2009年05月02日
ゼブコ ドル(ドール) ディッチディガー
今回紹介するのはドル(ドール)のディッチディガー。
70年代中旬に購入した物。
最近バス釣りを始めた人には、ドル(ドール)って何っ?て言われそうだが・・・当時は他にもルアーを幾つかリリースしていたんだけれど、今は見かけないねぇ?
関連記事リンク:ゼブコ ドル(ドール) フイッシュ
何時頃無くなっちゃったんだろう。
リップ裏面にモデル名が印字されているんだが、部分的に汚れている。
正確な名前を忘れてしまったのでネットで調べたのだが、ディッチディガーと言うモデル名にたどり着くには苦労したよ。
ヤフオクで数件ヒットしただけでまともな写真も無い。
どんだけマイナーなんだって話なんだが、今時ネット上に殆ど情報が無いのはある意味凄いと思う。
当時は結構店頭に並んでいたんだがなぁ。
度々このブログで引き合いに出している『ブラックバス釣りの楽しみ方』のP52『春の晴れた日。夏の晴れた日。秋の晴れた日。』と言うページにバルサ50と一緒にロッドチップからディッチディガーがぶら下がっている写真が載っている。
関連記事リンク:ブラックバス釣りの楽しみ方
関連記事リンク:バルサ50 オリジナル
フローティングのダイビングプラグです。
金属リップにスナップ付き。
ディッチディガーと言うのは『溝堀り人夫』と言う意味らしいけれど、このリップで湖底を小突くような使い方を想定していたのだろうか?
フックは当時の定番、小ぶりなイーグルクロー。
金属製の大きなリップの影に隠れて根掛り回避性能に優れる。
軽いサウンドのラトル入りです。
こいつはクローズドフェイスリールで有名なゼブコ社のカタログに載っていました。
関連記事リンク:ABU アブマチック1275
当時のゼブコ社のカタログはカラー写真が大変綺麗で、バスの水中写真なんかの背景をバックにして、ドル(ドール)社のメッキがギンギラギンの光モノプラグが怪しく釣り人を誘っていた訳ですよ。
ボディーの立体的なスケールや、
ヒレの細かな造形。
当時のへドンやアーボガストには無かったリアルな仕上げが斬新でした。
現在でこそ、ジャパンハイテクルアー軍団のまるで生餌のようなスーパーリアル仕上げがありますが、当時はこのような写実的なルアーは珍しかったんじゃないか?
もっとも小魚の形状をそっくりコピーしている訳では無く、小魚の特徴をデフォルメしてきちんとデザインされているのは素晴らしい。
洋物絵本の挿絵にこんな魚のイラストがありますな。
樹脂ボディーをメッキして、
鰭や口元に赤いグラデーション。
細く黒い側線、赤い鰓。
金色の目。
カラーリングにしても、結構手が掛っているんだよね。
一番関心するのは何と言ってもボディー表面の鱗の凹凸。
現在の加工技術なら簡単に金型が作れるんだろうけれど、今から30年前にこれだけ凝った造り込みをするには相当な苦労があったのじゃあないか。
ちなみに鱗のパターンや形状は左右で微妙に異なる。
それにしても、これが30年前のルアーに見える?
現在の釣具店に並んでいても古臭さを感じさせない、時代を先取りしたルアーだったのではないかと思う。
70年代中旬に購入した物。
最近バス釣りを始めた人には、ドル(ドール)って何っ?て言われそうだが・・・当時は他にもルアーを幾つかリリースしていたんだけれど、今は見かけないねぇ?
関連記事リンク:ゼブコ ドル(ドール) フイッシュ
何時頃無くなっちゃったんだろう。
リップ裏面にモデル名が印字されているんだが、部分的に汚れている。
正確な名前を忘れてしまったのでネットで調べたのだが、ディッチディガーと言うモデル名にたどり着くには苦労したよ。
ヤフオクで数件ヒットしただけでまともな写真も無い。
どんだけマイナーなんだって話なんだが、今時ネット上に殆ど情報が無いのはある意味凄いと思う。
当時は結構店頭に並んでいたんだがなぁ。
度々このブログで引き合いに出している『ブラックバス釣りの楽しみ方』のP52『春の晴れた日。夏の晴れた日。秋の晴れた日。』と言うページにバルサ50と一緒にロッドチップからディッチディガーがぶら下がっている写真が載っている。
関連記事リンク:ブラックバス釣りの楽しみ方
関連記事リンク:バルサ50 オリジナル
フローティングのダイビングプラグです。
金属リップにスナップ付き。
ディッチディガーと言うのは『溝堀り人夫』と言う意味らしいけれど、このリップで湖底を小突くような使い方を想定していたのだろうか?
フックは当時の定番、小ぶりなイーグルクロー。
金属製の大きなリップの影に隠れて根掛り回避性能に優れる。
軽いサウンドのラトル入りです。
こいつはクローズドフェイスリールで有名なゼブコ社のカタログに載っていました。
関連記事リンク:ABU アブマチック1275
当時のゼブコ社のカタログはカラー写真が大変綺麗で、バスの水中写真なんかの背景をバックにして、ドル(ドール)社のメッキがギンギラギンの光モノプラグが怪しく釣り人を誘っていた訳ですよ。
ボディーの立体的なスケールや、
ヒレの細かな造形。
当時のへドンやアーボガストには無かったリアルな仕上げが斬新でした。
現在でこそ、ジャパンハイテクルアー軍団のまるで生餌のようなスーパーリアル仕上げがありますが、当時はこのような写実的なルアーは珍しかったんじゃないか?
もっとも小魚の形状をそっくりコピーしている訳では無く、小魚の特徴をデフォルメしてきちんとデザインされているのは素晴らしい。
洋物絵本の挿絵にこんな魚のイラストがありますな。
樹脂ボディーをメッキして、
鰭や口元に赤いグラデーション。
細く黒い側線、赤い鰓。
金色の目。
カラーリングにしても、結構手が掛っているんだよね。
一番関心するのは何と言ってもボディー表面の鱗の凹凸。
現在の加工技術なら簡単に金型が作れるんだろうけれど、今から30年前にこれだけ凝った造り込みをするには相当な苦労があったのじゃあないか。
ちなみに鱗のパターンや形状は左右で微妙に異なる。
それにしても、これが30年前のルアーに見える?
現在の釣具店に並んでいても古臭さを感じさせない、時代を先取りしたルアーだったのではないかと思う。
Posted by KAZU@ at 10:10│Comments(0)
│釣:ルアー
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。