2012年05月12日
コールマン ラウンドスクリーン2ルームハウス
ゴールデンウィークを利用して、北海道へキャンプに行って来ました。
今回から新しいテントを投入。
コールマンのラウンドスクリーン2ルームハウスです。
●サイズ:約320×230×170(h)cm(インナーテント)、約320×270×170(h)cm(タープ)
●収納時サイズ:約φ28×82cm
●重量:約20kg
●フライ材質:75Dポリエステルタフタ(UVPRO、PU防水、シームシール)
●インナー材質:68Dポリエステルタフタ(撥水加工)
●フロア材質:210Dポリエステルオックス(PU防水、シームシール)
●ポール材質:FRP約φ12.5mm(ルーフ)
●スチール:約φ19mm(レッグ)
●FRP:約φ11mm(サイド)スチールφ19mm、長さ約180cm(キャノピー)
●耐水圧:約2、000mm(フロア2、000mm)
●定員:4~5人用
●仕様:キャノピー、前室、メッシュドア×2、ストームガード、ベンチレーション、ランタンハンガー、メッシュポケット、ギアハンモック
●付属品:キャノピーポール×2、ペグ、ロープ、ハンマー、キャリーバッグ
メーカー品番170T14150J
blog@naturumのアイコン?にも使用されている、代表的なファミリーテントですな。
おそらく膨大な数のユーザーがいて、ハイシーズンの人気キャンプ場に行ったら同じ物が幾つも並んでいるかも知れません。
中には人と同じ物は嫌だと言って敬遠される方もいるのではないかと推察されます。
個人的には季節外れのキャンプ場で他にキャンパーが全く居ないとか、いても数人と言うロケーションが多いので問題無し。
ここ10年位、コールマンのROUND 3POLE DOME 300 Tentと同じくコールマンの3Pole Screen Tarpの組み合わせでキャンプをしていたのですが、昨年車を大型RVから4ドアセダンに乗り換えたので装備をコンパクトにしたかった事や、特にテントのフライシートの老朽化が目立ってきたので買い替えを検討。
関連記事リンク:ROUND 3POLE DOME 300
関連記事リンク:3Pole Screen Tarp
ネットで情報収集を進める一方、スケッチアップでモデリングして各種テントと比較しました。
関連記事リンク
スクリーンタープは今迄の物を継続して使用、テントだけアメニティードームにスケールダウンする案はテントの全高が低いので却下。
関連記事リンク:ラウンドスクリーン2ドームVSアメニティードーム
ロゴス リンクドゥーブルはテント部分は広いがタープ部分が狭い。
関連記事リンク:ロゴス リンクドゥーブル3257FR-K-NAを作る
小川キャンパル ヴェレーロ5は2名使用ではちょっと大き過ぎる。
関連記事リンク:小川キャンパル ヴェレーロ5を作る
コールマンには同形状の2ルームでワイドスクリーン2ルームハウスIIと言うのがあります。
こいつが新製品と言う事なのか、実際に使用しているユーザーがあまり居ないようで、ネットで情報収集しても有益なユーザーレポートが皆無。
スケッチアップでモデリングしたのですが、ラウンドスクリーン2ルームハウスとの違いが良く判らない訳ですよ。
関連記事リンク:コールマンワイドスクリーン2ルームハウスを作る
最初は名前が『ワイド』になっているんでラウンドスクリーンより大きいのでは?と思っていたのですが、サイズ的には殆ど同じ。
フレーム形状の違いから考えるとラウンドスクリーンより耐風耐雨性を向上させたモデルではないかと思うのですが・・・
昔は台風直撃でも平気でキャンプしていましたが、最近は悪天候時はビジネスホテルに逃げる軟弱キャンパーなので、壁面が垂直に立ち上がっていてスクリーンタープ部分の居住性が良さそうなラウンドスクリーン2ルームハウスの方が魅力的です。
又、ワイドスクリーン2ルームハウスの方はスクリーンタープのポールが長い一本物で、強度は優れているかも知れないけれど、一人で設営する時にはラウンドスクリーン2ルームハウスのように短いポールを継いで行く方が取り回しが簡単。
何より決め手は収納サイズ。
ワイドスクリーン2ルームハウスは直径34×82cm。
ラウンドスクリーン2ルームハウスは直径28×82cm。
あまり違いが無さそうですが、中型セダンの小さなトランクでこの差は結構大きい訳ですよ。
以上の理由で、最終的にコールマンのラウンドスクリーン2ルームハウスに決定。
購入したのはナチュラムの【ラウンドスクリーン2ルームハウス】+【頑丈ペグ20×4本】&【頑丈ペグ30×4本】と言う奴。
ネット価格をチェックしていたら週末限定で3万円を切っていた・・・良いタイミングで買えました。
テント単体で購入するのも付属品込みで買う方のも同じ価格と言うのはお買い得感がありますな。
もっともセット購入した頑丈ペグは、石混じりの地面に打ち込むなら使い道もありますが、一般的なキャンプ場ではプラペグの方が使い易いので出番が有りませんが・・・
ちなみに各種テントをスケッチアップでモデリングした時に、御覧頂いている方々には購入時は現物確認するように注意していましたが、個人的には購入前にラウンドスクリーン2ルームハウスの現物チェックを一切しませんでした。
何より時間が無いし、都合良くこんな大型テントを常設しているショップが近くにはありません・・・
さて、実物の確認ですが、まずは購入目的の一つである収納時のコンパクトさについて。
今迄使用していたROUND 3POLE DOME 300 Tentと3Pole Screen Tarpと並べて見るとボリュームは殆ど半分近くになります。
一番下がラウンドスクリーン2ルームハウス、その上がROUND 3POLE DOME 300 Tentと3Pole Screen Tarp、一番上がヘキサタープ。
関連記事リンク:コールマン ヘキサタープ M Ⅳ
真ん中の二つが一番下の一つにまとめられる訳です。
もっとも一回収納袋から出すと、二度と元通りに収納出来なくなりますが。
重たいポールが別の手提げ付き袋に収納されているので別梱にするのが実用的です。
それでは組み立ててみますか。
関連記事リンク
最初に黒いポールをスクリーンタープ天頂部にクロスさせて通します。
フライシートのスリーブには差し込むポールの色に合わせて目印が付いているので間違える事は無し。
屋根の部分が出来たらコーナーポールを四隅に差し込む。
ポール下端を差し込むコーナーループは赤く目立つ様になっているので間違い難い。
スクリーンタープ側を立ててからテントのメインポールをスリーブに通してテント部分を組み立て。
テントのメインポールとコーナーポールは束ねてマジックテープで止めます。
スクリーンタープのコーナーポール(4カ所)を巻き込む様に自在ロープをペグダウン。
コールマンではデュアルストームガードと言っている様です。
風に弱いスクリーンタープ、日中は無風でも夜中に強風になる事も有るので、必ず張って置きましょう。
インナーテントの下にはブルーシートを敷きます。
インナーテントはフックでぶら下げる。
インナーテントの底部にもブルーシートを敷いています。
完成。
実際の設営、撤収は一人でやって30分少々。
ちなみに取扱説明書には『設営は2人以上で行って下さい』となっています。
テントとタープを別々に設営、撤収するよりは遥かに楽ですな。
付属のキャノピーポール(2本)で庇が出せます。
庇はポールさえあれば3方向に出す事が可能です。
変化する風向きに合わせて開放方向が変えられるのは便利ですな。
スクリーンタープ天頂部分には開閉可能なベンチレーション。
ベルクロで支柱を立てて大きく開く様になっている。
以前使っていたスクリーンタープには無い機能です。
スクリーンタープ中央にロゴスのピラミッドグリルを配置、大人4人で囲んで大量の肉類を炭火焼きしましたが内部が煙くなる事も無く、効果的に排気出来るようだ。
関連記事リンク:ロゴス ピラミッドグリル
インナーテントは5人用と言う事だが、実際には荷物を置いたりするので大人2名と子供1名位迄がゆとりを持って使えるだろう。
スクリーンタープ側入り口の左右に三角形のベンチレーションがある。
テントの小さな方の出入り口上部にも三角形のベンチレーションがあるが、天井は出入り口側よりスクリーンタープ側が高くなっている。
上昇気流の自然換気を考えると配置はイマイチかな?
フライシート部分も開閉可能になっている。
今回の北海道は50年振りと言う暖かさで、日中はTシャツ一枚になっていましたがインナーテント内部は結構暑くなりました。
関連記事リンク
盛夏で多人数が眠るような場合は何か工夫が必要かも知れません。
関連記事リンク
最低気温も8度位迄しか下がらなかったので、耐寒試験は今後の課題です。
思ったよりも強度も有り、今回は早朝、突然の強風に吹かれたがタープが倒壊する事も無く、安眠出来た。
珍しく天候に恵まれたので、土砂降り時の防水性も不明です。
耐水圧は約2、000mmってなっていますが、生地の耐水圧が低かろうが高かろうが水漏れしてくる場所は縫い目の部分。
構造的にテント部分のポールがクロスする部分がテンションが掛る上に水が溜まり易い構造になっているので、この部分だけでも目止め材を塗った方が良さそうですな。
関連記事リンク:デュポン ハイパロン シーム シーラー
さて、今回は5泊程使った訳ですが、少々気になる事が・・・
まずは張る場所の選定が一苦労。
全長が5mを超えるのだが、整地されたオートキャンプ場でも多少の凹凸や傾斜が有る訳ですよ。
5mの完全な平坦地なんて無いので、普通に設置するとどうしても全体が捻じれたり歪んだりしてしまいます。
この点はテントとタープを別々に張った方が色々と応用が効きます。
以前使用していたスクリーンタープは、外側がモスキートネットになっていたのでタープ内側から壁面の開閉が可能だったのだが、ラウンドスクリーン2ルームハウスは外に出ないと壁面をネットに出来ないのが少々不便。
そして、購入直後だと言うのにトラブル発生・・・3日目の朝、撤収中に突然タープ部分の黒いメインポールのショックコードが切れてポールがバラバラになった。
ピンボケだが・・・端から30cm位の所で、鋭い刃物で切った様にすっぱり切れている。
ジョイント部分で挟んだ訳でも無いし、無理やり引っ張った訳でも無い。
こんな切れ方をするのは初期不良なんだろうなぁ・・・
まあ、購入したばかりなのでメーカーにクレームを入れれば無償で修理してくれそうな気もするが、長期キャンプの途中で壊れたらどうにもならないよねぇ。
応急修理しようと思ったら、ポールの前後に竹輪の様なブッシュが入っていて、ショックコードに結び目を作ったらポールを通らない構造になっている・・・うーん、メンテナンス性も悪いねぇ・・・
四苦八苦して切れて残った長い方のショックコードを限界まで引っ張って、ギリギリで全てのポールを繋げる事が出来たが、もしも修復出来なくてポールがバラバラの状態での設営は相当面倒だろう。
もっとも一番問題だなぁと思うのはテント部分のフライシートの形状なんですけどね。
内側から見ると良く判りますが、テント部分のフライシートが地面から離れていて外部と素通しになっています。
スクリーンタープ部分には裾の部分にフラップが有るんですが、インナーテント側ががら空きなので風が吹き込んで来る。
今回は残雪が残っている様なキャンプ場ばかりだったので虫が殆どいませんでしたが、夏場だったらスクリーンタープ内で食事をしていても手足をヤブ蚊にボコボコになるまで刺され、蛾の入ったカレーライスを食べる事に?
まあ、価格が価格なので多くを望むのは酷なのかも知れませんが、これじゃあスクリーンタープがモスキートネットになっていても、全く意味が無いと思うのだが・・・
低価格と言う事で、キャンプ入門用として購入の検討をしている方もいらっしゃるのではないかと推察されますが、特に夏場にキャンプを考えている方にはお勧め出来ません。
ワイドスクリーン2ルームハウスの方は全周フラップ付きみたいだ・・・この辺が価格差なんですかねぇ?
関連記事リンク:コールマン ラウンドスクリーン2ルームハウス:改造編
まあ、もう買っちゃったんで使い方を工夫するしか無いけどね。
取敢えずポールのショックコードを交換しなければ・・・
関連記事リンク
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コールマン純正ポールリペアショックコード
今回から新しいテントを投入。
コールマンのラウンドスクリーン2ルームハウスです。
●サイズ:約320×230×170(h)cm(インナーテント)、約320×270×170(h)cm(タープ)
●収納時サイズ:約φ28×82cm
●重量:約20kg
●フライ材質:75Dポリエステルタフタ(UVPRO、PU防水、シームシール)
●インナー材質:68Dポリエステルタフタ(撥水加工)
●フロア材質:210Dポリエステルオックス(PU防水、シームシール)
●ポール材質:FRP約φ12.5mm(ルーフ)
●スチール:約φ19mm(レッグ)
●FRP:約φ11mm(サイド)スチールφ19mm、長さ約180cm(キャノピー)
●耐水圧:約2、000mm(フロア2、000mm)
●定員:4~5人用
●仕様:キャノピー、前室、メッシュドア×2、ストームガード、ベンチレーション、ランタンハンガー、メッシュポケット、ギアハンモック
●付属品:キャノピーポール×2、ペグ、ロープ、ハンマー、キャリーバッグ
メーカー品番170T14150J
blog@naturumのアイコン?にも使用されている、代表的なファミリーテントですな。
おそらく膨大な数のユーザーがいて、ハイシーズンの人気キャンプ場に行ったら同じ物が幾つも並んでいるかも知れません。
中には人と同じ物は嫌だと言って敬遠される方もいるのではないかと推察されます。
個人的には季節外れのキャンプ場で他にキャンパーが全く居ないとか、いても数人と言うロケーションが多いので問題無し。
ここ10年位、コールマンのROUND 3POLE DOME 300 Tentと同じくコールマンの3Pole Screen Tarpの組み合わせでキャンプをしていたのですが、昨年車を大型RVから4ドアセダンに乗り換えたので装備をコンパクトにしたかった事や、特にテントのフライシートの老朽化が目立ってきたので買い替えを検討。
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関連記事リンク:3Pole Screen Tarp
ネットで情報収集を進める一方、スケッチアップでモデリングして各種テントと比較しました。
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2012/03/03
スクリーンタープは今迄の物を継続して使用、テントだけアメニティードームにスケールダウンする案はテントの全高が低いので却下。
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ロゴス リンクドゥーブルはテント部分は広いがタープ部分が狭い。
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小川キャンパル ヴェレーロ5は2名使用ではちょっと大き過ぎる。
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コールマンには同形状の2ルームでワイドスクリーン2ルームハウスIIと言うのがあります。
こいつが新製品と言う事なのか、実際に使用しているユーザーがあまり居ないようで、ネットで情報収集しても有益なユーザーレポートが皆無。
スケッチアップでモデリングしたのですが、ラウンドスクリーン2ルームハウスとの違いが良く判らない訳ですよ。
関連記事リンク:コールマンワイドスクリーン2ルームハウスを作る
最初は名前が『ワイド』になっているんでラウンドスクリーンより大きいのでは?と思っていたのですが、サイズ的には殆ど同じ。
フレーム形状の違いから考えるとラウンドスクリーンより耐風耐雨性を向上させたモデルではないかと思うのですが・・・
昔は台風直撃でも平気でキャンプしていましたが、最近は悪天候時はビジネスホテルに逃げる軟弱キャンパーなので、壁面が垂直に立ち上がっていてスクリーンタープ部分の居住性が良さそうなラウンドスクリーン2ルームハウスの方が魅力的です。
又、ワイドスクリーン2ルームハウスの方はスクリーンタープのポールが長い一本物で、強度は優れているかも知れないけれど、一人で設営する時にはラウンドスクリーン2ルームハウスのように短いポールを継いで行く方が取り回しが簡単。
何より決め手は収納サイズ。
ワイドスクリーン2ルームハウスは直径34×82cm。
ラウンドスクリーン2ルームハウスは直径28×82cm。
あまり違いが無さそうですが、中型セダンの小さなトランクでこの差は結構大きい訳ですよ。
以上の理由で、最終的にコールマンのラウンドスクリーン2ルームハウスに決定。
購入したのはナチュラムの【ラウンドスクリーン2ルームハウス】+【頑丈ペグ20×4本】&【頑丈ペグ30×4本】と言う奴。
ネット価格をチェックしていたら週末限定で3万円を切っていた・・・良いタイミングで買えました。
テント単体で購入するのも付属品込みで買う方のも同じ価格と言うのはお買い得感がありますな。
もっともセット購入した頑丈ペグは、石混じりの地面に打ち込むなら使い道もありますが、一般的なキャンプ場ではプラペグの方が使い易いので出番が有りませんが・・・
ちなみに各種テントをスケッチアップでモデリングした時に、御覧頂いている方々には購入時は現物確認するように注意していましたが、個人的には購入前にラウンドスクリーン2ルームハウスの現物チェックを一切しませんでした。
何より時間が無いし、都合良くこんな大型テントを常設しているショップが近くにはありません・・・
さて、実物の確認ですが、まずは購入目的の一つである収納時のコンパクトさについて。
今迄使用していたROUND 3POLE DOME 300 Tentと3Pole Screen Tarpと並べて見るとボリュームは殆ど半分近くになります。
一番下がラウンドスクリーン2ルームハウス、その上がROUND 3POLE DOME 300 Tentと3Pole Screen Tarp、一番上がヘキサタープ。
関連記事リンク:コールマン ヘキサタープ M Ⅳ
真ん中の二つが一番下の一つにまとめられる訳です。
もっとも一回収納袋から出すと、二度と元通りに収納出来なくなりますが。
重たいポールが別の手提げ付き袋に収納されているので別梱にするのが実用的です。
それでは組み立ててみますか。
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2012/04/29
最初に黒いポールをスクリーンタープ天頂部にクロスさせて通します。
フライシートのスリーブには差し込むポールの色に合わせて目印が付いているので間違える事は無し。
屋根の部分が出来たらコーナーポールを四隅に差し込む。
ポール下端を差し込むコーナーループは赤く目立つ様になっているので間違い難い。
スクリーンタープ側を立ててからテントのメインポールをスリーブに通してテント部分を組み立て。
テントのメインポールとコーナーポールは束ねてマジックテープで止めます。
スクリーンタープのコーナーポール(4カ所)を巻き込む様に自在ロープをペグダウン。
コールマンではデュアルストームガードと言っている様です。
風に弱いスクリーンタープ、日中は無風でも夜中に強風になる事も有るので、必ず張って置きましょう。
インナーテントの下にはブルーシートを敷きます。
インナーテントはフックでぶら下げる。
インナーテントの底部にもブルーシートを敷いています。
完成。
実際の設営、撤収は一人でやって30分少々。
ちなみに取扱説明書には『設営は2人以上で行って下さい』となっています。
テントとタープを別々に設営、撤収するよりは遥かに楽ですな。
付属のキャノピーポール(2本)で庇が出せます。
庇はポールさえあれば3方向に出す事が可能です。
変化する風向きに合わせて開放方向が変えられるのは便利ですな。
スクリーンタープ天頂部分には開閉可能なベンチレーション。
ベルクロで支柱を立てて大きく開く様になっている。
以前使っていたスクリーンタープには無い機能です。
スクリーンタープ中央にロゴスのピラミッドグリルを配置、大人4人で囲んで大量の肉類を炭火焼きしましたが内部が煙くなる事も無く、効果的に排気出来るようだ。
関連記事リンク:ロゴス ピラミッドグリル
インナーテントは5人用と言う事だが、実際には荷物を置いたりするので大人2名と子供1名位迄がゆとりを持って使えるだろう。
スクリーンタープ側入り口の左右に三角形のベンチレーションがある。
テントの小さな方の出入り口上部にも三角形のベンチレーションがあるが、天井は出入り口側よりスクリーンタープ側が高くなっている。
上昇気流の自然換気を考えると配置はイマイチかな?
フライシート部分も開閉可能になっている。
今回の北海道は50年振りと言う暖かさで、日中はTシャツ一枚になっていましたがインナーテント内部は結構暑くなりました。
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2012/05/03
盛夏で多人数が眠るような場合は何か工夫が必要かも知れません。
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2008/03/29
最低気温も8度位迄しか下がらなかったので、耐寒試験は今後の課題です。
思ったよりも強度も有り、今回は早朝、突然の強風に吹かれたがタープが倒壊する事も無く、安眠出来た。
珍しく天候に恵まれたので、土砂降り時の防水性も不明です。
耐水圧は約2、000mmってなっていますが、生地の耐水圧が低かろうが高かろうが水漏れしてくる場所は縫い目の部分。
構造的にテント部分のポールがクロスする部分がテンションが掛る上に水が溜まり易い構造になっているので、この部分だけでも目止め材を塗った方が良さそうですな。
関連記事リンク:デュポン ハイパロン シーム シーラー
さて、今回は5泊程使った訳ですが、少々気になる事が・・・
まずは張る場所の選定が一苦労。
全長が5mを超えるのだが、整地されたオートキャンプ場でも多少の凹凸や傾斜が有る訳ですよ。
5mの完全な平坦地なんて無いので、普通に設置するとどうしても全体が捻じれたり歪んだりしてしまいます。
この点はテントとタープを別々に張った方が色々と応用が効きます。
以前使用していたスクリーンタープは、外側がモスキートネットになっていたのでタープ内側から壁面の開閉が可能だったのだが、ラウンドスクリーン2ルームハウスは外に出ないと壁面をネットに出来ないのが少々不便。
そして、購入直後だと言うのにトラブル発生・・・3日目の朝、撤収中に突然タープ部分の黒いメインポールのショックコードが切れてポールがバラバラになった。
ピンボケだが・・・端から30cm位の所で、鋭い刃物で切った様にすっぱり切れている。
ジョイント部分で挟んだ訳でも無いし、無理やり引っ張った訳でも無い。
こんな切れ方をするのは初期不良なんだろうなぁ・・・
まあ、購入したばかりなのでメーカーにクレームを入れれば無償で修理してくれそうな気もするが、長期キャンプの途中で壊れたらどうにもならないよねぇ。
応急修理しようと思ったら、ポールの前後に竹輪の様なブッシュが入っていて、ショックコードに結び目を作ったらポールを通らない構造になっている・・・うーん、メンテナンス性も悪いねぇ・・・
四苦八苦して切れて残った長い方のショックコードを限界まで引っ張って、ギリギリで全てのポールを繋げる事が出来たが、もしも修復出来なくてポールがバラバラの状態での設営は相当面倒だろう。
もっとも一番問題だなぁと思うのはテント部分のフライシートの形状なんですけどね。
内側から見ると良く判りますが、テント部分のフライシートが地面から離れていて外部と素通しになっています。
スクリーンタープ部分には裾の部分にフラップが有るんですが、インナーテント側ががら空きなので風が吹き込んで来る。
今回は残雪が残っている様なキャンプ場ばかりだったので虫が殆どいませんでしたが、夏場だったらスクリーンタープ内で食事をしていても手足をヤブ蚊にボコボコになるまで刺され、蛾の入ったカレーライスを食べる事に?
まあ、価格が価格なので多くを望むのは酷なのかも知れませんが、これじゃあスクリーンタープがモスキートネットになっていても、全く意味が無いと思うのだが・・・
低価格と言う事で、キャンプ入門用として購入の検討をしている方もいらっしゃるのではないかと推察されますが、特に夏場にキャンプを考えている方にはお勧め出来ません。
ワイドスクリーン2ルームハウスの方は全周フラップ付きみたいだ・・・この辺が価格差なんですかねぇ?
関連記事リンク:コールマン ラウンドスクリーン2ルームハウス:改造編
まあ、もう買っちゃったんで使い方を工夫するしか無いけどね。
取敢えずポールのショックコードを交換しなければ・・・
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2019/09/30
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コールマン純正ポールリペアショックコード
2016/10/22
Posted by KAZU@ at 10:10│Comments(2)
│キャンプ:住
この記事へのコメント
キャンプWEBマガジン「CAMP HACK」編集部の松田と申します。
「ラウンドスクリーン2ルームハウス」特集記事にこちらのページの設営風景のお写真をいくつか使用させていただきたいのですが、いかがでしょうか?
大変お手数で恐縮ではございますが、19日(木)までに下記アドレスかコメント返信でご連絡いただければ幸いです。
ご連絡ない場合は画像の使用はいたしません。
それではご連絡お待ちしております。
matsuda@spacekey.co.jp
「ラウンドスクリーン2ルームハウス」特集記事にこちらのページの設営風景のお写真をいくつか使用させていただきたいのですが、いかがでしょうか?
大変お手数で恐縮ではございますが、19日(木)までに下記アドレスかコメント返信でご連絡いただければ幸いです。
ご連絡ない場合は画像の使用はいたしません。
それではご連絡お待ちしております。
matsuda@spacekey.co.jp
Posted by 「CAMP HACK」編集部 at 2017年01月17日 16:07
「CAMP HACK」編集部 殿
御連絡お頂き、有難う御座いました。
写真の使用については問題ありませんが、出来れば引用元を表記して頂ければと思います。
コメントを頂き、有難う御座いました。
御連絡お頂き、有難う御座いました。
写真の使用については問題ありませんが、出来れば引用元を表記して頂ければと思います。
コメントを頂き、有難う御座いました。
Posted by KAZU@ at 2017年01月17日 20:42
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