2018年01月19日
化石(いし)の記憶 たがみよしひさ 作:断捨離
自宅のPCデスクの小さな引き出しの中にコイツが入っていて、時々取り出して眺めています。
参考リンク:モササウルス - Wikipedia
ワニのような顎を持ち、最大18mになる肉食海棲爬虫類の歯の化石。
パプアニューギニアで目撃情報があるUMA、ミゴーはモササウルスの生き残りと言う説があるようです。
大きさは4cm弱。
随分昔に、何処かの恐竜展へ行った時に購入。
恐竜の全身骨格の化石なんて、下手をすると億単位なんでとても買えませんが、こいつはモロッコ周辺では大量に出土するようで手頃な価格で買えました。
以前、開口健記念館に行った時に巨匠のデスク上にアンモナイトの化石が置いてありましたがあれは結構なお値段だったはず。
関連記事リンク
好きなんですよ、古代生物。
さて、今回の断捨離ネタは、又もたがみ先生のコミックスです。
「化石(いし)の記憶」。
参考リンク:化石の記憶 - Wikipedia
B5サイズの大判コミックスでカバー付き。
1985年に連載が開始されたタイムスリップ(トリップ)物のSFです。
タイムスリップSF漫画(含むアニメ)って、最近非常に多いですね。
作中でも「ファイナルカウントダウン(1980年アメリカ映画)」、「戦国自衛隊(1971年SFマガジン)」、「時をかける少女(1967年SF小説)」、を引き合いに出していますが、大抵は近代から精々戦国時代近辺位までにタイムスリップする話です。
しかし、「化石(いし)の記憶」ではいきなり恐竜がウヨウヨ生息している太古の時代に飛ばされてしまいます。
現代人が一方通行で過去にタイムスリップするだけでは無く、有史以前の巨大生物が現在に現れると言う設定は斬新で面白かった。
3冊並べてみると、裁断部分が色違いになっているという凝った造りになっています。
タイムスリップ+恐竜SFと言えば、星野之宣先生の「ブルーホール」が1991年。
amazon
新装版 ブルーホール(1) (モーニングコミックス)
参考リンク
ブルーホール (漫画) - Wikipedia
他には比較的最近の海外ドラマで「Terra Nova」とか、「プライミーバル」などは面白かった。
参考リンク
Terra Nova 〜未来創世記 - Wikipedia
プライミーバル - Wikipedia
「Terra Nova」では現代から過去への一方通行で過去から恐竜が現在へやって来る事はありませんが、他の作品は時空の裂け目を通って過去の生物が現在に出現するというストーリー。
もしかしたら私の知らない元ネタがあるのかも知れませんが、「化石(いし)の記憶」と良く似ています。
特に「プライミーバル」なんて、脚本家は絶対「化石(いし)の記憶」を読んでるだろう・・・と思うのですが。
物語のあらすじは例によってWikiを参照して頂くとして、ここではブログの趣旨にのっとって当時の車の話でもしますか。
冒頭、道に迷った山中でアンキロサウルスに激突するのがセリカXX(ダブルエックス:後のスープラ)他にCR-X、初代MR2(ミッドシップ)、シルビア(ガゼール)・・・ちなみに2巻に出てくるのはスバルアルシオーネ、4代目セリカ・・・これらの車に共通する特徴は判りますか?
いずれも現在は絶滅したリトラクタブル・ヘッドライト搭載車です。
参考リンク:リトラクタブル・ヘッドライト - Wikipedia
今見ても、XXのデザインは秀逸ですねぇ・・・当時はリトラクタブル全盛期だったんだね。
上記Wikiを読む限り今後販売される新型車にリトラが搭載される事は無さそうなのは残念。
ちなみに「それさえもおそらくは平穏な日々」を見ると、当時のたがみ先生の愛車はシルビアだった模様。
他には、1巻の最後で警官から逃げるのに主人公がブルーバードを強奪していますが、これはフロントグリルにSSSのエンブレムがある辺りはたがみ先生らしい拘りですかね。
「化石(いし)の記憶」は電子書籍化もされているみたいなので、今時こんな大判の書籍が欲しい人は少ないと思うけれど、取り敢えず出品。
参考リンク
ヤフオク:化石(いし)の記憶 たがみよしひさ著 1~3巻
例によってオマケを付けますか。
まずは「別冊SFイムズ③たがみよしひさマガジン」。
1984年3月20日発行、定価590円。
「アフリカの太陽」なども収録されていますが、個人的にはたがみ先生の作品で一番好きな「HERO」が書き下ろし32Pで掲載されています。
「HERO」は短編ですが、円谷プロとタイアップして実写ドラマにしたら面白いのに・・・と、常々思っています。
次は「デュオ別冊 たがみよしひさの世界」。
昭和58年(1983年)5月31日発行、定価400円。
「戦士」のようなハードボイルド作品も掲載されていますが、巻末の「メカに乗った主人公達」と「たがみよしひさなんでもBEST5」が面白い。
もう一冊、「ペーパームーンコミックス それさえもおそらくは平穏な日々」。
1986年5月10日初版発行、定価880円。
上記3冊はいずれも「化石(いし)の記憶」と同じB5サイズです。
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化石(いし)の記憶 (Vol.1) (秋田文庫 (22-3))
参考リンク:モササウルス - Wikipedia
ワニのような顎を持ち、最大18mになる肉食海棲爬虫類の歯の化石。
パプアニューギニアで目撃情報があるUMA、ミゴーはモササウルスの生き残りと言う説があるようです。
大きさは4cm弱。
随分昔に、何処かの恐竜展へ行った時に購入。
恐竜の全身骨格の化石なんて、下手をすると億単位なんでとても買えませんが、こいつはモロッコ周辺では大量に出土するようで手頃な価格で買えました。
以前、開口健記念館に行った時に巨匠のデスク上にアンモナイトの化石が置いてありましたがあれは結構なお値段だったはず。
関連記事リンク
2011/09/25
好きなんですよ、古代生物。
さて、今回の断捨離ネタは、又もたがみ先生のコミックスです。
「化石(いし)の記憶」。
参考リンク:化石の記憶 - Wikipedia
B5サイズの大判コミックスでカバー付き。
1985年に連載が開始されたタイムスリップ(トリップ)物のSFです。
タイムスリップSF漫画(含むアニメ)って、最近非常に多いですね。
作中でも「ファイナルカウントダウン(1980年アメリカ映画)」、「戦国自衛隊(1971年SFマガジン)」、「時をかける少女(1967年SF小説)」、を引き合いに出していますが、大抵は近代から精々戦国時代近辺位までにタイムスリップする話です。
しかし、「化石(いし)の記憶」ではいきなり恐竜がウヨウヨ生息している太古の時代に飛ばされてしまいます。
現代人が一方通行で過去にタイムスリップするだけでは無く、有史以前の巨大生物が現在に現れると言う設定は斬新で面白かった。
3冊並べてみると、裁断部分が色違いになっているという凝った造りになっています。
タイムスリップ+恐竜SFと言えば、星野之宣先生の「ブルーホール」が1991年。
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新装版 ブルーホール(1) (モーニングコミックス)
参考リンク
ブルーホール (漫画) - Wikipedia
他には比較的最近の海外ドラマで「Terra Nova」とか、「プライミーバル」などは面白かった。
参考リンク
Terra Nova 〜未来創世記 - Wikipedia
プライミーバル - Wikipedia
「Terra Nova」では現代から過去への一方通行で過去から恐竜が現在へやって来る事はありませんが、他の作品は時空の裂け目を通って過去の生物が現在に出現するというストーリー。
もしかしたら私の知らない元ネタがあるのかも知れませんが、「化石(いし)の記憶」と良く似ています。
特に「プライミーバル」なんて、脚本家は絶対「化石(いし)の記憶」を読んでるだろう・・・と思うのですが。
物語のあらすじは例によってWikiを参照して頂くとして、ここではブログの趣旨にのっとって当時の車の話でもしますか。
冒頭、道に迷った山中でアンキロサウルスに激突するのがセリカXX(ダブルエックス:後のスープラ)他にCR-X、初代MR2(ミッドシップ)、シルビア(ガゼール)・・・ちなみに2巻に出てくるのはスバルアルシオーネ、4代目セリカ・・・これらの車に共通する特徴は判りますか?
いずれも現在は絶滅したリトラクタブル・ヘッドライト搭載車です。
参考リンク:リトラクタブル・ヘッドライト - Wikipedia
今見ても、XXのデザインは秀逸ですねぇ・・・当時はリトラクタブル全盛期だったんだね。
上記Wikiを読む限り今後販売される新型車にリトラが搭載される事は無さそうなのは残念。
ちなみに「それさえもおそらくは平穏な日々」を見ると、当時のたがみ先生の愛車はシルビアだった模様。
他には、1巻の最後で警官から逃げるのに主人公がブルーバードを強奪していますが、これはフロントグリルにSSSのエンブレムがある辺りはたがみ先生らしい拘りですかね。
「化石(いし)の記憶」は電子書籍化もされているみたいなので、今時こんな大判の書籍が欲しい人は少ないと思うけれど、取り敢えず出品。
参考リンク
ヤフオク:化石(いし)の記憶 たがみよしひさ著 1~3巻
例によってオマケを付けますか。
まずは「別冊SFイムズ③たがみよしひさマガジン」。
1984年3月20日発行、定価590円。
「アフリカの太陽」なども収録されていますが、個人的にはたがみ先生の作品で一番好きな「HERO」が書き下ろし32Pで掲載されています。
「HERO」は短編ですが、円谷プロとタイアップして実写ドラマにしたら面白いのに・・・と、常々思っています。
次は「デュオ別冊 たがみよしひさの世界」。
昭和58年(1983年)5月31日発行、定価400円。
「戦士」のようなハードボイルド作品も掲載されていますが、巻末の「メカに乗った主人公達」と「たがみよしひさなんでもBEST5」が面白い。
もう一冊、「ペーパームーンコミックス それさえもおそらくは平穏な日々」。
1986年5月10日初版発行、定価880円。
上記3冊はいずれも「化石(いし)の記憶」と同じB5サイズです。
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化石(いし)の記憶 (Vol.1) (秋田文庫 (22-3))
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