。
ウルトラキャスト以前のアンバサダーと比較すると摩擦材の面積が大きくなっていて微調整も効くが、ドラグが滑った時に音がしないのでちょっと物足りない事がある。
クリーニングが終わったら組立、オイルは純正です。
歴代アンバサダーでも最小?最軽量???のスプール、重量は9g。
最近はサードパーティーから軽量スプールが販売されている機種もありますが、古い上に不人気なのでそんな物は無い・・・下巻+PEライン、ベアリングや遠心ブレーキを含めて19g。
スプール径は32mmなので、30mmまで巻くと巻き上げ寸法は30×3.14×6.3=59.3cm。
ウルトラキャスト用遠心ブレーキ各種。
軽い順番に、青、白、黒。
白と黒は一見同じ大きさですが、内部を貫通している穴径が微妙に異なる。
ハンドルは余っているのを使うか・・・ウッドノブのマグサーボ用がマッチしそうだ。
2010/03/21
取り付けようとしたら、微妙にサイスが合わない・・・2500Cに付いていたショートのダブルハンドルに交換。
サイズの割には少々重いが、最近は精々2~3時間しか釣らないので問題無し。
実釣。
一番軽量な青い遠心ブロックを1個使用していたのだが3gクラスのプラグをキャストするには少々ブレーキが効き過ぎる。
先端部を薄くカットして重量調整。
ベアリングはシールドを外してみた。
これで軽量ルアーもすっ飛んで行くようになったが、スプール径が小さい事もあって一瞬でも気を抜くとバックラッシュしてしまう。
今時のマグネットチェーンを実施。
これで充分実用になったが・・・来春、モラムの新型って出ないのかねぇ?
Posted by KAZU@ at 10:10│Comments(0)
│釣:リール
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