ＲＯＤ＆ＲＵＮ

今回のネタも最近は全く見掛けないルアー。



プレスコットのドクタースプーンです。



これも随分歴史の有るルアーで、HPを見たら60年前から販売されているようだ。

最近は全く見掛けないけれど、70年代には結構メジャーなルアーで当時日本製コピーも販売されていました。
オリムピックのルアーセットと言うのがあって、スプーンやスピナー（全部有名外国製ルアーのコピー品）が5個セットになってプラスチックケースに入った物が販売されていて、その中にドクタースプーンのコピー品もありました。

当時のオリムピックのカタログはABUやメップスのパチ物のオンパレードで、有る意味凄かったなぁ。

こいつは10年位前に海外通販で購入した物。

オンリーワン、独特のデザイン。



スローイングナイフみたいな形状ですね。



Original 2in1spoon、って書いてありますが、何が2in1かと言うとフックを前後入れ替えてアクションを変えられると言う事。



パッケージの裏を見るとラインをワイドエンド側に結ぶとウォブリングアクションしながら中層を引け、深場を攻める時にはナロー側にラインを結ぶ様に書かれています。



以前、フックを前後付け変えて試した事もあるのだが、正直劇的にアクションが変わると言う物でも無かったような気がするのだが。

比較的板厚は薄く、Rも控え目。



特徴的な赤い3個のドットペイント。



魚の眼のイミテートなら2個で足りると思うのだが、何で3個なのか？

現在はペイントだが、大昔の物は赤いビーズが針金で固定してあったのではないかと思うのだが、海外検索しても資料が見つからなかった・・・

実は赤いグラスアイが付いたコピー品も持っているんで、次回紹介します。

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