2014年07月12日
4×4MAGAZINE 別冊:ランドクルーザー特集号
※一部写真を非公開にしています。
昔のランドクルーザーのカタログを幾つか御紹介してきましたが、今回は関連書籍ネタです。

4×4MAGAZINE 別冊:ランドクルーザー特集号。

1990年8月31日発行、定価1500円(本体1456円)。
関連記事リンク
車の雑誌と言えば、スポンサーである自動車メーカーの提灯記事ばかりでお金を出して買うのが馬鹿馬鹿しい物が多い訳ですが、当時の4×4MAGAZINE誌は比較的ユーザー目線で内容のある記事が多かった印象があります。
当然ながら無断転載禁止なので内容はお見せできないのですが・・・

90年に相次いでリリースされた80と70、70プラドの記事の総集編です。

ランクル80の記事が33ページ。
ランクル70バン2DOORの記事が22ページ。
ランクル70バン4DOORの記事が14ページ。
ランクル70プラドの記事が20ページ。
何れもオールカラー。
単なる試乗記事では無く、エンジンやミッション、サスペンションなどが詳く図解されています。
他に編集部員が普段乗っているランクルの記事や、ランクル変換史、巻末にはトヨタのチーフエンジニア近藤文雄氏との対談もあって、かなり読み応えのある一冊です。
これだけだと面白く無いので、掲載されている広告でも御紹介しようかと思ったのですが・・・

中には広告が一切無く、裏表紙のプラドだけ。
車の雑誌と言えば過去も現在も半分位はメーカーやアフターマーケット会社の広告なんですが、150ページ近い雑誌で裏表紙の1ページのみ。
まあ、この本自体がトヨタの宣伝と言えなくもありませんが、結構特異な雑誌です。
後は当時販売されていたステッカーなどグッズの写真は載せても怒られないかな?

当時の四駆には大抵このステッカーが貼ってあったんですが、最近は見ないねぇ・・・まあクロカン四駆自体、首都圏じゃあ絶滅危惧種だからねぇ。
と、思ったら何時の間にか4×4MAGAZINE誌は休刊になっていたのか!
ネット媒体で存続しているみたいだが、毎月新車が次々と販売されていた80年代末~90年代初頭と違って取材する車が無いんじゃないか?
初期の4×4MAGAZINE誌も新車販売が少なかったんでペラペラの雑誌に軽の普通車の4×4バージョンの記事を載せていたけれど、この御時勢じゃあゴリゴリのクロカン記事は難しいだろうねぇ・・・
昔のランドクルーザーのカタログを幾つか御紹介してきましたが、今回は関連書籍ネタです。
4×4MAGAZINE 別冊:ランドクルーザー特集号。
1990年8月31日発行、定価1500円(本体1456円)。
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2011/05/14
車の雑誌と言えば、スポンサーである自動車メーカーの提灯記事ばかりでお金を出して買うのが馬鹿馬鹿しい物が多い訳ですが、当時の4×4MAGAZINE誌は比較的ユーザー目線で内容のある記事が多かった印象があります。
当然ながら無断転載禁止なので内容はお見せできないのですが・・・

90年に相次いでリリースされた80と70、70プラドの記事の総集編です。
ランクル80の記事が33ページ。
ランクル70バン2DOORの記事が22ページ。
ランクル70バン4DOORの記事が14ページ。
ランクル70プラドの記事が20ページ。
何れもオールカラー。
単なる試乗記事では無く、エンジンやミッション、サスペンションなどが詳く図解されています。
他に編集部員が普段乗っているランクルの記事や、ランクル変換史、巻末にはトヨタのチーフエンジニア近藤文雄氏との対談もあって、かなり読み応えのある一冊です。
これだけだと面白く無いので、掲載されている広告でも御紹介しようかと思ったのですが・・・

中には広告が一切無く、裏表紙のプラドだけ。
車の雑誌と言えば過去も現在も半分位はメーカーやアフターマーケット会社の広告なんですが、150ページ近い雑誌で裏表紙の1ページのみ。
まあ、この本自体がトヨタの宣伝と言えなくもありませんが、結構特異な雑誌です。
後は当時販売されていたステッカーなどグッズの写真は載せても怒られないかな?

当時の四駆には大抵このステッカーが貼ってあったんですが、最近は見ないねぇ・・・まあクロカン四駆自体、首都圏じゃあ絶滅危惧種だからねぇ。
と、思ったら何時の間にか4×4MAGAZINE誌は休刊になっていたのか!
ネット媒体で存続しているみたいだが、毎月新車が次々と販売されていた80年代末~90年代初頭と違って取材する車が無いんじゃないか?
初期の4×4MAGAZINE誌も新車販売が少なかったんでペラペラの雑誌に軽の普通車の4×4バージョンの記事を載せていたけれど、この御時勢じゃあゴリゴリのクロカン記事は難しいだろうねぇ・・・
Posted by KAZU@ at 10:10│Comments(2)
│車:書
この記事へのコメント
いつも楽しく拝読しております。
4×4マガジン別冊をテーマにした記述を読ませていただき、すっかり忘れていたあることを思い出しました。
手前は十数年ほど前、徳間書店が発刊した釣りのシリーズ本に協力させていただいたことがあります。
担当編集者はフリーランスで、何度か会って居酒屋バナシなどするうちに、4×4マガジン編集長を数年お勤めになった、ということが分かりました。
その方が編集長に在任したのは90年代終わりで、四駆ブームの急速な終焉にともなって同誌が発行・実売を大きく減らしていたころ。
それを受けて新任編集長として立てた方針が、4×4マガジンが元来持っていた「広告に頼らない『暮らしの手帳』的編集方針」をいっそうに先鋭化させ、ブームに左右されない頑強な足場を構築する、という指針だったそうです。
当然ながら広告主の意向に反した誌面が増え、細々と続いていた広告収入が途絶え、読者から送られてくる励ましの手紙(すごく多かったそうです)を心のよりどころにしてがんばったそうですが、しかし思うように発行部数は伸びず、結局のところ会社から編集方針変更を言い渡され、これを遠因として会社を出てフリーランスになった、と。
手前は四輪駆動車を所有したことがありませんし、4×4マガジンも読んだことがありません。
またすっかり忘れていたことなので、自分の記述に関して記憶違い・認識違いなどがあるかもしれません。
しかし今回のブログ記事で本件を思い出し、長々と書かせていただきました。
4×4マガジン別冊をテーマにした記述を読ませていただき、すっかり忘れていたあることを思い出しました。
手前は十数年ほど前、徳間書店が発刊した釣りのシリーズ本に協力させていただいたことがあります。
担当編集者はフリーランスで、何度か会って居酒屋バナシなどするうちに、4×4マガジン編集長を数年お勤めになった、ということが分かりました。
その方が編集長に在任したのは90年代終わりで、四駆ブームの急速な終焉にともなって同誌が発行・実売を大きく減らしていたころ。
それを受けて新任編集長として立てた方針が、4×4マガジンが元来持っていた「広告に頼らない『暮らしの手帳』的編集方針」をいっそうに先鋭化させ、ブームに左右されない頑強な足場を構築する、という指針だったそうです。
当然ながら広告主の意向に反した誌面が増え、細々と続いていた広告収入が途絶え、読者から送られてくる励ましの手紙(すごく多かったそうです)を心のよりどころにしてがんばったそうですが、しかし思うように発行部数は伸びず、結局のところ会社から編集方針変更を言い渡され、これを遠因として会社を出てフリーランスになった、と。
手前は四輪駆動車を所有したことがありませんし、4×4マガジンも読んだことがありません。
またすっかり忘れていたことなので、自分の記述に関して記憶違い・認識違いなどがあるかもしれません。
しかし今回のブログ記事で本件を思い出し、長々と書かせていただきました。
Posted by 釣具あきんど at 2014年07月13日 12:14
釣具あきんどさん、こんにちは。
色々と興味深いコメント、拝読させて頂きました。
4×4MAGAZINE誌は80年代末から毎月購読していましたが、2002年を最後に購読を止めてしまいました。
最後に購入した5月号のメイン記事は『国産四駆ヒットモデル10台の実力』というものですが、90プラドとジムニー以外はエクストレイルやフォレスターなど普通の乗用車雑誌で取り上げるような記事ばかり・・・
そんな訳で読むのを止めてしまったのですが、車に限らず雑誌はこの先減る一方でしょうね。
貴重なコメント、有難う御座いました。
色々と興味深いコメント、拝読させて頂きました。
4×4MAGAZINE誌は80年代末から毎月購読していましたが、2002年を最後に購読を止めてしまいました。
最後に購入した5月号のメイン記事は『国産四駆ヒットモデル10台の実力』というものですが、90プラドとジムニー以外はエクストレイルやフォレスターなど普通の乗用車雑誌で取り上げるような記事ばかり・・・
そんな訳で読むのを止めてしまったのですが、車に限らず雑誌はこの先減る一方でしょうね。
貴重なコメント、有難う御座いました。
Posted by KAZU@
at 2014年07月13日 13:06

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